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各選手レーティング
ロリス・カリウス
評価:B
BIG6を相手にするという絶好のアピールチャンスかと思われたが、まさかの被枠内シュート0。好調のチームの中で一人ビルドアップで何度ヒヤリとさせるプレーを連発し、むしろ悪い部分で目立ってしまった。
強いて期待出来る部分があったとすれば、セットプレー等のハイボールの処理。出る所は出るというは徹底しているようで、迷いない飛び出しからパンチングで相手のチャンスを封じた。
ジョー・ゴメス
評価:A
前回の先発から驚く程に大幅にプレーの質が向上。まるで左SBのミルナーを見ているようだった。何よりも評価できるのがプレーの選択判断。決して早い訳では無いが、その場その場で100%のプレーをしており、見ていて安心感があった。対人の強さも圧倒的で、それだけでなく攻撃面でもクロスで先制点をアシストするなど、本職がCBの選手だと考えると素晴らしい出来だった。
先日U-21イングランド代表キャプテンの就任が発表され、今後の彼の活躍に大いに期待だ。
ジョエル・マティプ
評価:A
肉弾戦、空中戦、ライン統率、ビルドアップ、全てにおいてハイクオリティなプレーをを90分継続して披露した。
昨シーズンもそうだったが、好不調の波がほとんどなくチームに貢献できる彼のような選手は非常に貴重であり重要だ。
デヤン・ロブレン
評価:A
彼は今自分の持っている能力の限界がしっかり分かっていることが最大の強み。
自分が無理だと思うことは無理にしない。
そして限界以上が必要だと判断した時に身を犠牲にしてのボール奪取がとても熱い。
いつもマティプの足を引っ張っているイメージが強かったが、今では皆無。
モレノ先発復帰時にかなりカバーに苦労して自分の印象まで悪くされていたが、しっかりとここ数試合で修正できている。
アルベルト・モレノ
評価:A
今節パス成功率チーム1位。
やはり彼がいるいないで攻撃の厚みが全然違う。ロバートソンは安定の質であるが、脅威ではなかった。
ドリブルやスピード、フィードキックやクロスの鋭さはモレノの方が一枚上手。
それ以上に守備が難だということで出場機会を得れていなかったわけだが、今節を見てファンもこれなら大丈夫だと安心できたのではないだろうか。
守備力が低いなりに「頑張って」いる。
完全にボール奪取が出来なくても、カットでタッチラインへ出したり、無理だと思ったらすぐにクリアをしたり、飛び込まず相手を遅らせたり… 最低限の事は出来ている。
ジョーダン・ヘンダーソン
評価:S | GOOD |
圧倒的な存在感。
トランジションの判断力が凄まじい。
前線でボールを相手に取られた瞬間、アンカーなのに次の壁のごとく現れて奪い、次の攻撃への糸口となった。
相手にほぼカウンターがなかったのは彼のお陰と言っても過言ではない。
ジニ・ワイナルドゥム
評価:S | MVP |
この通信簿で、彼の仕事はチームのバランスを取ることなのだろうと何度も言っていたが、この試合で確信がついた。今節はその仕事の最高レベルを発揮できた印象。
なによりも大柄とは言えないあの体格で、中盤でボールを一切取られずにキープできるのはチームにとって強みだ。
開幕戦、第2節の不調が嘘のようなハツラツとしたプレーだった。
エムレ・ジャン
評価:A | GOOD |
彼の最大の特徴である、ゴリゴリの推進力が前半序盤から繰り出され、完全に無双状態だった。守備面でもジニと連携をとって自分のスペースはしっかり守った。
まだまだ若くて荒削りな部分も残ってはいるが、既にワールドクラスのクオリティを随所で発揮しているだけに、大化けするのも時間の問題ではと思えた試合だった。
サディオ・マネ
評価:S | GREAT |
彼がシュートモーションに入るだけでなにかワクワクしてしまうような感覚があった。
もう打てば入るといった感じ。
左サイドを完全に制圧した。取れそうで取れない間合いだったりはもはや異次元の領域。今シーズンのリバプールは彼が鍵になるだろう。
モハメド・サラー
評価:A | GOOD |
新加入選手とは思えないほどのフィット感。チームメイトにも自分のストロングポイントを分かってもらっており、思う存分に爆発的なスピードを見せつけている。
個人技だけでなく、ゲームメイクが出来ることがリバプールに新たな強みをもたらした。
得点シーンではプレスから奪って独創するなどクロップの求めるプレーを早速披露しており、彼の補強は今の所大当たりだと言える。
ロベルト・フィルミーノ
評価:S | GOOD |
点を取ったかと思えば、アシストもする。
偽9番という役割ではなく、また新たなストライカー像を確立しているように感じる。
最近個人的に感心するのが、ハイボールの勝率。データとしては分からないのだが、真っ向にヘディング対決をするのではなく、先に身体を入れて100%の状態でキープ。目立たないプレーだが、そういった小さな貢献がチームに大きく還元されている。
ダニエル・スタリッジ
評価:A
交代出場で得点という交代選手としてこれ以上ない仕事をした。フィルミーノが絶対的な地位を手にし始めているだけに、彼にとっては勝負の年だ。少ない出場機会でもこのように結果を残して這いつくばるしかない。
個人的にはフィルミーノを脅かすほどの競争が見たい。
ジェームズ・ミルナー
評価:B
試合状況的にも溶け込みやすい状況だったのでいつも通りのプレーが出来た。
交代枠でミルナーを使えるというのは不安がないし、本当に贅沢な選択肢。チェンバレンも入りより層に厚みが加わった。
マルコ・グルイッチ
評価:-
ユルゲン・クロップ
評価:S
これぞ、ユルゲン・フットボール。
が完全に体現された。
それがまたアーセナル相手となると今後非常に自信に繋がるのではと感じる。
あとは、昨シーズンかなり苦しんだ下位チームとの戦い方。苦しいゲームでもパレス戦の様に粘り勝ちが出来れば、昨シーズン以上の成績も期待できるのでは。
総括
相手のチーム状況があったとはいえ、個人的には凄いゲームを見たと感じ、全体的に高めの配点になった。
CLでのホッフェンハイム戦での勝利。
これがCL本戦出場権だけでなく、かなりチームとしても大きな価値があったのではと感じさせる、自信に満ち溢れたゲームプランだった。
今回見えた攻撃においてのプランとして、
①第一選択肢はサイドの裏
②無理であればフィルミーノに預け、中盤2枚を含めて相手のディフェンスラインを崩す
その2つを完全に徹底していた。
そして、その2つでアーセナルを完全に崩壊させた。裏抜けでも崩しでもサラーとマネが起点となっており、今シーズンのリバプールはサイドが鍵になりそうだ。
また、この試合特に目立ったのがトランジションの圧倒的な速さ。ボールを奪われた瞬間、ヘンダーソンを起点にして相手3バックがビルドアップorカウンターを始める前に一気にプレスを仕掛ける。まんまとハマった相手3バックは混乱に陥っていた。
これがシーズンを通してどの相手でも出来れば全試合で圧倒的なゲームが出来るだろう。しかし、そう上手くはいかないのが今のリバプールだ。途中でなにかしらの壁が待ち構えている。そこにどう対応するか、とてつもなく高いゲームクオリティを見た今、視線はそこに向けなければならない。
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チェンバレン S
スパイとしてアーセナル側に出場
無気力なプレーでグーナーからの怒りを買うなど素晴らしかった
いつも楽しく見させてもらってます。
本当に圧倒的でこんなに上手くいっていいのかと逆に不安になるほどの試合でしたね。
個人的には次節がマンシティですからそこで本当の力が見えてくるのかなと思ってます。
待ってました!笑
毎回楽しみにしてます。
今節に関してはほぼ全員がハイパフォーマンスだったので、褒めることしかできません。笑
とはいえやはりカリウスは見過ごせませんね。
ほぼほぼ仕事がなかったので、余計ヒヤヒヤするシーンが目立ってしまいました。
なんか昨シーズン失った自信をまだ持ち越してる感じでした。
クロップがミニョレがNo. 1だと公言してますので、カップ戦で自信と試合勘と取り戻したいですね。
あと印象に残ったシーンは70分辺りだったと思うのですが、3点差で余裕がある状況のなか、チャンが中盤で全速力で相手をチェイスしてスライディングでかっさらったシーンです!
リードしてる展開だと、集中力を欠いたプレーや気の抜いたプレーをしてる印象が昨シーズンまであったので、その点も成長を感じました!
チャンはいよいよ化けそうですね!
そしてスタリッジの決定力も相変わらず。
彼がしっかり計算が立てばリーグと欧州と高いレベルで追って行ける気がします!
とにかく今節は素晴らしかった!
シティ戦も楽しみです!