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ケラハー 祝契約延長♪直撃インタビュー
さて、気を取り直して、続いては6月24日に契約延長が発表されたクイヴィン・ケラハーに話を伺ってみましょう。
※以降はこちらの記事を元に妄想で若干味付けされています。
記者)クイヴィン、貴重な時間を割いてくれてありがとう(※若手相手にはちょっと上から)
「いえいえ。全然平気ですよー。」
記)じゃあさっそく。クイヴィンおめでとう。今回の契約にサインして素晴らしい気分なんじゃない?
「もちろんですよ。ようやくサインできて嬉しいですね。交渉とかいろいろあって数ヵ月かかったんで、まとまってくれて嬉しいです。」
記)サインして押印された時はどんな心境だった?来シーズン以降はどうなるかな?
「僕にとっては、これからの数年間、クラブに自分の将来をコミットしたっていうポジティブな瞬間でしたね。ここはとても大きなクラブだし、ここの一員でいられるってのは光栄なことですし。それがこの先数年間の契約を手にする機会をもらったんだから、文句なしに嬉しかったです。このクラブで進歩を続けていきたいですね。ホントですよ。」
記)君の成長はもの凄いね。でも、22歳ってゴールキーパーとしてはとても若いよね?それで短期間のローンで他所に行くかもって憶測もあったけど、ここに残るって決断をした訳だね。アンフィールドに今後数シーズン残るってことは君にとってはベストってことかな?
「おっしゃったとおり、僕はゴールキーパーとしてはまだまだ若いです。だから、リバプールのようなトレーニングの質が世界最高のクラブに残ろうって考えたんです。一緒にトレーニングする選手たちやお手本とするゴールキーパーの水準はおそらく僕の得られる中で最高のものですしね。これは僕の成長を本当に助けてくれますし、僕もプレーする機会を得られれば、それはやはり大きな後押しになってくれるでしょう。チャンピオンズ・リーグ、プレミア・リーグでプレーするチャンスを得られることは、僕の成長に大きな意味があると思います。それが残ると決めた主な理由ですね。」
記)自分の成長に最適だと思うことと、監督の考えを頭に入れておくことって普通は相互関係があると思うけど、ユルゲン・クロップのことや彼が君に言った来シーズンでの君の役割のことを教えてもらえる?
「ユルゲンやゴールキーパー・コーチのジョン(アクターバーグ)やジャック(ロビンソン)と少し話し合ったけど、そう多くはないです。主な話はプレシーズンとかですると思いますから。プレシーズンでどうなるかなって感じですかね。昨シーズンに僕がやっていたことに満足しているとか、僕がチャンスを掴んだ時とかプレーした時によくやったぞって話くらいですかね。だから、来シーズンも成長を続けて、アリやアドリアンにプレッシャーをかけて、競い続けたいって思ってます。僕のベストを尽くしたいですね。」
記)ゴールキーパーはいつもそうだけど、1番のシャツを着ている人は他の選手からいつもプレッシャーをかけられるけど、それで皆がもっと良くなっていくって言うよね。それがクオリティに繋がることを知ってるからだろうけど。アリは世界最高のキーパーだけど、彼のそばで毎日何を学びたいって思っているのかな?
「ホント良いことですね。おっしゃるとおりで毎日3人でお互いに後押しし合っていて、そうした競争は僕たちにとってもアリにとっても良いことだと思います。彼は自分の後ろには2人のトップレベルのキーパーがいることを知っているから、トップパフォーマンスを続ける必要がある訳で、それが彼を本当に良い状態にキープしてくれるんです。」
記)...(お、自分もトップレベルだと言ってるぞ。)
「毎日一緒にトレーニングして、彼からいろんなことを吸収したり、彼が試合でどんなことをしているのか観ているだけで、僕には本当に役立つし、僕の成長を助けてくれます。自分をもっと良くしていける訳ですね。」
記)ファースト・チームの試合でプレーしたってことで、君の成長は今までとは違うレベルになったと思う?ジョン・アクターバーグは他のキーパーがそこのNo.1と同じくらい優れていると信じられるよう後押しすることに力を入れているけど。
「そうですね。ファースト・チームの試合でプレーするという点で今シーズンは僕にとって大きな1年でした。それにもっと重要な試合にも。チャンピオンズ・リーグやプレミア・リーグの試合に出たことは僕の成長には大きな意味がありましたし、うまく対応もできましたしね。そういったレベルでもプレーできて、上手くやれる訳ですから、頑張り続けようとすること、アリにプレッシャーをかけ続けようとすることは僕に大きな自信を与えてくれたと思います。楽しみですよ。彼にプレッシャーをかけ続けていくことで、どうなるかなって感じですかね。」
記)アリソンのようなゴールキーパーのそばに毎日いる結果、どういった直接的な改善ができたと思う?
「毎日彼と一緒にトレーニングをしてれば、自分にも彼と同じことができるって自信を与えてくれると思いますね。それと彼が試合でどんな感じで良いプレーをしているのかを観ていることで、自分が試合に出た時にも、同じようなことができたり、自分の仕事も上手くやれるって自信を持てると思いますね。自分にできるという自信を与えてくれるんです。彼がどうやって上手くやっているかを観ることで、同じようなことができるって自信が持てるんです。」
記)なるほど(謎の自信だ)...ところでアドリアンも新契約にサインしたね。君らはとても上手くやってるから、良いニュースに違いないね。お互いから学んでるって話してたけど、その他にも君が舞台裏で得られている安定も助けになるんじゃない?
「そうですね。アドリアンも新契約にサインしたって知った時は嬉しかったですね。僕たち3人皆とスタッフ、2人のゴールキーパー・コーチはとても上手くやれていて、親密なグループなんです。だから本当に嬉しかったんです。皆一緒に新シーズンを過ごす訳ですから、本当に楽しみです。楽しみたいですね。」
記)待望の代表デビューも果たしたね。いつの日か代表のNo.1キーパーになって、リバプールのようなバカでかいクラブでもプレーするってことが究極の夢だったに違いない子供から成長して、アイルランド代表のゴールキーパーというのは素晴らしいところまで至った訳だね。
「そうですね。僕にとって素晴らしい出来事でした。子供の頃はずっと自分の国の代表でプレーしたい、それをテレビとかで皆に観てもらいたいって思ってました。なので、インターナショナル・ブレイクでそのチャンスを掴んだ時は自分を誇りに思えた瞬間でしたね。今はもっと頑張って、アイルランド代表やリバプールでもっとたくさんの試合でプレーしたいって思ってますよ。」
記)次のシーズンはゴールキーパーとして成長するだけでなく、また観客の前でプレーするという点で、もっと大きな1年になる可能性があるね。うまくいけば代表でも大観衆の前でプレーできるけど、アンフィールドの大観衆は経験済みだ。来シーズンはファンとまた一緒に楽しめるね?
「もの凄く大きなものになると思いますね。誰もがフットボールではファンなしには何の意味もないことを分かっているでしょうからね。昨シーズン目にしてきたように、無観客は別物でしたよ。クリスタル・パレスとの最終戦でさえ、ファンが戻ってきたことでまったく違う試合のように感じたんです。たった1万人だったのは知ってますけど、それでもとても大きなことでまったく違ってました。あれがフットボールのあるべき姿だし、来シーズンはすべての観客が戻ってきてほしいなって思いますね。やっぱり大勢の観客の前でプレーしたいですよ。」
記)昨シーズンはファースト・チームで5試合に出たけど、それを増やしたいって思ってるだろうけど、アリがどうなるとか関係なしに来シーズンはファースト・チームで何かしらのアクションを起こしたいって思ってる?
「そうですね。先ほど言ったとおり、それが主に考えていることです。僕がいくつかの試合でプレーした時に唯一考えていたのは、もう少し試合に出てプレーしたいってことでした。来シーズンは間違いなくチャンスがあるでしょうし、どうなっていくかなって感じですね。チャンスは手にできるって結構確信してるんです。チャンスがあれば、自分のベストを尽くして、自分には能力があるんだってことを見せたいって思ってますよ。」
記)来シーズンをチームとしてどう見ている?選手が完全なフィットネスで戻ってくるだろうし、チームとしても証明しなきゃならないことはあるよね?プレミア・リーグのタイトルを取り戻すことはできそう?
「来シーズンは僕たちにとって大事なシーズン、エキサイティングなシーズンだと思ってます。結構な人数が完全なフィットネスで戻ってきて、プレシーズンとその後に向けた準備もできているでしょうから、エキサイティングなシーズンになるはずですよ。昨シーズンはトップ4に入るってことではとても上手くいったんですが、今はそれをベースに過去数シーズンと同じようにタイトルにチャレンジしたいって思ってます。それが僕たちのメインの目標ですし、エキサイティングだし、楽しみにしてますよ。」
記)遂に新契約を得て、ファースト・チームの一員として確立できたと言えるかな。リバプール・フットボールクラブは君のキャリアの残り期間の為の居場所としたいかな?
「これからのキャリアの為にもここにいたいです。間違いないですね。16歳の頃に来てからずっとここが大好きです。とっても親密で密接なファミリーみたいなクラブですよ。この街が大好きだし、街のすべてが大好きで、ここでのフットボールをとても楽しんでいます。おっしゃったとおり、それが長く続くものかもしれませんね。」
記)それはゴールキーパーにおける心理学の一部なのかな?アリと同じくらい良いキーパーで、君の今の年齢だったら、自分が最終的にはNo.1になれると思う?
「ええ、うまくいけば。毎日ただ頑張り続けて、彼のプレーを反映しようと続けていって、できる限りのベストを尽くしたいです。
僕が出られた試合のすべて、手にできたチャンスすべてでそれを次のレベルに押し上げていって、トレーニングのレベルを高く維持していけば、うまくいけば何時かは自分のチャンスを掴めると思ってますよ。」
記)クイヴィン、ありがとう。
「こちらこそ。実はこれから家族と旅行なんです。プレシーズンにまた会いましょう!」
記)旅行かあ...いいなあ...
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さて、いかがでしたでしょうか。
今回はちょっと遊んでみて、インタビューに少し妄想のやり取りも加えた形で脚色しましたが、大筋は外れてないと思います苦笑
ということで、ひとまずリバプールはゴールキーパー・チームを来シーズンは変えないという判断をしました。
エドワーズの妄想インタビューの中で彼に語らせているように、アドリアンは新天地への移籍を考えるのかな~と思っていたんですが残る決断をしました。本人も言っているとおり、家族がいて、子供もそれなりに大きくなると、彼らの生活のことも(必ずしもという訳ではないにせよ)重要な判断材料となるという良い例かもしれません。
一方のケラハーはこれからの選手。
特殊なポジションだということもあって、アカデミーで頑張っていて期待していたキーパーは大抵他所へ行ってしまってきた(良い例がグラーチ)ので、ようやくファースト・チームに定着してくれそうな選手が出てきて嬉しい限りです。
トレーニングで頑張りすぎるのか、定期的に怪我をしている印象もなくはないですが、徐々に2番手としてのポジションを確立してくれることを期待しています。
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