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本記事はLFC公式Facebook(日本語版)より許可を頂いて引用しています。
スパルタク・モスクワ戦後のユルゲン・クロップ監督のコメントをご紹介します。
リバプールにとっては“簡単な試合”でしたね?
「いいや、とんでもない。簡単なんかじゃなかった。6-0の時点で、アシスタントたちと一緒に座っていたんだが、顔を見合わせて“凄いな!どうしたんだ?”って思ったものさ。7-0で負けるなんてことはそう多くはないだろうが、3-0、4-0、5-0となっても、相手はまだ諦めていなかったし、チャンスも作っていて、ゴールを決められそうな場面だってあった。我々は今夜のようなレベルで正確にプレーしなければならなかったんだ。自分たちが成長する上でも素晴らしい結果だったよ。」
7-0での勝利はこのグループで2度目ですが、対戦相手のレベルも関係しているのでしょうか?
「実際のところは我々のクオリティが関係していると言えるだろう。マリボル戦でも7ゴール決めてはいるが、今夜と同じ場所でセビージャを相手に引き分けてもいる。スポーツにおいて、良いチームのパフォーマンスに対してしっかり敬意が示される時が私は好きなんだ。今夜は間違いなく我々の方が良いチームだった。だが、モスクワにクオリティが無かったとかそういう話じゃない。彼らは本当に強いチームだし、国内リーグでは順調のようだ。昨シーズンはリーグ優勝しているし、残り何試合かは知らないが、またチャンピオンズ・リーグ出場権を得るチャンスはまだある。今夜は我々の方が良かったということなんだ。良いパフォーマンスとまずまずの結果で、我々はグループ・ステージ突破に値していたんだ。今夜の我々は準備ができていたし、結果にも本当に満足しているよ。」
グループEを首位通過したことについては?
「試合前から、自分たちが首位突破することもできることは分かっていたから、ビッグサプライズということもないだろう。今シーズンは色々なグループで本当に奇妙なことが起きているね。本当に強いチームがたくさんあるということさ。ベスト16に進んで、バイエルン・ミュンヘンだとかレアル・マドリーと対戦したいなんてあまり思わないだろう。それにユーベもいるんだ!かなり興味深いことではあるね。アントニオ・コンテも昨日言っていたと思うが、簡単な相手なんかいないんだ。まぁ彼らが我々を引き当てたとしたら、誰もハッピーだとは思わないだろうね。それでも準備はしていく。それだけは間違いないね。」
週末のダービーを前にして良いパフォーマンスでしたね?
「まぁそうなんだが、アルベルト・モレーノを交代させなければならなかったのはちょっとね。彼はタフな男だ。そんな彼が試合を続けられないって言うなら、深刻かもしれないと考えるべきさ。治療室では彼もちょっとポジティブになっていたから、我々はラッキーだったのかもしれないし、あまり深刻でもないのかもしれない。様子を見てみないとね。我々には選手全員が必要だ。今後の数週間では選手全員が必要だし、特に次の日曜日の試合ではそうなんだ。今夜はセビージャ戦で犯したミスから学んだことを示すことができた。今度はマリボル戦の後のトッテナム戦で犯したミスから学んだということを示さなければならない。日曜日に向けて準備をしていくし、観客の皆さんも我々を後押しする準備をしておいてくれたら、また上手くやれるはずさ。」
今夜のパフォーマンスを他のチームと比べるといかがですか?
「ベターなチームの1つだろうね!いやまぁ正直にいうと気にかけていないんだ。こんな試合を前にも観たなとか考えなければ、もっと簡単に試合を楽しめるんだがね。もちろん、当たり前のことじゃないが、私にとってはそう重要なことじゃない。3-0になった後でちょっと緩みかけた時間があった。まぁ選手たちだって人間なんだから普通のことだよ。ただ、そこから気を引き締めなおすことができたし、我々がどんなに良いプレーができるのかを見せられたと思う。ハーフタイムが終わって出て行くと、また素晴らしいゴールをいくつも決めた。驚くような素晴らしいゴールばかりだったよ。これは今この時だけのことだし、人生の終わりまでずっと続くなんて誰も思わないだろう。この先難しい時期だってあるだろう。ただ、今夜は素晴らしかったね。」
ノックアウト・ステージにイングランド勢5チームが進みましたね?
「正直に言うと、他所のことはそれほど興味がないんだが、クオリティということなんだろうね。チャンピオンズ・リーグに出てくるチームは本当に強力な選手を揃えている。だから、今後どうなっていくのかは見ていきたいね。ただ、事実として、イングランド・フットボールはトップレベルのクオリティを持っているし、ここ近年どうしてこういうことが起きなかったのかが分からないくらいさ。まぁ次のラウンドでイングランドの各チームには対戦相手の選択肢はそう多くはないし、我々も多分4つか5つしかないんじゃないかな。イングランド・フットボールにとっては良いニュースだろうが、ここ最近は良いニュースがたくさんあったと思うよ。ユース代表がワールドカップで優勝したりね。とは言え、こういうことが今後15年とか20年も続くとは思ってはいないよ。」
フィルミーノ、コウチーニョ、サラー、マネのラインナップはチャンピオンズ・リーグの対戦相手に脅威となりますね?
「今夜のようなパフォーマンスを見せたり、冷静さを保っていればね。そうは言っても、同じ選手たちが同じような状況でゴールを決められないことだってあるんだ。それは批判している訳ではなくて、過去にそういうこともあったということさ。今夜のようなパフォーマンスを見せた時には間違いなく100%脅威を与えるだろう。だが、彼らだけじゃない。ドム・ソランケだってそうだし、途中出場したダニエル・スタリッジもそう。彼は2、3点決められただろうし、サディオのゴールを素晴らしいパスでアシストした。中盤だけでも3つか4つの違うラインナップを組めるさ!もし、アルベルトが仮に数試合欠場することになったとしても、我々にはロボもいればミリーもいる。それでも、我々には選手全員が必要だし、フレッシュな状態を維持することが大事なんだ。明日のことは想像がつくよ。きっと誰かがジョーダン・ヘンダーソンのことを話題にするだろう。キャプテンなのに試合に出なかったということでね。私は厳しい決断を下さなければならないし、今夜はそうだったということだ。ヘンドはまず間違いなく次の試合ではプレーするだろう。今夜も彼はプレーできたかもしれないが、決断は下さなければならなかった。うまくいけば良かったと言われるだろうが、そうでなければ皆さんは逆のことを書くだろう。まぁ人生とはそういうものさ。」
今日のフォーメーションについて教えてください。
「コウチーニョを3人のストライカーの後ろに置かなかった。4-4-1-1でプレーしたんだ。フィルとサディオはミッドフィルダーとしてプレーし、守備もしなければならなかった。何故システムを変更したかというと、明確な組織を持ちたかったからさ。ロベルトは走り回り、モーは相手の最終ラインの間に置く。そういうアイデアさ。私が思っていたことで、試合前に選手たちに伝えたのは、負けない為の最善の方法は勝つことだってことさ。もちろん、カウンターを狙って、深く守ろうとすれば、それでも上手くいったかもしれない。今回の我々はこういう方法を試したんだが、チャンピオンズ・リーグの方がプレミア・リーグよりも簡単だなんて思ってはいない。週末はまた違ってくるだろう。もっとボールを持つことになるだろうが、攻撃的すぎるとか守備的すぎるとかそういうことはないだろうね。」
スパルタク・モスクワ戦後のユルゲン・クロップ監督のコメントをご紹介します。
リバプールにとっては“簡単な試合”でしたね?
「いいや、とんでもない。簡単なんかじゃなかった。6-0の時点で、アシスタントたちと一緒に座っていたんだが、顔を見合…