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The guardian に約1ヶ月間の失速に関する記事がありましたので、ざっくりと訳してみました。
リバプールは、カップ戦準決勝とその後の日程によって2017年のスタートで苦しんでいたと述べたユルゲン・クロップ。
スパーズ戦は大晦日以降初めてリーグ戦での勝利であった。ストーク戦からハルシティ戦の間の40日間で12試合をこなし、この間にかなりのポイントを失った。そのようななかでスパーズ戦は1週間空いた久々の試合であった。
クロップ「チェルシーは12月〜1月の期間を問題なく通ってきたわけではなかったが、彼らは常に同じチームを戦うことができました。私はアントニオ・コンテとAnfieldで25分くらい話しをしました。彼らは常に同じ13-14人の選手で試合をすることができました。それが我々との大きな違いでした。」
クロップ「我々は、2,3または4ポイントを獲得できたかもしれない。ユナイテッド戦では2点以上を挙げるべきで、あのオフサイドゴールについては話したいとは思いません。ですが、ユナイテッドとは同じ51ポイントです。そしてハル戦は最初の半分は本当に良くなかった。サウサンプトン戦は十分ではなく、チェルシー戦は良かった、ユナイテッド戦も良かった、スウォンジ戦はばかげていたが、悪くなかった。我々は2-0で勝利し、ただ試合を終えるチェルシーみたいに賢くはない。」
リバプールは2017年にスタートしたにもかかわらず、ユナイテッド戦で1-1のドロー、チェルシー戦も同じスコアだったが、ポチェッティーノと彼の選手たちを納得させるほどの内容だった。
クロップ「ユナイテッドが勝利していたので、残りのシーズンで本当にやりたいことを示すためには勝つ必要があることは明らかでした。それはとても重要なことだったし、本当に良い兆候でした。」
ここにあるように、過密日程によって選手のコンディションを整えるのが難しかったように見えました。下位チームに負けた試合は失った後の素早いプレスをかけられずにカウンターを食らったシーンが多々見受けられました。ハル戦の2点目は顕著で、コンディションが整ってる時ならコウチーニョが潰しに行ってたはずが、ラノッキアをフリーにし、やられてしまいました。
逆に1週間空いたスパーズ戦では前からのプレスが効いていたので、試合を優位に進められました。
よく考えてみたら、シーズン前半の好調は週に1試合が基本であったため、コンディションが整った状態で多くの試合に臨めた結果のような気がします。クロップの運動量を必要とするスタイルでいくことを考えると、週に1試合なら今の選手層でもいけると思いますが、来年からのヨーロッパのコンペティションを見越しても、今のままでは厳しいと思われます。夏には全体的に選手層を厚くするべきでしょう。(補強ポイントなどに関しては他の方の記事を参考にしてください。)
そして、個人的に一番気になったのがエムレ・チャンの起用についてです。ジャンをジニ・ワイナルダムの代わりとして起用しているように見えます。しかし、ジャンに関して、前の空いたスペースに入る動きや、フォワードを追い越す動きを得意とする選手ではないと思います。
どちらかといえば、今のヘンダーソンのポジションにおいた方がいいのではないかと思える点が多々あります。むしろ、ミルナーやヘンダーソンの方が空いたスペースへの動きや、追い越しに向いている気がします。ミルナーは13-14シーズン、ホームでのシティ戦の後半を見ていただければよくわかると思います。ヘンドもあのシーズンそのような動きで多くのチャンスを作っていました。これらを考慮してジニ・ワイナルダムが起用できない場合に同じ役割をエムレ・ジャンに求めるのは少し違うのかなと感じました。
これから、試合の延期の可能性があって、シーズン終盤の日程がきつくなるかもしれませんが、それまでにクロップには何かしらの解決策を見つけてもらいたいものです。
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