市長が騙るリバプール優勝物語

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小難しい話は詳しい人に任せておいて、好き勝手言いたいだけのリバプールサポーター。プレミアリーグとワールドカップを制した経験あり※ぷれすて。
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19-20と言わず19-forever

ご挨拶

 貴社ますますご盛栄の段、大慶に存じます平素は格別のお引立てを賜り誠に有り難く厚くお礼申し上げます。 承りますれば、リバプールFCがこのたびめでたくプレミアリーグ初優勝とのこと、謹んでお祝い申し上げます

コロナ禍の折、紆余曲折あったと伺いましたが、なによりのことと安堵いたしました。 クラブ関係者、過去在籍の選手またそのご家族の皆様のお喜びもひとしおかと存じます。

クロップ監督及び選手には、何卒来季の連覇専一にて過ごされますようお願い申し上げますとともに、クラブの益々のご成長と、全サポーターの皆様の更なるご多幸を心より祈念申し上げます。

市長より。

以下本文

ハイ、優勝です。リーグ優勝しましたよ!
苦節30年やっとリーグ優勝です。

いやー、「優勝間違いなし!」と言われながら、コロナの件で大変長らくお預け状態となり、再開後も無観客でイマイチ雰囲気がつかめないままマージーサイドダービーを迎え、直接対決もしていないのに優勝が決まってしまったのである意味「リバプールらしいのか?」と思える優勝物語でした。

では簡単にリバプールのプレミアリーグにおける過去の成績を当時の出来事とともにざっとおさらいしてみましょう。

プレミアリーグになってからの成績

年別成績主な出来事
92-93優勝できなかったX Japan東京ドーム3Days
93-94優勝する気配もなかったジェラシック・パーク大ヒット
94-95優勝しなかった村山内閣発足
95-96優勝できなかったたまごっち発売
96-97優勝しなかった羽生善治七冠独占
97-98優勝しそうだった消費税5%へ
98-99優勝しそうにもなかったモーニング娘。
「抱いてHOLD ON ME!」
日本レコード大賞最優秀新人賞
99-00優勝できなかっただんご3兄弟大ヒット
00-01優勝しそうだったプレイステーション3発売
01-02優勝する可能性があった東京ディズニーシー開園
02-03優勝する気が無かったワールドカップ日韓大会
03-04優勝しなかった書籍「バカの壁」大ヒット
04-05優勝できなかったプリキュアシリーズ第一作
「ふたりはプリキュア」放送開始
05-06優勝できなくなってきたハウルの動く城 大ヒット
06-07優勝できなかった流行語大賞「イナバウワー」
07-08優勝しなかったサンドウィッチマン M-1優勝
08-09優勝しそうだったリーマンショック
09-10優勝する気配もなかったこども店長就任
10-11優勝する気もなかった「相棒 season9」突入
11-12優勝する気ゼロだった流行語大賞「なでしこジャパン」
12-13優勝する予感もなかった東京スカイツリー開業
13-14優勝しそうだった「艦隊これくしょ-艦これ-」
サービス開始
14-15優勝できなかった消費税8%
15-16優勝する可能性もなかったみんなで五郎丸ポーズ
16-17優勝を目指すようになった「シン・ゴジラ」公開
17-18優勝しなかった「月間コロコロコミック」創刊40周年
18-19優勝しそうだった「となりのトトロ」公開30周年
19-20優勝したリバプールFCリーグ優勝

読むのが面倒な人はこちらを読んでそっとこのページを閉じてください

Wikipediaによる正しい説明はこちら

何よりも「となりのトト〇」がもう30年以上前の作品であることに驚かされます。 つまり、「となり〇トトロ」公開以降リバプールは一度も優勝できなかったことになります。 これはもうトト〇の呪いだったのかもしれません。

トト〇の呪縛」「トト〇の呪怨」「The JUON Coming soon」に間違いありません。

尚、これは本当の話ですが、優勝しそうだった2018-19シーズン、「となりのトトロ30周年」のため、三鷹の森ジブリ美術館を市長として視察訪問しました。残念ながら猫バスには年齢制限により乗ることができませんでしたが、長年の呪縛を解くべく様々なジブリグッズを買ったため今年の優勝に結び付いたのだと、私は信じています。

その時に買った「紅〇豚」と「風の谷〇ナウシカ」のグッズは一生の宝物です。

「メイのバカっ!もう知らないっ!!」

正直どうだったの?

さて、優勝しそうだった年も数回ありましたが、その他はほぼ優勝する可能性が低かったことがこの表から伺えます。 クラブ規模や、知名度からは「ビッククラブ」と呼ばれながらもリーグの成績だけ見ると「古豪」の呼び名が相応しいことは否めません。

もちろん、途中でUEFAカップ優勝、CL制覇、リーグカップ優勝等をちょいちょい挟んでますので「トロフィーから遠ざかって30年ほぼ阪〇タ〇ガース」 ということはありませんが、こと国内の成績だけ見ると「ビッククラブ」「TOP4」という呼び名には疑問符が付きます。疑問符が付くだけでビッククラブと呼びますけど。まぁ疑問符が付くことは認めましょう。

2009年から2015年あたりまで「ヨーロッパリーグ(EL)常連」という嬉しくないんだか全く嬉しくないんだか分からない称号も頂戴しました。どちらかというと1mmも嬉しくありません。

歴代監督

監督については一部例外的に就任期間が長いクラブもありますが、他クラブと比較するとそれほど「毎年のように監督交代がある」 というわけではありませんが、約30年の間に以下のとおり8名の監督交代がありました。

  • グレアム・スーネス
  • ロイ・エヴァンス
  • ジェラール・ウリエ
  • フィル・トンプソン
  • ラファエル・ベニテス
  • ケニー・ダルグリッシュ
  • ブレンダン・ロジャーズ
  • ユルゲン・クロップ

間違いではありません何度数えても上記の8名しかいませんでした。

参考としてTOP4だのTOP6だの呼ばれる上位クラブの監督数を上げてみると※暫定含む

  • アーセナル4名
  • シティ16名
  • スパーズ17名
  • チェルシー21名

となっており、例外的なアーセナルを除き比較的交代は少ない印象です。
※上記クラブサポーターの方々、もし数値が違えば苦情はJAR〇にお願いします。

この歴代8名の監督に率いられてようやく、ようやく、やっとたどり着いたリバプールがクロップ体制になり経営陣とともに「正しい道」を進んでいることはリバプールファンはもちろん、他クラブサポーターも認めるところでしょう。認めなければ認めるまで耳元でドナドナの歌詞をそっと囁きます。

「過去の栄光にすがるクラブ」
「国内では中堅クラブ」
「レアル、バルセロナまでのステップにしか過ぎない」
「いつまで04-05のCL優勝に浸ってるんだ」
「先生、バナナはおやつに入るんですか?」

など、多くの批判、お叱りの声を日本〇送協会の「N〇K」と同じくらい浴びてきましたが、クロップ体制に入り当初はシルバーコレクターと呼ばれつつも徐々に成績を上げ、CL常連組となり、CL制覇、そしてついにプレミアリーグ制覇です。

正しい自慢の仕方

もうね、自慢したい。リーグ優勝をとても自慢したい。キリンさんが好きです、でも象さんはもぉぉっと好きです!

でもリバプールサポーターの皆さん、よく考えてください。我々が優勝したということは、科学的根拠に基づき考えると、我々以外のクラブは優勝できなかったということになります。そうです、優勝できなかったクラブのことを考えるのです。

人の気持ちを理解し、その気持ちを汲んで、その気持ちに寄り添うことこそが王者たる品格です。

たまにいるじゃないですか
「いやぁー、もうリーグ優勝はいいから2年ぶりにCL優勝とかしたいよねぇー」
「毎年が優勝争いだからなんだか気が抜けるよねぇ」
「いや、どうせレアルとかに来たらベンチだしwww」
「いや、マジ昨日全然寝てなくてさぁ、5分も寝てないと思うんだよねぇ」

こういう人たちいるでしょ?こういう人たち嫌いでしょ?だからリバプールサポーターの人は決して他クラブを煽ったり、徹夜を自慢したりしてはいけません。あなたの睡眠時間なんて誰も興味ありません。

慎ましく、おしとやかに、他サポーターから批判を受けないように自慢しましょう。

いやぁー、金曜日から全然寝てないけど、残り7試合も残して2位と23ポイントも離してリーグ優勝したわぁー!今年はCL落としたけど、来年は2年ぶりにCL優勝とリーグ連覇したいよねぇー!

※内容に関する苦情はJAR〇に直接お願いします。

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