PL17/18第26節リバプール対トッテナム 全出場選手の「通信簿」by DANFIELD

各選手レーティング

今回から、ラボ内で行われている選手採点に合わせて及第点6.0を基準にした10.0満点の採点方法に変更しています!!

ロリス・カリウス

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評価:6.5 | GREAT |
ボール奪取15(出場選手トップ)、セーブ4(出場選手トップ)、PKストップとリバプール加入後一番のパフォーマンスを披露し、自身の価値を証明した。ただ、それを覆い隠すかの様なビルドアップ面でのおぼつかなさが目立った印象。焦りなのか、技術不足なのか、プレースピードに未だ不適合なのか、原因は分からないが、修正できれば来シーズンの守護神争いに名乗りを挙げられるのでは。

デヤン・ロブレン

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評価:6.5 | GOOD |
ダイクの加入でお役御免かと思われたが、気迫のこもったプレーを90分間見せ続けて必死に食らいついている。ケインの1本目のPK献上に対する直接的な原因となった空振りがあるなど、未だに試合中ほとんどの確率で見せるポカは良い加減無くしてほしいところ。

ファン・ダイク

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評価:6.0
とにかく空中戦においては攻守において猛烈に強い。相手の攻撃を尽く跳ね返した。ラインコントロールなども含めて途中加入ながら牽引し、ファンの期待にしっかり応えている。欲を言えば彼の特徴でもあるビルドアップ面でのクオリティをより積極的に発揮して欲しい。

トレント・アーノルド

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評価:6.0
対峙したデレ・アリをシャットアウト。攻撃面でも右足から放たれるチームトップレベルのフィード力を惜しみなく発揮した。途中審判の見方によれば一発レッドでもおかしくないような印象の悪いファールを献上するなど、荒削りな部分も未だに残している。

アンドリュー・ロバートソン

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評価:6.0
KOPの士気を高めるような気持ちの入ったプレーは健在。同サイドの支配権を争ったソンフンミンを徹底的に潰した。攻撃面では最後のクロスにおいての精度が欠けてしまい、ここ一番のシーンでチーム、ファンにため息をつかせるようなプレーが少なくなかった。一番悔しいのは本人だろう。

ジョーダン・ヘンダーソン

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評価:6.5
キャプテンとして交代までチームを統率。
怪我離脱前までは守備時に孤立することが多かったが、しっかりとその他の中盤2人と連携を取り集中した守備を披露。攻撃面での貢献度は数年前に比べれば落ちたものの、見えない所での守備での貢献はチームへの助けとなっている。

エムレ・ジャン

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評価:6.0
大活躍だったシティ戦と比べれば目立った活躍はなかったが、守備面での貢献は非常に高かった。ビルドアップ時での縦への推進力もチーム内でも1つの武器として大きな役割を果たしている。

ジェームズ・ミルナー

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評価:6.5
彼がいるいない時でのチームの安定感は良くも悪くも目に見えて分かる。この試合ではその安定感が良い方に出ていた。(悪い時はただ安定しているだけで、相手には脅威に感じられていない印象。)突然入れてくる楔のパスや自ら貰いにいくワンツーは崩しのスイッチとして分かりやすく試合に落とし込まれている。

サディオ・マネ

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評価:5.5 | BAD |
良い時の彼を見ていれば分かるが、もっと出来る。セインツ時代では左でプレーしていた経験もあるだけに、ポジションの問題ではないだろう。最近感じる印象としては、縦への意識がだいぶ薄れた。昨シーズンに比べてもらう位置が高くなり、スルーパスではなく足元で貰わざるを得ない状況が毎試合通常となってきた中で、出来ることは限られる。相手が警戒して縦を切っている為であり、それに苦戦していると感じる。今シーズンはは彼なりに沢山試行錯誤して欲しい。

モハメド・サラー

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評価:7.0 | MVP |
WHAT A PERFORMANCE
それに尽きる。ゲーム状況的にサラーにボールが渡り攻撃を展開させるという形は多くなかったが、一発をきっちりと決めきるクオリティは異次元の領域に入りつつある。その上にこれが毎試合継続できているコンディション調整力は圧巻だろう。

ロベルト・フィルミーノ

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評価:6.5
相手ビルドアップ時にはファーストディフェンダーとしてインテンシティを保ち続けた。ここぞという場面での球際の強さは圧巻。屈強なスパーズディフェンダー陣相手にもデュエルでは互角の戦いを繰り広げ、攻撃の場面が少なかったのにも関わらず、絶妙な存在感を示した。

ジニ・ワイナルドゥム

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評価:6.0
スタミナ切れが近かった中盤陣に変わって入ったが、ノーインパクト。かと言ってチームにマイナスの影響があったとも言えず、ただ安定感をそのままに保つタスクは果たせたか。

オックスレイド・チェンバレン

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評価:6.0
今回はウイングとしてプレー。相手がマネを相手に長時間駆け引きをした後に入ってくると、タイプが違うためか、かなり効果的な印象を受ける。しかし、チーム全体が守備に重心が傾いていたためにそこまでボールを保持したプレーは多くなかった。

ジョエル・マティプ

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評価:6.0
ウノゼロ(1-0)での勝利要員として5バックの一角に入ったものの、そうそうに失点して監督の期待には応えられず。入った後に守備が安定したかと言われればなんとも言えないところで、ただ枚数が増えただけという印象だった。

ユルゲン・クロップ

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評価:6.5
前回大敗したトッテナム相手にしっかりと準備された戦術で挑み、そしてそれで相手を苦しめたはさすがの一言。ただ、交代選手のチョイスには相変わらずこちら側が首を傾げるようなものも相変わらずあり、大体が上手くいかない。今回の試合ではマティプ、ワイナルドゥムはそれの代表だった。

総括

オフェンス面

カウンターはビッグ6相手にもとてつもない脅威として働いていることが改めて感じられた。しかし、問題はこれでサラーが離脱した場合だ。基本的にサラーのサイドから攻撃が展開されるため、起点がいなくなる。押し込んでからの崩しの面ではまだまだ改善の余地があるため、サラーが現状必要不可欠のような状況となってしまっていると言っても過言ではないのではないか。

ディフェンス面

一試合を通して見れば、かなり集中したパフォーマンスを見せていたのではないかと思う。特に前半はゲーゲンプレスガ完全にハマり、相手ディフェンダー陣のビルドアップの際にミスを何度も誘発した。徹底された組織力に加えて必要な時には体を張るなど、相手はかなり焦っていた印象を受けた。だからこそ、こういった試合をクリーンシートで守りきれなかったのは悔やまれるところだ。

感想

審判が違っていれば、VARがあれば、ウノゼロというリバプールらしくない勝利も有り得たのではないかと思わせる試合だった。個人的には、先発した中盤3人は圧巻だったと感じさせる。特に守備面では息の合った連携力を見せて相手に一切のスペースを与えなかった。ただ、やはり集中力とスタミナは必要不可欠で後半途中でペースが落ちて相手に押し込まれるシーンが増えたのも事実。あれが90分間通してできれば、良い意味でのつまらない試合というものが、リバプールにも実現可能だという可能性を感じさせた。

次節はサウサンプトン戦。ビッグ6、そして下位層とはまた違った戦い方が必要となる。個人的にはマネの爆発に期待を寄せている。左サイドに最高のマネが戻ってくれば、サラーとはまた違った脅威を相手に与えることが出来る。とにかく、現時点でCL権争いが必須な中、勝ち点3は必須だ。

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【PL第26節】リバプールvsトッテナム・ホットスパー(選手採点)

2018.02.05

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