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以下は、本日(11/22)のリバプール・エコー紙の記事です。
■フィルジル・ファン・ダイクが「ワン・ラブ」アームバンドを着けなかった理由を語る(批判に反論)
昨日のW杯セネガル戦で、オランダ主将として出場したフィルジル・ファン・ダイクは、事前の宣告だった「ワン・ラブ」アームバンドを着けませんでした(試合結果は2-0でオランダの勝ち)。
※「ワン・ラブ」アームバンド:LGBTQ+(性的少数派)をサポートするスローガン。カタールが同性愛を違法としているため批判を表明したもの。
これは、事前に「ワン・ラブ」アームバンドを着けて試合に出ると宣言していた6代表チームの各FAが共同で「中止」を決定し、声明を出したためです。その6代表チームは、イングランド、ウェールズ、ベルギー、デンマーク、ドイツ、オランダです。
FIFAが直前に「ワン・ラブ」アームバンドの装着を禁止する旨を発表し、違反したチームの主将はイエローカードなどの処分を受けることになると発表したためでした。
これに対して、世間では賛否両論が沸きました。FIFAに対する批判は言うまでもないことですが、「各FA(各主将)はFIFAの遺憾な措置に反対するためにも、初志貫徹すべきだった」というものです。
試合後にファン・ダイクはこれは批判に反論しました。
「僕のポジションは、イエローカードを食らうと致命的だ」と、ファン・ダイクは語りました。これは、母国オランダのメディア(NOS)のインタビューでのことです。
「僕はフットボーラーになった時から、W杯のような大会に出ることを目指してきた。世間の人々の中には、『意志が弱い(初志貫徹すべきだった)』という批判をする人がいる。しかし、それは違う。我々はフットボールをすることが仕事だ。僕自身は、予定通りワン・ラブのアームバンドを着けたかった。でも、イエローカードのリスクを冒すことはできなかった」
*本記事はご本人のご承諾をいただきkeiko hiranoさんのブログ記事を転載しております。
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