クロップ「2位は神様に願ってもダメ。勝たないと!」/マンチェスター・ユナイテッド戦後のコメント

The following two tabs change content below.
LFCラボ

LFCラボ

リバプールFCラボの管理人です。
LFCラボ

最新記事 by LFCラボ (全て見る)

本記事はLFC公式Facebook(日本語版)より許可を頂いて引用しています。

Facebookをやっている方は、ぜひ「LFC公式Facebookページ日本語版」の方にも「いいね!」やコメントをお願いします! クラブは「LFC公式Facebookページ日本語版」のいいね数やコメント数を見て、日本語サイトの開設や日本でのプレシーズンマッチの必要性を検討しているそうです!

昨日のマンチェスター・ユナイテッド戦後のクロップ監督のコメントです。

結果が妥当なものかどうかについて…
Embed from Getty Images

「相手は2点とったがこちらは1点しかとれなかった。これが結果だ。だが、仮に引き分けで終わったとしても、文句を言う者はいないだろう。失点は、いずれも本来なら作ってはいけない状況を作ってしまったせいだ。相手のアタッカーをフリーにしちゃいけない。ロメル・ルカクは空中戦に強い選手だ。我々はいずれの場面でも競り負けた。失点したあとは、こちらが競り勝った場面もあったんだがね」

「セカンドボールを拾えるところにいなくちゃいけないことは皆わかっているし、そのための練習もしてきた。だが、練習してきたことが、肝心の試合でできなかった。ユナイテッドが早い時間に2点とったことで、両チームは異なる心理状態に置かれることになった。ユナイテッドは活気づき、こちらはダメージをくらった」

「だが、徐々に我々も盛り返し、相手にプレッシャーを与える状況を作った。何度かいい場面を作ったし、ボックス内でのいいパスもあった。ロボがタッチライン際からいいボールを入れたり、セットプレーも概ねよかったと思う。後半も反撃を続けて1点を返した。サディオとフェライーニの場面はPKだったと思う。この試合で一番いいフットボールが見られた場面だったのにね。ロベルトとのワンツーの後、マネはボックス内でフリーになっているはずだったのに、PKをもらえず2-1で負けた。失点した場面の対応は確かにマズかったから、妥当な結果と言えるかもしれないが、それ以外の場面ではユナイテッドを手こずらせていたと思う。運が必要な場面で運がなかった。だが、結果は2-1だ。受け入れないといけないね」

Embed from Getty Images

両チームがとったアプローチについて…

「試合前にも言ったが、大事なのは勝つことだ。フットボールのスタイルじゃない。フットボールのスタイルというのは皆さんが話題にすべきことで、私が話すことじゃないだろう。マンチェスター・シティはここに来て2つのセットプレーで勝った。マンチェスター・ユナイテッド相手に10回とか15回のチャンスを作るのは無理だ。わかりきったことだ。それでも何度かチャンスは作ったがね。ユナイテッドのスタイルが勝ったとか、こちらのスタイルが負けたとか、そういうことじゃない。失点したときの状況は、いずれもフットボールのスタイルとは関係ない。セカンドボールへの対応がマズかっただけだ。ボールを競りにいった選手がいたら、ほかの選手はそのあとの状況に対応しないといけない。ボールを拾い、攻撃に転じないと。だが、失点した場面では二度ともそれができなかった。ミスを犯したんだ。システムとは関係ない」

チャンスが少なかったことが不満かどうかについて…

「マンチェスター・ユナイテッドのようなワールドクラスのチーム相手にそうたくさんのチャンスを作れるものじゃない。だから不満はないよ。ここで1-0で勝つことは可能だろうし、早い時間帯に点をとれれば2-0で勝つことだってできるだろう。だが、3点目、4点目をとれるような状況にはなかなかならないはずだ。ユナイテッドはそれぐらいで動じるようなチームじゃない。最高レベルのメンタルでプレーするチームだからね」

「勝つために十分なチャンスは作ったと思う。だが、失点してしまっては勝てるはずがない。あれ以上のチャンスを作れなかったこと自体には不満じゃないよ。2-0でリードされてしまったら、最高の心理状態ではプレーできないからね。パンチをくらいながら、目まいを覚えながらプレーしているようなもんだ。しかも、全世界に見られている。あんな早い時間に2-0にされてしまったら、3点目、4点目をとられて悲劇になる可能性もある。だが、それは防いだ。その意味で、最低のパフォーマンスではなかったと思う。とはいえ、最高のパフォーマンスでもなかったが」

「失点した場面では、いずれの場面とも、チーム全体でもっとうまく守るべきだった。そうすれば、深く守るチーム相手でもチャンスを作ることはできる。問題は、多くのチャンスを作れなかったことじゃなく、ああいう形で失点してしまったことだ。だが、反撃しようと全力を尽くした。とはいえ、マンチェスター・ユナイテッドのようなチーム相手に反撃するには、運も少し必要だ。ハードワークし続けて、運を味方につけないとね。決定的な場面で、第三者の判定を仰がなければならないような状況で、我々はここまであまり運に恵まれていない」

2位争いについて…

「目標は2位だ。2位を目指し続ける。だが、『2位にしてください』って神様にお願いしたってダメだ。勝たないと! 今日負けて、差は5ポイントだ。だが、ユナイテッドがこのあとの試合をすべて5-0で勝つということもないだろう。負けることだってあるかもしれない。だが、我々も残りの試合をすべて勝たないと! まずは来週のワトフォードに勝たないとね。プレッシャーがあるかって? プレッシャーにはさらされ続けているよ。2位のチームと5ポイント差で、4位のチームには2ポイント差で追われているんだからね。だが、これが我々の人生だ。とにかく、1試合1試合、勝っていかないと!」

1失点目をめぐってのトレント・アレグザンダー=アーノルドへの批判について…

Embed from Getty Images

「ラシュフォードが時速100マイルで迫ってきたんだ。トレントはついていったが、ラシュフォードは切り返した。そしたら、カバーする選手がいないとダメだろう? トレントがもっとうまく対応できなかったのかって? まあ、できたかもしれないが、あの状況にひとりで対応するのは無理だ。カバーする選手がいないとダメだよ。ラシュフォードは中に切り返してすぐにシュートを撃ったんだ。ひとりじゃ対応できない。撃ちごろの距離だった。素早い切り返しからの、見事なゴールだったよ。」

クロップ監督のコメントの全文はこちら(英文)。
http://www.liverpoolfc.com/…/293646-liverpool-manchester-un…

 

LFC公式オンラインストア

1 個のコメント

  • 1点目でロブレンが競り負けた後、彼が全力で戻ってトレントをカバーすれば!?

    ラシュフォードの切り返しには十分対応できた!!と感じました。 ロブレンの

    「やっちまった!?後のランニング戻り」は初犯では無いと思います・・・。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    CAPTCHA