チェンバレン「“You’ll Never Walk Alone”は腕の毛が逆立つんだ」/リバプール移籍後のロングインタビュー

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アレックス・オックスレイド=チェンバレンの移籍後初のインタビューをご紹介します。

 

アレックス、リバプールの初日はどうです?

「とても素晴らしいよ。今のところ本当に良い感じだよ。皆とてもフレンドリーだし、選手は皆良いヤツばかりだし、スタッフの皆も本当に素敵な人ばかりさ。今朝は朝食を食べようと食堂に行ったんだけど、誰もが皆とても歓迎してくれたし、食事も美味しかったよ。これ以上ないくらいに良いスタートが切れたんじゃないかな。」

先週サインした時は代表と一緒でしたが、今日はリバプールの選手としての新たなスタートといったところですかね?

「確かにちょっと変な感じだったね。クラブと契約を交わした時というのは普通は1日か2日ですぐ合流するものだからね。今回はサインした後に1週間くらい代表と一緒で英国を離れたりもしてね。それでちょっと落ち着いた感じじゃなかったね。でも、今日ここに来て選手たちと会ったり、施設を見て回ったりして、ようやく落ち着けたね。英国を離れていた時にはヘンドやスタリッジと話をする時間はあったんだ。クラブについて色々教えてもらったりもした。でも、ここに来て、皆に会ったり、監督とも会ったりして、いよいよだなって感じさ。」

リバプールへの移籍が正しいと言えるのは何故です?

 

「フットボールに出会って以来ずっとこのクラブは憧れだったんだ。それに選手たちやクラブ全体の雰囲気も素晴らしいものだなって思って見ていたんだ。そして、自分にとって更なる成長をする為には完璧にフィットする場だって思えたのさ。僕には大きな野心があるし、大きな進歩を遂げたいとも思っている。監督やチーム、クラブが、僕が望むものにピッタリ完璧にフィットしたのさ。僕は野心的だし、何かしらのタイトルを勝ち取りたい。それができるチームだと感じたんだ。選手たちや監督が好むプレースタイルは、とてもハングリーなものだし、勝利の為の環境は整っていると思うよ。」

今のクラブには何か特別なことができるという機運が高まっています。君はどう?

「間違いなくそうだね。チームは本当に力強いし、勝利の為に一番必要なのはハングリーさなんだけど、それはここの選手たちに当てはまるものさ。僕はそれほど長い間ここにいる訳じゃないけど、誰もが最初から100%全力なんだ。外から見ていてもそれは分かっていたし、たった1日いるだけでも、周辺からそういう気持ちを感じられるね。」

ヘンダーソンにスタリッジ、他にもララーナにクラインと、お馴染みの顔が大勢いますね。

「たまに何人の英国人選手がいるのか忘れてしまうけど、それはクラブにとって素晴らしいことの1つだと思う。コアとなる英国人選手がいて、さらに海外の素晴らしい選手が何人もいるんだ。治療室に行って、クライニーとアダムに会ったけど、馴染みの顔に会うのはいつも良いものだね。奇妙なんだけど、随分前からここにいるんじゃないかって感じがしたよ。フィジオの皆もとても歓迎してくれたし、選手たちとはちょっとした冗談を言い合ったりしてね。本当に簡単に馴染むことができそうだね。」

ミッドフィルダーの観点から見て、君が思う攻撃のオプションは何?

 

「このチームには無限の才能があると思うし、その攻撃は相手から見たら恐ろしいものさ。ここの選手たちのパフォーマンスは何週間も見てきたし、昨シーズンも見てきた。前線と中盤には素晴らしいタレントが揃っているし、チーム全体を見渡しても同じことが言える。思うに最終ラインの選手たちも、ボールを持ったり、攻撃的なスタイルでプレーしたり、パスを出すのが好きなんじゃないかな。誰もがとてもアグレッシブで前に出て行きたいって思っている。とてもポジティブなスタイルだね。フルバックもとても攻撃的さ。ロボも獲得したしね。彼とは何度か対戦したことがあるけど、ハルと対戦した時は何度も後ろに走って戻らなきゃならなかったんだ。彼はとても攻撃的でどんどん前に出てくるからね!だから、チーム全体としてとても攻撃的なんだ。間違いないのは前線の選手たちは確実にトップクラスだってことだね。」

他のトップクラブと同じでポジション争いは熾烈ですが、そのチャレンジは楽しみですか?

「やらなきゃならないことだね。どのクラブでだってそれは常にチャレンジさ。特にリバプールのようなトップクラブなら、尚更だね。このチャレンジは僕のベストを引き出してくれるだろうし、気を引き締めてもくれる。常に改善していこうとしているけど、そうすることで僕が望む場に行けるんだ。他の人のポジションを奪うのを待つことになるかもしれないけど、その為にも準備はしておかなきゃならない。それはチームをベストな状態にすることにも繋がるんだ。そういう時にはちょっとだけ無慈悲になってね。選手というのはできる限りベストな状態になりたいって思うものだけど、チームの一員でもあるんだ。だから、喜んでお互いを後押しもするよ。」

これまで何度も話していると思いますが、一番馴染むポジションはどこですか?

 

「もう6年くらい、まぁ僕のキャリア全体だね。それくらいずっと話してきたよ。僕は攻撃的な中盤としてやりたいってことだけ言っているんだ。この話は監督にもしているよ。このチームには多くのポジションがあると思う。例えば前線。ウィンガーは少しインサイドだったり中盤でもプレーするね。でも、今の時点で何かのラベルを付けるようなことはしたくないんだ。チームでどうプレーするのか知る必要があるし、監督が決めることでもあるしね。でも、最終的には攻撃に影響力を発揮したいし、その影響をピッチに広げていきたいと思っているんだ。攻撃的な中盤だろうと、よりワイドなポジションだろうとどこでもね。まぁこのことであまり騒ぎたくはないよ。」

監督については?彼の下でプレーするのはどうですか?

「昨シーズンは中立的に彼を観ていても本当に面白いキャラクターだったし、クラブに関わりのない人間にとっても、とてもインスピレーションを与える人だと思う。僕にとって彼が素晴らしいと思えたのは選手たちとの関係だね。ピッチの中でも外でも、選手たちとの結びつきの強さを感じていたよ。それはとても大きなことだし、成長を望む上では間違いなく大きなプラスとなるものだね。間違いなく言えるのは、彼のチームのスタイルは、僕を奮い立たせるものだし、移籍したいと思えた理由の1つだったよ。一番の理由ではないかもしれないけど、間違いなくここは僕の為の場所だって感じたんだ。」

ユルゲンのことを大絶賛ですね

 

「彼がドルトムントにいる頃だって、彼らの仕事ぶりは外から見ていても分かったよ。彼の間違いなくチームの中にいて、とても活気の溢れる監督さ。記者会見で彼の話を聞けば、彼のことをよく知らなくても、知ったような気になっちゃうね。彼が成し遂げたことは、誰もがすぐに敬意を表すだろう。それと選手との関係だとか選手を励ましたり、求めたりする方法というか、それはボーナスみたいなものだけど、それが僕の目には特別なものに映るんだ。」

彼は選手を成長させる監督です。自分を次のレベルへ連れて行ってくれると感じていますか?

「間違いないね。それが僕がここに来てプレーしたいって思った理由の1つだね。彼なら僕のことを後押ししてくれるだろうし、僕のベストを引き出して、次のレベルへ導いてくれると感じたんだ。」

リバプールの選手としてアンフィールドへすぐに戻ることになります。どうなると思います?

「“You’ll Never Walk Alone”はアンフィールドでプレーする上で欠かせないものだね。アウェーの選手として何年も何度もそれを聴いてきたけど、いつも印象深く感じたものさ。リバプールの相手としてあれを聴いても腕の毛が逆立つんだ。“これが僕がフットボールをやる理由なんだ”って理解できる瞬間の1つだね。自分のホームとしてファンの歌を聴くのが楽しみだし、彼らのサポートは特別な力になってくるはずさ。とても特別な感じがするだろうし、それを体験するのが待ち切れないね。」

長期契約を交わしましたが、自身の長期的な目標は何ですか?

 

「まずはできるだけ早く新しい環境に慣れなければならないね。そして、選手たちのことを知り、チームのプレーを知り、自分の全力を尽くす術を見つける必要がある。主な目標は今シーズンに成し遂げられることすべてを達成する手助けをすることだね。でも、最終的には今後数年間にわたって選手として自分を改善させ、チームを改善するのを手助けしたい。そうすることで成功を収めたいね。」

最後にリバプール・ファンにメッセージをお願いします。

「僕が何年もプレーしてきたのを観ていた人もいるだろうけど、プレーする時には常にクラブの為に110%の力を出すことを約束するよ。メルウッドではちょっとした冗談を言ったりするかもしれないね!でも、ピッチでは110%の力を尽くすし、エキサイティングな選手になろうとする。チームにスピードをもたらし、ちょっとしたパワーと、攻撃の閃きもちょっと加えられると思う。うまくいけば僕たちは何年も成功することができるさ!」

アレックス・オックスレイド=チェンバレンの移籍後初のインタビューをご紹介します。

アレックス、リバプールの初日はどうです?

「とても素晴らしいよ。今のところ本当に良い感じだよ。皆とてもフレンドリーだし、選手は皆良いヤツばかりだし、スタッ…

Liverpool FCさんの投稿 2017年9月7日

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