クロップ「76ポイントなんて、簡単に取れるものじゃない。満足だよ」/プレミア最終節後のコメント

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昨日のミドルズブラ戦後のクロップ監督のコメントです。

「4位という順位で終わることは、ファンの皆さんにとっては一番の目標ではなかったかもしれないね。でも、二番目の目標ではあったんじゃないかな? ここ2、3週間、我々にとっては4位で終えることが最大の目標だった。そしてやり遂げた。だから、今はすごくいい気分だよ」

「2日前の記者会見で、『現在、クラブではあらゆることがうまくいっている』と言ったよね。だが、うまくいっているのなら、当然ながら結果を出さないといけない。いくら我々が『うまくいっている』と感じていても、『うまくいっている』ことを皆さんに実際にお見せしないとね。今日は、我々が4位という順位に値するチームだということを皆さんにお見せできたと思う」

 

「勝ち点76というのは、素晴らしい数字だ。1月、2月と苦しんだことを考えれば、素晴らしい数字だよ。1月に苦しんだ原因は、怪我人が出たことと、年末年始に試合が多かったことだ。だが、そのことに文句を言っても仕方ない。2月も苦しんだ。1月に結果出せなかったせいで自信を失ったからだ。だが、3月には復調し、終わってみれば76ポイントだ」

「これぐらいできるんだということを、今シーズン、我々は自らに証明したわけだ。自分たちにどんなフットボールができるのかということも、明確にすることができた。来シーズンは、今シーズン作ったこの基盤を基にやっていけばいい。最終節が終わった後というのは、普通は疲れているものだが、私個人はもうすぐにでも来シーズンを始めたい気分だよ。選手たちには言わないでもらいたいんだが、実を言うと、明日にはもう来シーズンを始めたいぐらいだよ! 来シーズンやりたいことがすでに頭の中にあるから、早くやりたくて仕方ないんだ。いいプレシーズンになると思う。すでにワクワクしているよ!」

「選手たちは今日もよくやってくれた。あいつらのことを誇らしく思うよ。いい立ち上がりの後、少し堅くなってしまったけどね。うまくいっているときに点が取れないと、ますます堅くなってしまうものだ」

「ミドルズブラは深く守ってきた。そのこと自体は全く問題ないんだが、こちらの攻撃にはリズムがなかった。先制点を取ることはできたが、後半の課題は、前半以上にうまく守ることだった。こちらがロングボールを蹴るたびに、相手にカウンターのチャンスを与えてしまっていたからね。ポゼッションが90パーセントもあるチームがやることじゃない。その点を改善したかった。それと、攻撃にリズムを出したかった。いい動きはしていたんだが、タイミングが合っていなかったからね」

「2点目を取った後は、いいフットボールができるようになった。皆さんが見たいと思っているフットボールをお見せできたと思う。そのことは喜んでいいんじゃないかな」

 

「チャンピオンズ・リーグに出られるようになったことで、補強のための資金をうまく使えるようになるかって? 補強資金は十分にある。当然、必要なときには使うよ。ビジネスとはそういうものだろう? チャンピオンズ・リーグはヨーロッパで最高の大会だ。いや、世界一の大会と言ってもいいだろう。私にとっては世界一の大会で、常にこの大会で戦っていたいし、リバプールはこの大会の常連でなくちゃいけない。まあ、まだ本戦に出られると決まったわけじゃないが、チャンピオンズ・リーグで戦うことを楽しみにしているよ」

「このファンタスティックな大会に出るためだから、予備予選は全力で戦うよ。ここ10年、リバプールはこの大会にほとんど出られていないよね? 3年前に1度出ただけだと思う。この状況を変えないといけない。リバプールは、ヨーロッパの強豪たちと常に戦っているクラブじゃないとね。我々は、世界最高のクラブの1つなんだから」

 

「来シーズンのための準備はいつから始めるかって? 明日、スポーティング・ダイレクターのマイケル・エドワーズと話をすることになっているんだが、来シーズンのための準備は、もうすでにほぼ終わっているんだよ。あとは必要な決断を下し、交渉事やなんかをするだけなんだ。全てがうまくいっているよ。もう準備はできているんだ。あとはただ、うまくいきそうなことといかなさそうなことを見極めるだけでいい」

「来週から数週間はトレーニングがない。明日の夜オーストラリアに飛び、1試合やって、また戻ってくる。その後は、全員しばらく休暇をとる。私にはちょっとした仕事があるんだが、まあ仕事というほどでもないかな。電話を数本して、ワンダフルな話をするだけだからね。フットボールやリバプールの話だ。だから、楽しい仕事だよ」

「今シーズンの目標は、4位以内で終えることだった。だから、その目標が達成できるチームを作ることを考えた。ヨーロッパの大会に出ていないという点で、我々には少しアドバンテージがあるように思えたが、実際にはたいしたアドバンテージはなかった。怪我人がたくさん出ってしまったからね。チェルシーのように怪我人が少なければ、もう少し勝ち点を取れたかもしれないし、順位も違っていたかもしれない」

「怪我人が出るまでは、目標達成は十分に可能だと思っていた。だが、今さら怪我人のことを言っても仕方ない。怪我人が出たあとも多くの試合を戦わなければならなかったから、最終節までは長く感じたよ」

 

「シーズン開幕の日にああいう形でアーセナルに勝ったことで、4位フィニッシュは行ける!と思った。開幕戦の後も、我々は何度も素晴らしいフットボールをして勝利を収め、このチームのポテンシャルを見せることができた。パフォーマンスが落ちてくると、『どうしたんだ!? 美しいフットボールはどこへ行ったんだ!? プランBやプランCやDはないのか!?』と言われるようになった。だが、自分たちがやっているフットボールに問題がないことはわかっていた。ただ、うまくいっていない点があったことは認めるよ。だから、その点は改善に努めた。その結果、勝ち点76を取れたんだ。76ポイントなんて、簡単に取れるものじゃない。満足だよ」

「選手たちは、シーズンを通してずっと自信に満ち溢れていたというわけじゃない。うまくいかないことがあると、大事なものが指からこぼれ落ちていってしまうように感じるものだ。『ああ、またか。またうまくいかなかった…』と思ってしまいがちだ。だが、4位以内で終えられたことは、選手たちにとって大きな自信になるだろう。ここしばらく、リバプールは4位以内で終えられたシーズンがほとんどなかったわけだが、このチームはそれをやってのけたんだ。成長するためには、何かを成し遂げた感じることが必要なんだ。自分たちがやってきたことは正しかったんだ、このまま進んでいけばいいんだ、と感じることが必要なんだよ。選手たちの成長を促すようなシーズンになったから、満足だ。今シーズン成し遂げたことが選手たちの自信になり、それを糧に来シーズンを戦っていけたらいいね」

「いつだって、シーズン最初の試合には、100パーセント準備万端でいたいと思っている。8月半ばにチャンピオンズ・リーグの予備予選があるから、いつものリズムで戦えない可能性はある。だが、予備予選を戦うチームはどこも同じだろう。開幕まで、時間は十分にある。ぬかりなく準備していくよ。」

※本記事はLFC公式Facebook(日本語版)より許可を頂いて引用しています。

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昨日のミドルズブラ戦後のクロップ監督のコメントです。

「4位という順位で終わることは、ファンの皆さんにとっては一番の目標ではなかったかもしれないね。でも、二番目の目標ではあったんじゃないかな? ここ2、3週間、我々にとっては4位で終えるこ…

Liverpool FCさんの投稿 2017年5月22日

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1 個のコメント

  • あれだけ怪我人が出たり、アーセナルの4位力が発揮したりしながらも、CLまで導いてくれたクロップには脱帽です。大丈夫、道は間違ってない!このまま突き進もう!!

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