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本記事はLFC公式Facebook(日本語版)より許可を頂いて引用しています。
トッテナム・ホットスパー戦後のクロップ監督のコメントです。
「インテンシティの高い試合だった。力のあるチーム同士の対決になったね。どちらにとっても大仕事だったと思う。前半、フリーキックを与えられてもおかしくない場面が何度かあったが、審判は『フットボールは激しい競技なんですから、あれぐらじゃファウルはとれませんよ』と言っていた。それなのに、今日の試合で最もソフトな接触が、試合を決めるファウルになるなんてね。あれはPKじゃない。ラメラはオフサイドだったとも聞いた。彼はフィルジル・ファン・ダイクの方へと走っていた。フィルジルは接触しないようにギリギリのところで動きを止めたが、接触は避けられなかった。ラメラは倒れていたが、主審はプレーを止めなかった。なのに、線審が止めたんだ。皆さんも見ただろう?」
「1つ目のPKは、私がこれまで見てきた中で最も明らかにオフサイドだとわかるオフサイドの1つだったよ。トッテナムの選手がパスを出したとき、ハリー・ケインはオフサイドの位置にいた。なのにPKが与えられた。デヤン以外の誰もボールに触らなかった。こちらのディフェンスが良かったからこそ、ケインをオフサイドにすることができたんだ。審判たちが何を話していたのか知らないが、判定を変えることについてじゃなかったと思う」
「90分間で見ると、トッテナムの方がポゼッション率は高かった。だが、スパーズがボールを持っていたのは、主にスパーズ陣内でビルドアップするときだった。相手陣内でのポゼッション率が高かったのは我々のほうだ。トッテナムがビルドアップしようとしているときや、サイドにボールを出したときに、我々はプレスをかけるようにした。とくに前半のプレスはファンタスティックだったよ。相手を手こずらせたと思う。早い時間に得点することができたおかげで、さらにファンタスティックな場面を作ることができた。あちこちからクロスを入れたりして、相手をプレッシャーにさらした。だが、トッテナムはいいチームだ。本当に、すごくいいチームだ。彼らも前半にはチャンスを作っていたし、後半はさらに多くのチャンスを作っていた」
「後半はもっとうまくやれたはずだ。とはいえ、インテンシティの高い試合だったからね。向こうは選手やシステムをあまり変えなかったが、エリクセンではなくアリに10番の役割を与えていた。そしてラメラを投入したとき、彼を2人目の10番として使った。我々はこうした状況に対応しなければならなかったが、トッテナムはそれほど多くのチャンスを作れていなかった。まあ、2、3度チャンスは作っていたし、いいフットボールをしていたが、それはこちらも同じだ。僅差のスコアで終わるだろうと思ったが、実際そうなった。ドローというこの結果を受け入れるしかないね」
サラーのパフォーマンスと2点目の驚くべきゴールについて…
「ファンタスティックなゴールだったね! 驚異的だよ! モーは90分間ずっと相手にとって脅威となる存在だった思う。モニターの前を通るときにスタッツを見たんだが、スタッツ上はトッテナムがずっとボールを持っていたように見える。だが、相手陣内でより長くボールを保持していたのは我々のほうだし、我々はトッテナムにボールを持たせていたんだ。前半は高い位置でプレーすることができて、ファンタスティックなハイプレスをかけていた。信じられないぐらい素晴らしいパフォーマンスだった。いい場面がたくさんあったし、数多くのチャンスを作った。トレントからのクロスにロベルト・フィルミーノがヘディングシュートをしたりね。まあ、枠をとらえたシュートじゃなかったから、これはチャンスとは言えないかもしれないがね。だが、こういう場面が2、3度あった」
「前半が終わる前にモーがサディオに出したパスは、残念だがちょっと強すぎた。あれがいいパスならチャンスになっただろうね。サディオは絶好の位置にいたんだがね。モーの話に戻るが、1点目はクールなゴールだった。あそこでボールを受ければ、そのあとはゴールキーパーがいようがいまいが、ゴールにしてしまう。2点目のゴールには本当に驚いたよ。モーを相手にするディフェンダーたちは大変だろうね。あの場面、モーはパスを出すだろうと誰もが思っただろう。彼のチームメイトたちもそう思っただろうね。ところが、自分で撃って決めてしまった。確かにあの場面ではあれがベストの選択だったかもしれないね」
「誰もがオフサイドだと思ったのに、次の瞬間PKが与えられるなんて、理不尽極まりないよ。『いったいどうなってるんだ!? 全力を尽くしてプレーしてるのに、これがPKかい!?』ってね。その後、モーがあの素晴らしいゴールを決めてくれて、いい雰囲気になった。だが、残念ながらそれは長くは続かなかったがね」
リバプールとトッテナムのチームとしての成長について…
「両チームともいいチームになってきていることは言うまでもない。だが、チームの成長なんて、結局誰も興味ないだろう? 結果を出さないことにはね。トッテナムとアウェーで対戦したときは勝てなかった。そして今日はホームで引き分けてしまった。彼らは我々から4ポイントをとったわけだ。気分がいいはずはない。確かにアウェーのときは、トッテナムは勝利に値するプレーをしたと思う。だが、今日は我々の方が勝利に値していたと思う。まあ、仕方ないね。人生においては、ときに何かや誰かからのちょっとした『助け』が必要なこともある。それがないとうまくいかないこともあるんだ」
「トッテナムはすごく良かったよ。だが、我々だって良かった。後半はトッテナムがゲームを支配していたのは間違いない。彼らは特定のエリアでプレーしたがっていて、我々はそれに対応しようとした。確かに、もっとうまくプレーすべきだった場面はある。だが、前半の我々の得点が1点だけだったことは、彼らにとってラッキーだっただろう。後半だって、トッテナムはチャンスを作って作って作りまくっていた、というわけじゃない。ボールを持っていたのはトッテナムだったから、我々は守備に追われたが、最終ラインでは良く守れていた。だが、『デヤン・ロヴレンはミスを犯した』と言う人もいるかもしれない。1つ目のPKをとられたとき、彼はボールに触ったからね。だからオフサイドじゃないと。我々が生きているのはそういうタフな世界なんだ。」
トッテナム・ホットスパー戦後のクロップ監督のコメントです。
「インテンシティの高い試合だった。力のあるチーム同士の対決になったね。どちらにとっても大仕事だったと思う。前半、フリーキックを与えられてもおかしくない場面が何度かあったが、審判は…
Liverpool FCさんの投稿 2018年2月5日(月)