
それでは、リバプールFCではどのようなフォントが使われているか見てみましょう。まずは、ユニフォームです。
カップ戦はオリジナルフォント
プレミアリーグ所属クラブは前述のとおり、リーグ戦は統一フォントが入ったユニフォームを着用しますが、UEFA主催などのカップ戦はクラブオリジナルのフォントを使うことになります。
リバプールFCの場合はKOPにお馴染みのこのフォントです。
これは2010年から使用されています。クラブによっては毎年フォントも変えるケースも少なくありませんが、リバプールはユニフォームサプライヤーが変わってもこのフォントを使い続けています。
追記)18-19シーズンからは別のフォントに変更になっています。
本戦出場が決まった17-18シーズンのチャンピオンズリーグも、もちろんこのフォントがついたユニフォームで戦います。リバプールの公式オンラインストアでユニフォームを買う際に、「UCLマーキング」を選択するとこのフォントがプリントされます。

クレストで使われているフォント
ではその他のリバプールFCに関連する文字を見ていきましょう。
まずはクレストです。
※このクラブを表すマークは、「クレスト」「エンブレム」「ロゴ」等の呼び方がありますが、ここではクラブ公式記事の記載にあわせて「クレスト」と呼びます)
このクレストは1999年から使われているものの2017年の125周年バージョンですが、どんなフォントが使われているのでしょうか。
まず、「FOOTBALL CLUB」は「Albertus」というフォントです。
(font: Albertus MT)
なお、このフォントはロンドン市のエンブレムや街のサインにも使われています。
そして、「125 YEARS」は「Friz Quadrata」というフォントです。
(font: Friz Quadrata)
これは最近のリバプールFC関連でよく使われている文字で、最近だと「Anfield Forever」の文字もこのフォントが使われていて、LFCの中でも重要なフォントになっているようですね。
(font: Friz Quadrata)
オフィシャルサポーターズクラブのロゴもこのフォントですね。
(font: Friz Quadrata)
そして、クレスト内の「LIVERPOOL」と「YOU’LL NEVER WALK ALONE」の書体については、色々と調べたのですが特定できませんでした・・・。おそらく 「Albertus」をベースに独自に改変しているのではないかと推測しています。。
「THIS IS ANFIELD」サイン
さて、次は有名なこのボードを見てみましょう。先ほどの文字に比べるとあまり特徴がないフォントのようですが・・・。
まずは「THIS IS ANFIELD」の太いフォントです。はじめは、よく使われる英文フォントの「Helvetica」か?と思いました。
(font: Helvetica Neue LT Std 73 Bold Extended)
しかし、よーく見ると、「S」が微妙に違っていますね(実際は重ねてみないと分からないと思いますが・・)。このフォント探しはこの「S」のカーブが一致するものがなかなかありませんでしたが、色々手を尽くして探し出しました。「Swiss 721」というフォントです。
(font: Swiss 721 Bold Extended)
この「Swiss 721」はよく「Helvetica」の代用フォントとして使われることが多いのですが、理由は分かりませんがこちらが採用されているようです。
ちなみに、少し前まで使われていた「THIS IS ANFIELD」のサイン(この記事の先頭画像にあるもの)ですが、そのバージョンでは「LIVERPOOL FOOTBALL CLUB」の書体が微妙に違っていまして、「Futura」というフォントが使われていました。「Futura」はあのルイヴィトンのロゴにも使われているフォントです。今のバージョンでは「Swiss 721」がそのまま使われているようです。
・・・・・・・
ということで、今回はプレミアリーグのユニフォームで使われるフォントと、リバプールFCのいくつか目についたフォントを取り上げてみました。
かなりマニアックですが、こうして何気なく目にしている「文字」の書体に注目してみると新たな世界が広がりますね。
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こういう記事は読んでいて勉強になるし、楽しいですね!
ありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです♪