PL17/18第2節リバプール対クリスタルパレス 全出場選手の「通信簿」by DANFIELD

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小津 那 / Dan Ozu
LFC is my everything な大学生です

各選手レーティング

シモン・ミニョレ

評価:B
相手が攻めに苦しんでいたのでそこまで出番はなし。ただ、数少ない相手のチャンスをしっかりとセーブをした上、ハイボールの処理も良く、やるべき仕事をきっちりこなした。

アンドリュー・ロバートソン

評価:A | MVP |
パス成功率86%、チャンスメイク3、クロス10、公式戦デビューにしては素晴らしい出来だと感じた。受けた印象をかなり大雑把にいうと、脳みその付いた賢いモレノといった感じ(笑)パス、フィード、そして何よりもランニングの質が非常に高い。縦だけでなく、前の選手がサイドにいれば内側を回る。今まで10年ほどリバプールの試合を見てきたが、このプレーができるサイドバックは初めて見た。あとは相手が攻撃においてそこまで怖くなかったので、今後の守備に注目したい。

ラグナー・クラバン

評価:B
相変わらずビルドアップに関しては素晴らしいものを持っていると感じた。全くヒヤヒヤせず安心して見ていられる。相手のプレスを迷いなく剥がし、前進ができるセンターバックはなかなかいない。もっと若ければと思ってしまう。ただ、裏へのボールの対応も相変わらず微妙。出足が遅く、相手に一歩前をいかれてしまう。バイタルエリアでロフタス・チークに軽く抜かれるシーンもあり、守備面では少々不安が残ってしまった。

ジョエル・マティプ

評価:A | GREAT |
ベンテケを完全シャットアウト。相手の攻撃シーンは少なかったものの、集中を切らすことなくプレーできた。1on1でもまず縦を切ってヨーイドンの状況を作らせずにジリジリと寄せて自分の間合いにし、タイミング良くボールを奪って攻撃へ展開。必要があれば自分自身も前進し、効果的なプレーを見せた。これを継続して欲しいところ。

ジョー・ゴメス

評価:C
久々のスタメン出場で、本職ではないサイドバックを務めたと考えると悪くはなかったのではと感じた。C+といったところか。ただ、良くもなかった。縦をひたすら奮走して相手にとっては嫌な選手にはなれていたと思う。足元も意外とありそうだ。守備面でもハイボールの処理なども大体はきっちりこなしていた。ただ、あまりにも簡単にプレーしすぎている。もっとチャレンジして欲しいところ。

ジョーダン・ヘンダーソン

評価:C
フィードの質の高さは異常なレベルにまできている。一本のパスで状況を一瞬で変えられることの出来る貴重な選手だ。しかし、ミスも少なくなかった印象が残った。特に相手の寄せが強いとパスにズレが生じて相手のカウンターのきっかけとなってしまうシーンもあり、まだまだ本調子ではなさそう。

ジニ・ワイナルドゥム

評価:C | BAD |
プレー自体は良くもなく悪くもなく。ただ、もっと彼はやれる選手だと考えてのBAD。前節はジャンとプレーが似てしまい苦しんでいたが、今節はミルナーが割とララーナに近いプレーをしており、本人はバランスをとって散らすという昨シーズン通りのプレーに安心して徹することができていたなと感じた。
ただ、相手の脅威には全くなっていなかった。散らすのもただ散らしていただけで、効果的な散らしだったとはお世辞にも言えない。判断が難しいポジションではあるが、もっと攻撃において積極的になって欲しいと感じる。

ジェームズ・ミルナー

評価:B
とにかく走っていた印象。気づいたらそこにはミルナーがいた。また、昨シーズンにサイドバックを務めていたからか、プレーにより一層の幅が増えており、ただただ凄いと感じた。前節課題となっていた中盤の低さといった部分では、積極的にポジショニングをバイタルエリア付近まで近づけて全体的な位置の押し上げのきっかけになれていたと感じる。一つ怖いのが守備面。何回アフターで突っ込んでいたか。あの守備はサイドバックではなんとかなっていたかもしれないが、中盤であれをしてしまうと後ろには広大なスペースがある。修正必須。

サディオ・マネ

評価:A | GOOD |
存在感抜群。縦にいくだけでなく、前節から降りてきてもキープできるプレーが光っており、リバプールの攻撃のスイッチ的存在となっている。ただただ怪我をせずにこのプレーを継続してくれることを祈るばかり。
彼がチームにいるいないで大幅に変わってしまうだろう。

ロベルト・フィルミーノ

評価:A
今節も相手の脅威になった。各状況においてのプレー判断が素晴らしい。特に前半は相手が引いていたので、無理に崩すことはせず、バイタルエリア付近でミドルシュートを打つ判断ができた。あとは質をより高めてゴールが出来れば、攻撃パターンにより一層の深みが出てくるだろう。後半途中でヘンドミルナーとのトライアングルを形成してトップ下を務めてからはまた違った形で相手の脅威となっており、新たなオプションを示せた。

ダニエル・スタリッジ

評価:C
前半は相手が引いていたことで完全に孤立。ゴール付近でボールを持つこと自体が少なく、この試合だけで彼の全てを判断するのは酷だと感じた。ただ、ボールを持ったときの何かが起きそうな雰囲気の良さは健在。怪我をすること無く出場機会を継続してくれれば彼なら復活可能だと感じさせた。

モハメド・サラー

評価:A | GOOD |
とにかく速い。途中出場で彼が入ってきたら相手はたまったものではないだろう。攻撃において攻めの形を見出すのに苦しんでいたチームを見事に救う。30分ほどであわや1点といった場面を数回作れたので、交代選手として十二分の仕事が出来た。

ドミニク・ソランケ

評価:A
文句無しだ。彼が入ってからリバプールの流れが良くなった印象。交代直後から前線からしっかりプレスをかけ、先制点の起点となった。個人でのシュートチャンスは少なかったものの、それを感じさせないチームへの効果的な走りを見せ、今後のオプションとしてクロップの頭を悩ませることができただろう。

デヤン・ロブレン

評価:-
クローザーとして最終ラインに入った。プレー時間は数分だったが、バックラインに最後の引き締めをもたらし、やるべき仕事は出来た。

ユルゲン・クロップ

評価:B

珍しく後半の早い段階で交代に踏み切り、苦しんでいた試合の状況を変えることが出来た。地味だったジニを変えてソランケを入れた判断もGOOD。フィルミーノをトップ下においたシステムも試し、今後に繋げられたと感じる。

総括

勝ったのは良かったものの、後半途中にサラーが投入されるまでは非常にインテンシティーの低いプレーを見せた。まず、どう攻めたいのかが一切分からない。サイドから崩したいのか、相手のビルドアップを前線からの速いチェイスで奪ってからカウンターを仕掛けたいのか、全てが中途半端。相手の脅威になったのは、ロバートソンのクロスとフィルミーノのミドルシュートくらいだろう。

特に疑問に思ったのが、相手がボールを持ったときだ。全体的な意思統一が出来ておらず、いくのかいかないのかの判断が非常に曖昧。いざ前線がプレスをかけにいって相手が苦しんで縦パスを出しても何故か中盤はついてきておらず、今のリバプールの代名詞といえる取ってカウンターというプレーが全く見られなかった。士気が欠けていた印象。

収穫はロバートソンとソランケ。2人とも非常に質の高いプレーを見せて新戦力として期待通りのプレーを披露した。そしてもう一つが後半途中に採用した三角形の4-3-3。ヘンダーソンとミルナーのダブルボランチにフィルミーノがセカンドストライカーの役割でトップ下を務めたが、かなり機能していたと思う。ララーナとコウチーニョが不在の中で、前線にソランケやスタリッジ、オリギと戦力が豊富にいる中でフィルミーノを一列下げて彼らを起用するのは十分にありだと思う。今後に向けて非常に良いオプションになったのでは。

不安なのは、相手も攻めのパターンに苦しんでいたので課題の守備面が改善されたかの判断が出来ないところ。新戦力ロバートソンの守備面での貢献度がどれほどなのかが今節では分からなかった。
ただ、CLもある中でターンオーバーを採用して最終的には勝ち切ることが出来たのは良かった。こういったゲームを引き分けで終わるのと勝ちで終わるのとでは終盤戦で大きく影響する。フラストレーションが溜まるゲームではあったが、勝ち切れるのであればもっと他の選手も試して欲しい。

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9 件のコメント

  • 自分は途中からしかみること出来なかったのですが、ソランケには想像以上のモノがあると感じました!

    確かにそうだと思ったんですがマネが居ると居ないで大分変わるんだろうなと思いました。

    毎回ありがとうございます

  • 更新ご苦労様です。
    なんとも途中までストレスの溜まる展開でしたが、ソランケはクオリティの高さを感じました。先発のロバートソンのクロスも今のレッズにはない武器として重宝できそうですが、バチバチするゲームでの守備を観ていないので今後に期待したいところです。やはり前線へ繋ぐパサーが欲しいですね。ヘンドも良くなってきているので、さらにギアを上げて欲しいですね。

  • ロバートソンは本当に良かったですね。
    おっしゃる通りクロスの質、オフザボールの動き、安定したパスさばきとどれも質が高くレギュラー争いに名乗りを上げましたね!
    後ろでいえばマティプも安定したプレーでベンテケを抑えており、彼の相棒をだれにするのかで後ろの強度が変わってきそうです。(願わくばセインツから引き抜いてほしいですが)

    中盤に関しては可もなく不可もなく。
    前節同様ララーナ、コウチの不在を嘆くしかありません。
    ただヘンドが徐々にコンディション上がってきたような気がします。

    前線は相変わらずいいですね。
    ただスタリッジは怪我明けということもあり、あまり存在感はありませんでしたね。
    やはり後半途中のサラー、ソランケの投入から雰囲気が出始めました。
    4-2-3-1というか4-2-4というか、引いた相手に対しては非常に有効だと思いました。
    まぁとにかく勝ち点3取れて安心しました!笑

    • ロバートソンもフィットに時間がかかるとは言われていましたが、あのパフォーマンスなら即スタメンでも問題なさそうですね!
      ララーナ、コウチーニョの存在がいかに大きいものかが分かりますよね。
      私的には今の状況なら4-2-3-1でいってもいいのではと思います!
      そうですね(笑)
      いつもありがとうございす!

      • ロバートソンはアーセナル戦で使ってみるのも面白いと思いました!
        そこでいいパフォーマンスをすればレギュラーですね!
        モレノだとやっぱり若干の不安があります。笑
        ですね!ジニ、チャン、ミルナーのインサイドだとくずし切れないと思います。
        チャンとヘンド並べるのも良いと思うんですが、どうでしょう?

        • ジャンとヘンドはクロップ就任初年度の4-2-3-1でダブルボランチを務めていたので連携は問題ないかと!
          岡崎や吉田も特にリバプールのボランチ2人の間合いの取り方がいやらしくて印象に残っていたと語っていたほどなので、十分に考えられるオプションだと思いますね。

        • ジャンとヘンドはクロップ就任初年度の4-2-3-1でダブルボランチを務めていたので連携は問題ないかと!
          岡崎や吉田も特にリバプールのボランチ2人の間合いの取り方がいやらしくて印象に残っていたと語っていたほどなので、十分に考えられるオプションだと思いますね。

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