[開幕超直前検証] アルベルト・モレノは何故復活したのか?

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トリコレッズ

トリコレッズ

日本ではマリノスファンなので、Redsの虜(トリコロール=マリノス)という意味でトリコレッズという名前にしました 戦術・選手分析などをしていきたいと思います

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皆様、初めまして。
新たにリバプールFCラボのライターをさせていただきます、トリコレッズと申します。
初めましてなので、わずかに自己紹介をば。

・リバプールFCを好きになったのはご多聞に漏れず「イスタンブールの奇跡」
・父親が80年代黄金時代からのリバプールファン
・好きな選手はジョーダン・ヘンダーソン
・Jリーグのチームでは横浜F・マリノスのサポーター
・名前はレッズ(リバプールFC)+トリコロール(横浜F・マリノス)を組み合わせて、「レッズの虜」の意味

などです。何かご質問があればご自由にどうぞ!
まだまだ拙いですが、宜しくお願い致します。

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さて、本題に入りましょう。

元々、僕はアルベルト・モレノという選手に非常に期待していました。
スペイン生まれの攻撃的な左利き左SBで、クロスも蹴られる、組み立ても出来る、タイミング良く飛び出すことも出来ると、リーセ以来リバプールが悩み続けてきたポジションに、ついに本格派が来た!と思ったものです。

Alberto Moreno :画像はLFC公式Twitterより

加入直後の14/15シーズン第3節、ホワイトハートレーンでのスパーズ戦で長距離を爆走からのゴールをたたき込んだこともあり(ちなみに、この頃は新加入のバロテッリがまだちゃんとチェイシングしていたりしていました)、その後2シーズンは左SBのレギュラーとして活躍していました(ただ補足しておくと、思ったほどテクニカルな選手ではなく、割とイングランド人のような運動能力を活かしたタイプではありましたが)。

しかし、彼の評価が一変するきっかけになったのは、やはり15/16シーズンの欧州EL決勝でしょう(それまでにも少しずつアラが見え始めていましたが)。以前のモレノのプレーということで、このプレーについても少し解説してみます。

モレノにとっての古巣セビージャ戦、リバプールはスタリッジの超絶シュート(皆さん見たでしょうがこれは必見です)で先制し前半を折り返し、良い流れを保ったまま後半を開始させます。

問題のシーンは後半開始直後の46分、リバプールにとっての右サイドからの相手のサイドチェンジから始まります。プレーは以下の図の通りです。

右サイドからのサイドチェンジに対して強引にクリアに行ったプレーが正しかったかどうかはやや意見が分かれるかも知れません。体勢的にあの位置にしかクリアできなかったのであれば、無理に飛び込む必要はなかったように僕には思えます。ですが、本当の問題はその後です。
縦に抜けようとする相手右SBマリアーノに対しコウチーニョが詰めに来ているものの、ボールを奪うには少し距離があったため、モレノとしてはカットインを警戒しつつドリブルを遅らせ、追いついてきたコウチーニョがボールを奪うというシーンを作るべきだったはず。

しかし、モレノはここでマリアーノが縦にドリブルするコースに入って、体勢も十分でないのに「点」でボールを奪いに行ってしまいます。それに対してマリアーノは開いたモレノの股を抜いてカットイン、モレノはあっさりと交わされてしまい、サイドを抉られたリバプールはマリアーノの高速クロスをガメイロに合わされ失点。結局後半開始直後のこの失点でリズムを握られると、1-3で敗北、2001年カップトレブル以来のEL制覇(当時は前進のUEFAカップ)を逃しました。

このプレーに代表されるモレノの問題点として最も大きなものは、

「守備の最優先事項がわかっていないこと」

なのではないでしょうか。
守備の究極的な目標は、「点を取られないこと」です。必ずしも「ボールを奪うこと」ではないのです。
そのことを理解していないということを如実に露呈してしまったのがあのプレーだったと考えられます。

その後、16/17シーズンのモレノは悲惨でした。
世界的に見ても、左利きの左SBは貴重なのです。さらに、あれほどの攻撃センスがある選手ならば、普通に考えればスタメン当確でしょう。
しかし、現実には、モレノはレギュラーポジションを奪われてしまいます。しかも本職がCMFの選手に(まぁ、ミルナーの本職ポジションというものがそもそも存在するのかという話もありますが…)。
そして16/17シーズンの最終節・ボロ戦では、ルーカスと共に、サポーターからの喝采を受けながら途中出場。明らかに、あのシーンを見ていた誰もが「あぁ、彼らはサポーターへの別れの挨拶の機会を貰ったんだな」と思ったことでしょう。事実、ルーカス・レイバはリバプールでの10年間もの長い歴史に幕を閉じています。

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そして迎えた今プレシーズンでは、当然のように放出候補と見られていました。
ナポリからの£11mのオファーを断ったと報道されたときには、多くのKOPが「確かに安いけど、残しておくよりはマシ」という考えだった様に思います。
さらにハル・シティからアンドリュー・ロバートソンを補強。これで完全に、モレノのマージーサイドでの旅は終わったと見られていました。
事実、プレシーズン序盤のモレノは特に目立つところもなく、期待感もあってロバートソン寄りの意見や報道が多くなっていました。

しかし、ここで誰もが予想し得なかった大転機が訪れます。それはアウディカップのバイエルン戦。
先発出場の機会を得ると、攻守に躍動、左サイドを支配する活躍を見せます。
またアスレティック・ビルバオ戦でもハイレベルなプレーを見せ、今ではKOPによる開幕戦スタメン予想ではモレノ推しの意見もかなり見られています。

それにしても、一体彼はどう変わったのでしょうか?
ここでは、バイエルン戦のモレノのプレーを分析してみましょう。
(とはいえ、この分析作業、簡単なものではありませんでした。というのも、「モレノの良いプレー」を探すわけではなく、「これまでのモレノなら出来なかっただろうけどこの試合では出来ているプレー」を探さなければならないわけですから…)

 

まず、全体的に言えることとして、「ゾーンディフェンスのポジショニングが改善された」ことと「ゾーンとマンマークの切り替えのタイミングの向上」が挙げられます。正直に言うと、バイエルン戦でのモレノのプレーが守備的に極めて安定していたのは、この二つの組み合わせが高レベルで安定したところが非常に大きいのです。

この試合で、モレノを含むバックラインの4人は隣との距離感をコンパクトにすることを基本的に重視し、ディフェンスライン全体でPA幅程度をキープすることを心がけているように思えます。
これは最近の欧州サッカーにおいてよく見られるポジショニングで、CBとSBの間のスペース、いわゆるニアゾーンを使われないための基本的なポジショニングです。まず、この距離感が適切に取れていることで、セットした状態でのディフェンスのスタート地点の安定が試合を通じて得られています。
ちなみに言うと、SBよりも外側のスペースにボールを運ばれたときには、インサイドハーフと協力して対応する方法を基本的にとっています。攻撃時にもインサイドハーフとサイドバックは自由にポジションを入れ替えており、アンダーラップを促すような形でインサイドハーフが外に流れるパターンも見受けられました。このあたりの攻撃参加のタイミングは元々モレノは良いものを持っているため、そういった攻撃の形にも今後注目でしょう。

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そして、劇的に向上したプレーが、後者の「ゾーンとマンマークの切り替えのタイミング」です。これについては具体的なプレーを用いて後々解説していきます。

で、バイエルン戦を見直しながらモレノのプレーを見ていたのですが、正直に言ってあまりに良いプレーが多く、どこを選択するか非常に悩みました。僕がメモしたプレーの数で言うとなんと38!今数えてみて改めてちょっと驚きました。つまり2〜3分に1回良いプレーをしていることになります。どれをピックアップしようか困りましたが、モレノの成長した項目に分けて4プレーを紹介していこうと思います。

(1)危機察知能力の向上、守備への執着心

最初は5分43秒からのプレー。

このシーン、もともとモレノはレバのマークをロヴレンに受け渡し、自分はこぼれ球に集中しようと思っていたのでしょう。しかし、マティプがやや中途半端なポジションを取っていた裏をうまくミュラーにつかれた関係でロヴレンがミュラーのマークに流れてしまったため、モレノはレバを逃してしまう形になりました。

(ここは恐らくモレノのミスで、マティプのポジションを見ればモレノは自分でついて行く判断をした方が良かったと思われます。モレノとレバでは競り合いでは勝負にならないことは分かりますが、ついていかないという理由にはなりません。事実、ミュラーの落としたボールが合っていたら、レバとカリウスが1対1になる状況でした)

そうすると、モレノはなかなか難しい対応を迫られることになります。というのは、目の前で大男4人が競り合っているところで、その落としをフォローしつつ、ファーサイドへのこぼれ球に対応しなければならないという状態を、後ろ向きに走りながらこなさなければならないという状態だったからです。もともとの目論見が外れたことで、焦りもあったでしょう。

 

しかし、アーリークロスが上がってからのモレノの対応は素晴らしかったです。ボールが浮いている間は簡単には食いつかず、落とされたときにはレバより早く動き始めてボールをカットしています。落とされたボールがレバにとってマイナスになってしまったこともありますが、ボールに対して食いつくスピード、相手が足を出してきている中で頭でカットしに行く姿勢は、これまで見られなかった「守備への執着」を感じるプレーでした。同様のプレーが、ラフィーニャに入ったボールに対し体で当たりに行った3分58秒のプレーです。

また、既に書きましたが、ボールが浮いている間に無理に突撃しなかったところも非常に重要です。こぼれ球をレバがトラップしようとした瞬間を狙って足元にタックルを仕掛けたりするプレーが以前なら見られたでしょうが、今回は状況確認を優先しています。今まで落ち着きのなかったモレノのプレーが改善されているのは、こういったところに見受けられます。

(2)「ゾーンとマンマークの切り替え」

前述の「ゾーンとマークの切り替え」について、具体的なシーンを見てみましょう。21分30秒付近のプレーです。またもやリベリからのロングボールですが、今度はモレノ側にボールが入った時のプレー。

味方のビルドアップがカットされ、一瞬カウンターを受けるような形になるものの、相手がスピードダウンしたことで守備陣形を整えることに成功。まず、この時点で、ややスクランブルな状況から素早くゾーンディフェンスのポジションに戻ることが出来ていることが成長です。
ですが、一瞬気の抜けそうなその瞬間を逃さないのがリベリとミュラー。インサイドに絞っていたラフィーニャが外に開くのと入れ替わりで、ミュラーがやや後ろから走り込んできます。そこに合わせてリベリがロングボールを供給します。

これもまたモレノには難しい対応で、ミュラーが走り込んでくるタイミングではリベリはまだ蹴っていないため、ミュラーについて行くのか、ゾーンを守るのか、タイミングを掴みづらい状態です。早く動き出しすぎると、ミュラーを囮として空いたスペースに再度ラフィーニャが入ってくる可能性もあり、動き出しが遅いとミュラーが完全にフリーになってしまうという状況です。その中でモレノはベストのタイミングで動き出し、ロングボールを蹴らせた上でミュラーへの対応も間に合っています。

 

また、このプレーでは、ゾーンを守る際には視野を広く取っておく必要がある関係でバックステップで下がる訳ですが、マンマークに移行する瞬間にターンして前向きに走る必要があります。見る限りその切り替えもスムーズで軽そうでした。フィジカルコンディション的にも良いのでしょう。

このシーン以外にも、実際にボールが出てきてはいないけれども、ゾーンから切り替えてサイドに開いた選手(主にラフィーニャ)等へのチェックに切り替えたタイミングが適切だったというシーンとしては7分47秒、9分20秒、16分8秒、16分56秒…、書いているときりがないのでやめますが、この試合でのモレノのゾーン→マークへの切り替えのタイミングは徹底的に絶妙でした。実際にボールが来たシーンがどうしても目立つのですが、もっと重要なのは「ボールを来させないためのチェック」です。パスの出し手に対して「ここは俺がチェックしているぞ」という圧力をかけることで相手の選択肢を減らすようなマークができれば最高なのですが、この試合、モレノは何度もそういうシーンを作っていたように感じます。

(3)簡単に足を出さない・タックルしない守備

これまでのモレノの一番の課題がこれでした。前述の15/16シーズンのEL決勝においても、簡単に足を出して相手に交わされたというプレーが一番の問題点になっていました。

(1)で解説した、守備におけるボールへの執着心というところにも関係してくるのですが、守備者にとって「足を出す」=「タックルする」というのは、相応の覚悟の元に行われるべきプレーなのです。というのは、足を出してタックルしようとすると、タックルした足に体重がほぼかかってしまうため、それをかわされると体重を元のように戻してから走り出す体勢にしなければならなくなります。なので、2タイミング程度は相手に対して遅れてしまうことになり、その遅れは守備にとって致命的です。基本的にワールドクラスのディフェンダーは、絶対に奪えるという場面以外このような一か八かの勝負はしません(これができるのはセルヒオ・ラモスレベルに超人的なフィジカルを持っている選手のみですが、よく考えるとラモスも結構これであっさり交わされていますね。一番印象的なのは、2005年にサンチャゴ・ベルナベウで開催されたクラシコにおいて、当時右SBだったラモスがロナウジーニョに2回も豪快に交わされどちらもゴールを奪われたあのシーンではないでしょうか)。

それはともかく、この試合でのモレノのプレーを見てみましょう。印象的だったのは11分30秒付近におけるプレーです。

このシーンを選んだのは、EL決勝のシーンと比較が出来ると思ったからです。
もう一度思い出して頂くと、EL決勝のシーンでは、モレノは味方とコンビネーションすればよかったのに無理に自分で取りに行こうとし、一か八かの勝負をしてしまったため、簡単に突破を許したということです。

しかし、このプレーはどうでしょうか?
あの試合のモレノであれば、早いリスタートによるスローインがミュラーに入った時点で、ヘンドが戻ってきているのが視界の端で見えているにも関わらずミュラーのボールにとりあえず足を出し、ヘンドが間に合う前にカットインを許すか、縦に抜かれていたシーンでしょう。
しかしこのシーンではミュラーに対して飛び込むのではなくわざと距離を取ることで、ミュラーにプレー選択の判断を強要します。そのことにより、ヘンドがチェックをするための時間を稼いでいることが分かります。

その上、ハメスにボールが入った後の対応も秀逸です。
ハメスはカットインの動きを見せつつ、モレノが飛び込んでくればその隙を突こうと、誘うようなドリブルをしています。が、モレノはこのプレーに対してクロスボールを牽制しつつもボールに飛び込まず、じっくりとハメスのドリブルについて行っています。なので、ハメスは仕掛けるタイミングを失い、彼らにとっての右サイドからの侵攻を諦め、逆サイドにいたアラバへの展開をするに留めています。結局、ブロックの外側でボールを回しただけで、リバプールのスライドも間に合っていたため、リバプールの守備を崩せていません。

ここでモレノが簡単に飛び込んでいれば、ミュラーあるいはハメスにドリブルでブロックの内側に飛び込まれ、全体として守備が崩れていたことでしょう。
派手なプレーではなかったものの、これはモレノのファインプレーだと思われます。
他にも16分8秒、27分38秒、62分31秒、73分17秒などのプレーがここに対応するでしょう。

(4)足下のプレーの大幅な改善

前述したとおり、スペイン人の左利きの選手だったので、たとえばジョルディ・アルバや、もっといえばダビド・シルバのようなテクニカルなプレーヤーを想像していました。しかし、実際のモレノはクロスやパスの精度はそこそこで、パワフルなオーバーラップなどを売りにしているフィジカルな選手でした。

 

しかし、この試合においては、左サイドでのコウチーニョとのパス交換から猛然と駆け上がり、正確な高速・低弾道クロスをサラーに届けたシーン(11分48秒)や、最終ラインでのパス回しが浮いたときにでもトラップを一発で納め、そこから縦パスを前に付けたシーン(25分14秒)、またもや浮き球パスをアウトサイドでトラップしながら体の向きを変えたシーン(40分41秒)、正確なミドルパスで敵CBの間を割ったシーン(41分58秒)などのプレー、あるいは単純なビルドアップのシーンでもパスが決して浮いたりせず受け手の足下にビシッと付けてられているところを見ても、モレノの足下の技術が単純に高まっていることが分かります(まぁ、もともとトラップは上手かったですが)

以上、本当はビルバオ戦も詳しく分析しようと思ったのですが、流石に分量が多くなりすぎたので辞めました(笑)。

総括

さて、上に挙げた4点のうち、テクニックを除く3点については実は共通点があります。それは、

守備におけるゴール第一主義

なのです。
当たり前のようですが、ディフェンスにおいてはゴールを割らせないことが第一の目的であり、逆にゴールさえ無事なら他どのようなことが起きても基本的には問題ないのです。ゴール以外どこに蹴らせても全く平気!という、一種の割り切りによって、ディフェンダーは「行く」べきプレーなのか、「見る」べきプレーなのかを判断するのです。
その判断力がモレノに足りなかった部分であり、このプレシーズンで大きく改善した部分なのです。

それまでのモレノは「ボール第一主義」。ボールを奪うことが守備だと考えていたフシがあります。
そこを修正することにより、安易に飛び込まない、安定した守備ができるようになったと考えられます。

恐らく、クロップやその他コーチに厳しく言われたのでしょうね。クロップは普段朗らかですが、必要な時にはかなり厳しく指導するタイプですから。

そして、自分のポジションをCMFの選手に奪われ、新加入選手も到着し、モレノ自身も忸怩たる思いがあったのでしょう。
自身が放出されるかもしれないという危機感の中、意識改革に成功したのだと推測できます。

ですが、まだプレシーズンの試合で良かっただけ。
モレノが本当に変わったのか、それはプレッシャーのかかるリーグ、CLなどの公式戦で試されていくことになるのでしょう。

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もしもモレノがこのレベルを維持することができれば、左サイドの守備が安定するのみならず、その裏返しとしてモレノ、コウチーニョ、マネ、フィルミーノあたりが有機的に絡み合いながら魅力的な攻撃を見せてくれるシーンも増えるのではないでしょうか(もちろん、コウチーニョが残留してくれればの話ですが……)。

もうあと数時間で今シーズンの戦いも開幕。
今年もリバプールの攻撃的サッカーを思う存分味わいたいですね。
そしてその先に、大きなトロフィーが待っていることを僕は確信しています。

長文ですが、お読みいただきありがとうございました。

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6 件のコメント

  • 面白い記事ありがとうごさいます。
    とうやらモレノ残留のようなので、期待するしかありません。
    ミルナーを中盤に戻して、モレノ、ロバートソンでいくのでしょうかね。
    めっちゃ怖いです笑
    グラムを狙って欲しかった笑

  • 今シーズンのモレノの活躍を、見事に読み当てた素晴らしい記事でした!

    「動き」という点にだけ話を絞らせてもらうと、(2)「ゾーンとマンマークの切り替え」で述べられている様に、私もミニョレの記事で書いた様に「サッカーの守備時は方向転換、特にバックステップの技術」は非常に重要だと思います。
    例えば香川真司選手は以前のモレノと同様この動きがスムーズにできない事で、守備のスキルが向上しないのではと考えています。

    本記事で惜しむらくは、動画を添付してもらえたらより理解しやすかったかなと思った点と、添付の図が、PCだと特になのですが、小さく表示されてしまい見にくかった点だけでしょうか。
    前者はyoutubeの動画を開始時点を選択して貼り付ける、後者は大きさを設定すれば改善可能かと思います。

    今後の投稿も楽しみにさせてもらいます!!!

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