ジョエル・マティプのプレースタイル/プロフィール解説|リバプール選手名鑑

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11歳の頃、画面越しのアンフィールドに惹かれてファンになりました。

基本プロフィール

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  • 選手名:ジョエル・マティプ
  • 生年月日:1991年8月8日
  • 国籍:カメルーン
  • 身長:195cm
  • ポジション:CB
  • 背番号:32
  • クラブキャリア:シャルケ04(GER/09-10~), リバプール(ENG/16-17~)
  • 市場価格: € 18.00Mill.
  • 契約終了年:2024年6月30日

プレースタイル

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ストロングポイント

空中戦の強さやリーチを活かしたボール奪取などの守備者としての能力の高さは勿論の事、運ぶドリブルや縦パス後方で攻撃にアクセントを加える。

デヤン・ロヴレンが去った今、最終ラインでは最古参となったマティプは、現在よりもずっと心許なかった守備陣を加入当初から支えてきた。当初は不用意なミスも散見されたものの、ベストコンディションであればワールドクラスと言っても差し支えのないレベルまで成長した。

単純なスピードではライバルのジョー・ゴメスに劣るものの、的確な読みや判断によって、そもそもスペースを活用させないという点においてはマティプに軍配が上がる。19/20シーズン序盤はフィルジル・ファン・ダイクの相棒として出色のパフォーマンスを披露しチームの躍進に大きく貢献した。今季も負傷による離脱で出遅れたが巻き返しが待たれる。

ウィークポイント

先述の通り19/20シーズンにピッチ上では安定したパフォーマンスをみせたマティプ。しかし、リーグ戦でピッチに立ったのは僅かに9試合。毎年の選手名鑑更新の度に言及せざるを得ないウィークポイントが怪我の多さだ。出場試合数は加入した16/17シーズンの29試合から25試合(17/18)、22試合(18/19)と年々減少しており、昨季の出場数はシャルケ時代も含めたキャリア最小となった。

絶対的な大黒柱であるファン・ダイクの加入や、ゴメスの台頭によるポジション争いの激化も出場機会減少の要因ではあるものの、ベストコンディションであれば右CBの定位置を譲らないだけの能力はあるだろう。本職CBの4番手以降が若手の現行のスカッドにおいてファビーニョ登用で凌ぐ回数はできれば減らしたいところだ。その為にも長期離脱のないシーズンを期待したい。

エピソード・小ネタ

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・ドイツ、ボーフム生まれであり、育成年代ではSC Weitmar 45や地元のVFLボーフムを経てシャルケ04に加入し、同クラブでプロキャリアをスタートさせた。

・カメルーン人の元フットボーラー、ジーン・マティプとドイツ人の母を両親に持つためドイツ代表としてもプレー可能であったが、カメルーン代表を選択。南アフリカ、ブラジルと2度ワールドカップのメンバーにも選出された(日本戦にもスタメン出場)。なお2015年以降は代表キャリアからの引退を表明しているものの、2017年にアフリカネーションズカップへの招集をめぐりリバプールでの出場を見合わせなければならない事態にも発展した。

・シャルケ04からフリートランスファー(!)でやってきた。ユルゲン・クロップがドルトムント時代より注目してきただけあり加入後すぐにスタメンに定着した。

・19/20シーズン、アーセナル戦での同点ゴール後にみせた喜びのジタバタは195cmの大柄ながら可愛いと一部ファンの間で話題に。

参考サイト


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