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本記事はLFC公式Facebook(日本語版)より許可を頂いて引用しています。
チャンピオンズ・リーグのグループ・ステージ進出を決めたホッフェンハイム戦後のユルゲン・クロップ監督のコメントをご紹介します。
グループ・ステージ進出ですがどんな意味があるでしょう?
「やったぜ!って気分だね。すべてのことに意味がある...私にそれ以上何を言えっていうんだ?クラブにとってもチームにとってもすべてだ。この為に我々は14ヵ月間やってきたんだ。こんな風に言ってくる人もいるだろう。“たかがチャンピオンズ・リーグだろ?”ってね。だが、我々は全力を尽くして、この大会の一員となりたかったんだ。選手たちは素晴らしいフットボールをやってくれた。こういう試合ではいくつか問題も起こるものさ。特にホッフェンハイムのような相手とやる時はね。それでもグループ・ステージに進めたことには本当に満足しているよ。」
今シーズンのスタートの素晴らしい点は?
「実のところ、皆さんが我々に期待していることは我々自身も期待しているんだ。試合に勝つってことだね。我々には良い選手たちが揃っている。ロベルト・フィルミーノ、彼が今日見せたプレーは言葉にしようがないね。相手の守備の脅威となり続けていた。彼はスピードのあるウィングの2人にチャンスを作っていたし、ウィングの2人はそれを活かして1対1の状況に持ち込んでいっていた。我々は本当に良いフットボールを見せていた。一番は序盤で我々が試合を支配していたってことだ。とにかく良かった。相手を危険にさらしつつ、冷静にプレーできていた。もっとゴールを決めることだってできただろう。」
「ホッフェンハイムには最大限の賛辞を贈りたい。彼らは決してプレーを止めたりしなかった。結果を悔んだりすることが本当になかったんだ。彼らは素晴らしいスタジアムで良いフットボールをする為にここに来て、実際にそれをやったんだ。彼らは少しシステムを変えてきたが、我々はもっと早くそれに適応すべきだった。今後は100%そうするよ。スタジアムの雰囲気も素晴らしかった。選手たちと会話するのが難しいくらいの騒がしさだったね!まぁそういうこともあって、ハーフタイムにはちょっと調整する必要があった。そうすることで後半はずっと試合をコントロールできるようになったと思う。後半のもう少し早い時間帯でゴールを決めることもできただろうが、まぁそれは構わないさ。」
この大会では何を成し遂げられるでしょう?
「そんなことは分からんよ。自分たちがどこまで行けるかなんて考えることが重要だとは思わないね。グループ・ステージにいれば、グループ・ステージを突破してベスト16に残りたいと思うだろう。次のラウンドへ進みたいと思うのは当然のことさ。いろんなことが可能かもしれないがそうではないかもしれない。何とでも言えるさ。我々はそういう試合の為の準備ができているからね。ともあれ、そういう大会に参加できることはエキサイティングなことさ。私個人としては正確なところは分からないが、2、3年ぶりくらいなのかな。私はこの大会が大好きだったし、今も大好きだ。選手たちだって大好きだし、観客も大好きだろう。我々は、アンフィールドでの素晴らしいヨーロッパの夜を何度か過ごせる訳さ。本当に素晴らしいことだね。」
ジャンのパフォーマンスはいかがでしたか?
「彼は素晴らしい選手だし、素晴らしいプレーだった。特に1点目は凄かったね。サディオの見事なアシストからだったが、多分ニアポストでコースがそれたか何かしたと思う。よく分からないがね。それでも、エムレは素晴らしかったし、ボックス内に何人も選手を進入させたのが効いていた。実はエムレは2日ほど体調を崩していてね。昨日ようやくトレーニングに参加できたんだ。今朝のトレーニングの後で彼にいけるか?って聞いたところ、彼は“100%いける”って答えてきた。で、実際に彼はやってのけた訳さ。60分かそこらだったと思うが、この試合での彼は本当に見事だったし、スタンディング・オベーションに値していたと思うよ。」
3点目はチームで取ったゴールでしたが、これ以上のゴールは今までありましたか?
「もっと良いゴール?分からないが、どうだろうね?これまでも良いゴールを決めてきたとは思うが、あれは確かに素晴らしいものだった。試合の序盤はサンダーストームみたいな感じでね。前の試合で2-1で勝っていた場合、我々が引いて守って、カウンターを狙っていく、なんてのは相手も容易に想像できることさ。だが、我々は違う方法で行く方が理に適っていると考えた。それでハイプレスに行ったんだが、これがうまくハマったね。序盤で3-0とリードした場合、普通はちょっと休んでしまうものだ。私は好きじゃないんだが、まぁ普通はそういうものさ。我々が休んでしまったところで、ユリアン・ナーゲルスマンはストライカーを投入して、センターバックを外し、システムを変えてきた。勇敢だと思うね。さらに失点を重ねる可能性だってあるし、1つか2つは運よく失点を免れた場面もあったからね。まぁ我々にも1つか2つラッキーだった状況はあったがね。この試合はちょっとクレイジーだった。9-7で終わっていてもおかしくなかったね。それでも、グループ・ステージに進むことはできたんだから、それで十分さ。」
3点目が決まった時には「これがフットボールだ!」と観客に叫んでましたね?
「実際そうなんだからね!もっと数多くあれができたら嬉しいんだがね!今はとても満足している。我々はそれができることを示すことができたんだ。全試合で同じことができる訳じゃないだろうが、挑戦していくよ。」
この結果は移籍計画に影響を与えますか?
「大きな影響があるだろうね。試合前にも話したと思うが、選手と話をする必要があれば、実際にそういうことは話す。とは言え、今いる選手たちより優れていない選手と話をする必要はないんだ。そういう選手を探すのは結構難しいものでね。我々とは違う考え方をする人がいることは知っている。だが、我々は沢山の仕事をしてきているが、そういう選手を見つけるのは簡単じゃないよ。話をすれば、彼らはチャンピオンズ・リーグでプレーすることに興味をあると言ってくるだろう。元々クラブは素晴らしいんだし、監督だってそう悪くはないんだしね。チームにいる選手と契約延長の話をする時にだって、“チャンピオンズ・リーグでプレーしたいです”って言ってくるかもしれない。まぁ私はいつも“そこを一緒に目指すのがお前の仕事だろ?チャンピオンズ・リーグでプレーできないのは我々の仕事のせいだとか言わずに一緒にやろうじゃないか。”って思うんだがね。ともあれ、そういうことを実際にこのチームでやって来たし、それには満足している。14ヵ月間のハードワークが実を結んだってことさ。ナイスだね!」