ユルゲン・クロップが母国メディアでティモ・ベルナー獲得断念の理由を明かす

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平野 圭子
LIVERPOOL SUPPORTERS CLUB JAPAN (chairman) My first game at Anfield was November 1989 against Arsenal and have been following the Reds through thick and thin

以下は、6/7のリバプール・エコー紙の記事です。

■ユルゲン・クロップが母国メディアでティモ・ベルナー獲得断念の理由を明かす(コロナウィルスによる財政)

ユルゲン・クロップは、先日からずっと「リバプールが狙っている」と噂されていたティモ・ベルナーとカイ・ハフェルツについて、「素晴らしい選手」と称賛し、財政的な理由でそれら選手の獲得はない、と示唆しました。

画像出典:RB Leipzing 公式Twitter

これはスカイ・ドイツのインタビューでのことです。

「ティモ・ベルナーは素晴らしい選手だ。カイ・ハフェルツも素晴らしい選手だ」と、クロップは語りました。

「タイミングと機会というものは非常に重要で、それは一致する必要がある。6-7週間前には、再び試合に戻ることがあるのだろうかと懸念が飛び交った。中断しているシーズンが再開できないならば、この先フットボールの試合ができるようになるのだろうか?と」

「そして、今は再開が現実的になっている。ただ、全てが解決したわけではない。少し状況が良くなった時に、この機会を利用して再開する、というものだ」。

「今後、全てが元に戻る、と楽観的になることはできない」

そして、クロップはリバプールのクラブの財政状況について語り、現時点では多額の移籍は出来ない、と示唆しました。

「イングランドでは、移籍の噂が飛び交っている。マンチェスターユナイテッドはどの選手を獲得するか、チェルシーは誰を取るか、などと」

「リバプールでは、現時点では動きはない。こう言っても問題ないと思うが、私としては状況を真剣にとらえて、ビジネスとして健全な状況に持って行くことが大切だと思っている。つまり、どれだけ収入があるかということによってどれだけ支出できるかが来まる。」

「そして、現在は、どれだけ収入があるか誰もわからない。いつになったら観客が戻って来るのか、誰もわからない」

画像出典:Liverpool FC 公式Twitter

「今、現在は、どのクラブもお金を失っている。観客無でチケット収入はなし、シーズンチケット・ホルダーに払い戻しをする必要があるし、おそらく来季も観客無が続くだろう。少なくとも、10-15試合は観客無となるだろう。VIP席の高額な売り上げも無くなる。この要素は、スポンサーやその他のパートナーとの関係にも影響してくる」。

「状況はこれまでとは異なっている」

「だから、移籍金が多額で高額な給料を支払う必要がある選手を獲得する、ということは、説明が必要なことだ」。

*本記事はご本人のご承諾をいただきkeiko hiranoさんのブログ記事を転載しております。

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