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本記事はLFC公式Facebook(日本語版)より許可を頂いて引用しています。
バーンリー戦後のユルゲン・クロップ監督のコメントです。
リバプールは数多くのチャンスを作りましたが...
「だからこそ、まだ完璧な気分じゃないって言わざるを得ないんだろうね。変な感じはしたし、間違っているような感じもするが、我々は引き分けたってのが事実だ。試合の大部分には本当に満足している。先発7人を入れ替えたが、それでも流動的にやれていた。しっかりしたフットボールだった。攻撃的だとか、支配的だとか、ポゼッションするとかそういうやつさ。決定機は作れていた。それぞれの場面でフィニッシュまで行けた訳ではないが、それでも十分やれていた。もちろん、もっと良い判断ができていたら、もう少しゴールを決められていただろうがね。それでも、私がここに来て以来のバーンリー戦で一番の出来だったと思う。結果に関してはそんなことはないが、パフォーマンスに関しては確かにそうだと思うよ。」
「不運だった、なんて言わざるを得ないのかもしれない。ペナルティの中やその周りでのことはそうかもしれない。私にとっては、あれはPKだった。試合後に映像を観たんだが、それでも考えは変えられなかったね。それでもゴールのチャンスはあったが、残念ながらクロスバーを叩いてしまった。確かなことは、今日の幸運はリバプールのユニフォームを着ていなかったってことだ。試合の最後に相手に2度ヘディングされたことについては見過ごしたくはない。あの場面で失点していたら、我々の典型的な失点パターンだって言われていただろう。相手のよく訓練されたプレーだったし、危うく罰を受けるところだった。失点のシーンは、我々が一番改善しなきゃならないものだろう。少しブロックされて、アーフィールドを見逃すとか忘れてしまうとかしてしまった。それで彼はゴールを決められた訳さ。気分が良い訳はないよ。」
フィリペ・コウチーニョの交代は?
「彼にはリズムが必要だ。交代させたくなかったし、交代させる時にはちょっと戸惑っているようにも見えた。彼に聞くとサムアップしてきたんだけどね。試合が中断したところで彼が飲み物を取りにきた時に“ちょっと痙攣しただけですけど、止めた方が良いかもしれません”って言ってきた。だから、交代させない訳にいかなかなかったのさ。」
失点シーンはもっと良い対応はできたのでは?
「イエスだ。トレントは最初のヘディングで勝てたんじゃないのか?イエスだ。ジョエルのブロックは多分あれより良い対応は難しかったかもしれない。あれ以上はファウルを取られるかもしれないからね。ボックス内だったかどうかは分からないが近辺だったことは確かだ。彼は500もの違うケースで良い守備をしている。ラギーはあの場面で守備に行ったんだが、ボールが悪い方向へバウンドしてしまって、判断が難しかったのかもしれない。ロボはその前にアーフィールドを見ていたんだがね。まぁそんな感じだ。バウンドしたボールだったし、相手の方が素早く、そういう場面にずっと慣れていた。ああいうプレーを頻繁にやってきているんだろう。アーフィールドはボールを完璧にヒットし、ボールタッチをする必要もなかった。良いゴールだったのは間違いない。だが、我々だってあれを防ぐことはできたかもしれないね。」
ここ3試合の結果はフラストレーションの溜まるものでは?
「結果的には君が正しいのかもしれないが、私はそういう人間じゃない。あくまで私の意見だが、今日の不運なケースのことよりも、パフォーマンスに目を向けるのが私の仕事なんだ。失点後には本当に良い反撃を見せたと思うよ。どうして我々がこんなに失望やらフラストレーションやらを感じているのかと言えば、自分たちはもっとできるってことを分かっているからだ。7人先発を入れ替えても、同じようなフットボールをプレーする、それを当たり前と考えるべきじゃない。結構珍しいことだよ。間違いないのは我々にはクオリティがあるし、今はそのクオリティを継続して活かしていかなければならないんだ。」
「シーズンの前からハッキリしていた改善すべき点というのは確かにまだある。それでも、パフォーマンスを考えてみれば、ここまでの試合すべてに勝ってもおかしくはなかった。とても大切なことだし、我々はかなり良いパフォーマンスをしてきている。もちろん、我々はすべての試合を勝ってきた訳じゃないし、酷い敗戦もしている。だが、誰かが5-0で負けるなんて想像するような、そんなパフォーマンスをしていた訳じゃなかった。確かに我々は改善しなければならない。だが、ポジティブなことも沢山ある。残念ながら、今はまだ前向きな気分にはなれていない。1-1の沈んだ気分のままではあるが、明日からまたポジティブなことに目を向けるのは簡単なことだよ。すぐに試合がある。今度はレスターで、それからまたレスター。その後でモスクワへ行って、そしてニューカッスルだ。良かったところはそのままにして、他を改善していければ、我々は本当に強くなれる。既に誰もが分かっていることさ。」
マンチェスター・シティはワトフォードに大勝していますし、それだけに今日の引き分けは不満では?
「そんなことはない。そんな比較に意味があるのかい?確かなのは、彼らは我々との試合で大きな自信を得たってことだ。我々にとっては残念ではあるが、まぁそんなものさ。我々だって他所のチームだって、シーズン中には厳しい時期を過ごすことはあるものさ。普通のことだよ。他のチームと自分たちを比べるべきじゃない。多分多くの人はそういうことをやっていて、その理由も理解できるよ。だが、我々には我々の道があるんだし、それは別に悪いものじゃないさ。」
バーンリー戦後のユルゲン・クロップ監督のコメントです。
リバプールは数多くのチャンスを作りましたが...
「だからこそ、まだ完璧な気分じゃないって言わざるを得ないんだろうね。変な感じはしたし、間違っているような感じもするが、我々は引き分…
Liverpool FCさんの投稿 2017年9月17日