クロップ「エムレは素晴らしい態度でとても良い男だよ。」/バーンリー戦後のコメント

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バーンリー戦後のクロップ監督のコメントです。

勝ち点3を得られましたね

※写真はゲッティイメージズより埋め込み
 
「こういう“見苦しい”試合に勝ったのは初めてじゃないかな。我々はこういう試合にも少し慣れていかなきゃならんね。大抵、ベストを尽くせていない時は負けるものだし、試合のいくつかの場面では実際にベストを尽くせていなかった。ベストを尽くせてなけりゃ難しくなるし、実際今日もそんな感じだった。バーンリーのやり方を封じられるほどには我々は試合を支配できていなかった。それで相手はやりたいようにやれていたってことだ。前半のバーンリーは良かったが、それは我々が相手につき合ってしまったからだ。ボールはずっと空中にあって、セカンドボールを奪い合っていたが、相手の方がだいたい勝っていた。失点した場面はもっと良い守備ができたはずだ。1-0でリードを許すのは決して良い気分じゃないが、前半の終了間際には決定機を作れてゴールを決められた。クロスもシュートも良かったね。」

「自分たちがもっと良くならなけりゃならなかったことは分かっていたよ。フォーメーションとかいろいろね。それはハーフタイムで話をした。ロングボールを多用するような試合になった時は、我々はあまり快適にはプレーできていると感じられない。最初のプランでは、ビルドアップとロングボールをうまく合わせていこうと考えていたんだが上手くはいかなかった。そういう部分でバーンリーは確かに良かったよ。だが、後半に入ってからは我々は随分と良くなったと思う。バーンリーにはオープンプレーからのチャンスはなくなって、セットプレーだけになったしね。まぁそれでも彼らは十分危険だったし、ペナルティエリア内に相手は何人も入ってきたが、ミニョレが我々の為に素晴らしい仕事をしてくれた。ゴールキーパーにとっては難しい状況だったと思うが、そんな中でも彼は本当に良くやってくれたし、エムレがとんでもなく素晴らしいゴールを決めてくれた。そこから我々は情熱的に守ったんだ。組織としても改善されていったと思う。相手のカウンター攻撃も少しはあったが、次第にフットボールができるようになって気分良くやれるようになったね。それで最終的には勝てた。十分に勝利に値していたはずだ。」

エムレ・ジャンについて

「エムレは素晴らしい態度でとても良い男だよ。実はここ数ヶ月の間、ふくらはぎに問題を抱えていたんだが、素早い対応はできていなかった。別にメディカルが悪いって訳じゃなくて、痛みがあったりなかったりしていたからなんだ。多くの専門医に診てもらったんだがハッキリしなくてね。『4週間も休ませれば多分回復するだろう』なんて言えない状況だった。だが、今は解決策を見つけ出すことができたように思うし、彼はこれ以上この問題に悩まされることもないだろうね。」

「選手についてはポジティブなことを話すのが好きでね。後半のエムレは本当に良かった。だが、前半の失点シーンでは、クロスを上げられる前にチャレンジに行く必要があったね...まぁそういうことが起きたからって、悪い選手を吊し上げたりはしないよ。後半の彼は良かった。彼のポジションではハイボールへの対応が沢山あるんだが、ああいう選手をあのポジションに持つことの重要性は想像できると思う。問題なのはエムレがボールに競った後のセカンドボールに行ける選手が誰もいないということだ。ララーナとジニだけがいる大きなスペースができてしまってね。そういう状況で我々は少し苦しんだんだ。だが、後半はずっと良くなっていた。エムレとしてはふくらはぎの問題を克服した後のゴールだ。見事だったね。」

“見苦しい”勝利は現段階でどれほど重要ですか?

「“見苦しい”ってのは私の英語でもっと良い表現はあるかもしれないな。まぁ私が言いたいのはこれが我々のベストゲームじゃないってことだ。インテンシティという点では良かったと思う。今日はあまりフットボールはできなかったが、それは別に問題ではないかな。この種のプレーに関して言えば、バーンリーはおそらくベストチームだ。彼らはああいうことに慣れているからね。本当に難しい相手だ。結果だけ見れば、アウェーで良い記録を持っていないし、試合に負けていたとしても、そのほとんどの試合が競っていたものだった。トッテナムは2-1で勝ったし、他のいくつかのチームも勝っているが、それは本当に難しいものだと思うよ。だが、ここに留まりたいのであれば、フットボールの試合に勝つ必要がある。“これは勝とう、これは負けてもいい”なんて選んでいられやしないんだ。今日のように我々が勝てたことは本当に気分が良いものだ。何度も言っていることなんだが、普通に勝って良かった試合もあれば、平均的な試合や挑戦者となるべき悪い試合、いろいろある。今日の我々はある意味挑戦者だったね。」

前半のリバプールは正しいメンタリティを欠いていたんでしょうか?

「メンタリティの問題?違うな。自信の問題だ。バーンリー戦は試合前から難しいものになることは誰もが予想していたし、我々も分かっていた。デジャヴだね。試合前にいろいろと準備していても、ほぼ最初のピンチで失点してしまうんだ。相手は自分たちがやりたいことを正確にやれていたし、我々はできなかった。そういうものは試合をエキサイティングなものにするね。望んでいる以上にエキサイティングなものになってしまうがね。だが、その後も我々は戦ったし、本当に良い出来だった。私は本当に良かったと思っているよ。」

※本記事はLFC公式Facebook(日本語版)より許可を頂いて引用しています。

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