リバプールの守備は前衛である!?

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武田@武憲
@Carra23より1年と1日分だけお兄さんです。@Carra23と違って、温和で謙虚にやっていきたい思っています。ブログ「リバプドリアンの憂鬱」始めました。

リバプールの守備は前衛である。安定感はまだない。どこで試合が落ち着くのかとんと見当がつかぬ。何でも相手の力強いセットプレーでドタバタしていたことだけは記憶している。

我々はホッヘンハイムでまたしても前衛的守備を見た。しかもその守備者はチームの中で一番獰悪な守備をするモレノであったそうだ。

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開幕から2試合を消化しただけですが、守備が不安定ですね。毎回のように、試合終盤にバタバタした展開になってしまうのはなぜなのか、私なりの分析をしてみたいとおもいます。

①CBのコンビネーションが確立していない

現在のCBのファーストチョイスはマティプとロブレン。カップトレブルの時のヒーピアとアンショズ、イスタンブールの奇跡の時のヒーピアとキャラガ―のように名CBコンビと比べると見劣りするのは否めないですよね。

アンカーポジションの選手も含めたコンビを比較してみましょう。トレブルの時はアンカーがハマン、CBがヒーピアとアンショズ。イスタンブールの時は、アンカーにマスチェラーノかシャビ・アロンソを置き、CBにヒーピアとキャラガ―。いずれも”読み”で勝負するタイプの選手が多く配置されてます。

では、現在のチームを見てみましょう。アンカーのヘンダーソンは優れたフィジカルを生かして中盤幅広くカバー。マティプは冷静に試合を読みながらプレーするタイプ。ロブレンはフィジカルで守るタイプで、粗さがどうしても目についてしまう、、。(ホッヘンハイム戦では、審判の判定に熱くなるあまり、ポジション修正が遅れる場面もありました。)

こうみてくると、ヘンダーソンにはケガの不安もあるし、ロブレンは安定感に欠けますから、どうしてもアンカーとCBのところに選手がほしいと思ってしまいますね。

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②フィルミーノのコンディションとララーナの不在

現在のリバプールはハイプレスが”ウリ”ですから前線からの守備が欠かせません。前線からの守備のキーマンがフィルミーノとララーナ。フィルミーノのプレスバックとララーナの鬼プレスが昨シーズンの好調を支えていました。

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しかし、現在のチームはというと、フィルミーノのプレスバックは精彩を欠き、ララーナはケガでいない状況です。こういうチーム状況も、守備が安定しない一因のように見受けられます。{フィルミーノとララーナを各一体、追加注文したいんですがどこで売ってますか??(笑)}

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これからも試合終盤のハラハラ・ドキドキは楽しめるのか?

新しいアンカーと新しいCBの補強は進んでませんし、フィルミーノとララーナをあと一人ずづ追加注文するなんてことも難しそうです(←ありえません)。こうみてくると、守備が安定する特効薬はすぐには見つからないように思えます。

ここは開き直って、モレノが見せた前衛的守備を楽しんでみる。そういう心もちで試合をみるしかありませんね。{一種の”修行”だと思って(笑)}

攻撃はスピードがあってスリリングで、守備は試合終盤にバタバタしてハラハラ・ドキドキが楽しめる。なんだか”一粒で二度美味しい”感じかしてきませんか?

”一粒で二度美味しい”チームを応援できる幸せ(笑)。どんな試合でも笑って楽しみたいものです。

LFC公式Twitterより

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4 件のコメント

    • 確かにモレノのカバーに奔走させられる場面は多いですね。ただ、マティプとロブレンのコンビは、マティプとクラヴァンの時と比べてもイマイチのように見えてしまいます。クラヴァンも「裏を取られて相手に振り切られる」場面が1試合に1回は必ずあるので、物足りなさを感じます。

    • ご指摘、ありがとうございます。確かに、イスタンブールの時は、まだマスチェラーノはまだいませんね。その時は、まだハマンもいましたしね、、。個人的には、ハマンみたいな「試合を殺せる」アンカーが今のチームにいれば、試合終盤のバタバタもなくなるのではないかと思っているのですが、ハマンみたいな選手どっかにいませんかね?

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