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以下は、11/12のリバプール・エコー紙の記事です。
■ラヒーム・スターリングがジョー・ゴメスに怪我をさせた事件で、ジョーダン・ヘンダーソンが仲介役
日曜日のアンフィールドでのビッグ・マッチ(マンチェスターシティ戦、3-1でリバプールが勝ち)の余韻が消えないうちに、インターナショナル・ウィークが始まりました。そして、イングランド代表チームに選出されたリバプールとマンチェスターシティの選手たちは、日曜日の苦い思いを抱いたまま、代表チームで宿敵と対面したのです。
という筋書きが、今回の事件の背景にあったものと見られています。
日曜日の試合で、終幕にサブで出場し、ラヒーム・スターリングとピッチの上でにらみ合ったジョー・ゴメスは、気持ちも新たにイングランド代表チームに行きました。しかし、スターリングの方は苦い思いが消えていなかったようです。
事件は、イングランド代表チームの合宿所の食堂で発生しました。
目撃者の話では、スターリングが先に来ており、ジョー・ゴメスが後から入ってきて、スターリングのところに行き、握手をしようとしたそうです。そこでスターリングは、何を思ったか、ジョー・ゴメスの首を掴み、暴力をふるったということです。そしてスターリングは、ジョー・ゴメスに向かって「君はいまでもビッグ・マンかい?」と叫んだということです。(※ジョー・ゴメスが負傷欠場明けで、リバプールのレギュラーから外れている状況を皮肉って罵倒した、ということです)
目撃者の話では、ジョー・ゴメスは罵倒と暴力を受けながらも反撃に出るようなことは一切なかったそうです。
そして、火曜日の朝のトレーニングに出勤したジョー・ゴメスは、右目に引っかき傷があったことが伝えられています(スターリングに殴られたらしい傷)。
結果的に、イングランド代表監督のガレス・サウスゲートはスターリングを次の試合から外す、という処分を与えることになりました。
スターリングは、木曜日のモンテネグロ戦では「処分のため」出られませんが、次の日曜日のコソボ戦については未定です。世間の見解では、コソボ戦も処分が延長されるだろうと見られています。
尚、一連の事件に際して、リバプールの主将であるジョーダン・ヘンダーソンが両者の仲介役を勤めたそうです。
日曜日のマンチェスターシティ戦では病気のため途中で交代したヘンダーソンは、イングランド代表チームでは1試合出場停止のため、モンテネグロ戦には出られません。従って、まだ正式には代表チームに入る義務はありませんが、しかしヘンダーソンはすでに(自主的に)代表入りし、今回の事件に関してもクラブの主将として働いたのです。
具体的には、ヘンダーソンは両者を別々に呼んで、個別に会話を交わし、両者が仲直りするように取り計らったということです。
*本記事はご本人のご承諾をいただきkeiko hiranoさんのブログ記事を転載しております。
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