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キットサプライヤーがNIKEに変更になった2020-21シーズンのリバプールFCのユニフォーム。
2020年8月1日に発表され、印象的なティールグリーンのアクセントカラーや“TELL US NEVER”のキャッチコピーの意味、NIKE作のビデオ(↓)など、大きく話題になってました。
やっぱりユニフォームは注目度が高いですね!
僕は8月1日の発表日に買って、8月15日に届きました!
ということで、その届いたオーセンティックモデルをレポートしていきます。
オーセンティックとレプリカの2つのモデル
まず、今回のNIKEのユニフォームですが、2つのモデルが存在します。
選手着用モデル(Vapor Jersey)とファン用モデル(Stadium Jersey)です。この記事では分かりやすく、選手着用モデルを「オーセンティック」、ファン用モデルを「レプリカ」と呼びます。
僕はオーセンティックを注文しました。値段も結構違うので結構迷いましたが・・。
ちなみに、到着前の8月7日に原宿のKAMOで実物を見てきましたが、オーセンティックとレプリカの両方を見比べて、やはり質感に大きな違いはあるなという印象。レプリカはペラっとしていましたね。
そして、8月15日に到着!僕の場合は、他にも同時に頼んでいたものがあって注文から15日で届きました。

思ったより赤が濃いです。そして、ティールグリーンはやっぱり目を引きますし、実際は白いラインの存在感も大きくスタイリッシュな印象を生み出しているなと思いました。とにかくフレッシュ。
赤の色味は?
最近のリバプールのユニフォームの色味に関しては、ダークレッド路線ということで以前も書いていましたが、
今回のユニフォーム、発表されていた色味は結構明るい印象でどうなんだろうと思っていました。
↓の写真をご覧ください。

サプライヤーがウォーリアになり、胸のクレストもライバーバードのみになった12-13シーズン以降のホームユニフォームを並べてみました。一番右が今回のナイキの新ユニフォームです。
17-18と18-19シーズンのダークレッドは際立ってます。新ユニフォームは19-20と比べて確かに明るくはなってますが、以前の明るい赤とはまた別物の色味になっていることが分かります。
実際、現物を見ると、そんなに明るい赤という感じはしないです。うまく言語化するのは難しいですが、鮮やかなチェリーの色合いです。
↓19-20シーズンとの比較

今回の新ユニフォームのコンセプトとして、リバプールの街とクラブの伝統を大事にしたとナイキの担当者が語っていました。デザインの型についてはテンプレートなど諸々言われるナイキユニフォームですが、色味はクラブごとのオリジナリティが出せるところだとすると、やはりクレスト(とライバービルディングのライバーバードの色)を意識したティールグリーンを採用している点が一番のポイントなのだろうと思われます。NIKEの公式サイトでも、「鮮やかな赤を使用することで若さと活気があふれ、伝統的な白とティールグリーンを組み合わせることを補完させる」とあったので、赤の色味もそこにあわせてより鮮やかに調整されたのではと推測します。あとは、NIKEの方向性として若者向けというかフレッシュなイメージを出そうとしているのも感じますね。

デザイン的な特徴としては、先述のとおり白の印象もかなり強いです。

↑のとおり、側面に太い白いラインが入っています。ここまで太く強調された白いラインは近年のリバプールのユニフォームにはなく、おそらく過去最大級で白い面積が広いユニフォームなのではと思います。(1991~95のアディダスの太いラインは除く)
胸のライバーバードの刺繍は?
また、リーク段階から話題になっていたのは、胸のライバーバードが刺繍ではなくラバーになるということでした。
僕も刺繍が良いなと思いつつ、ラバーのオーセンティックを注文し、どんなものかと楽しみにしてましたが、現物を見ると正直そんなに気になりませんでした(笑)。思えば、ニューバランスだって15-16(下の写真左)と16-17(下の写真右)シーズンは刺繍じゃなかったですし・・。

そして、今回のこのラバーは結構厚みがあるのですが、その側面がティールグリーンなんです!なので、着た目線ではその緑が目に入ってきて結構オシャレ!これは素敵なこだわりですし、やはりこのティールグリーンをアクセントとして優先度高くデザインされているんだなと感じます。

ナイキのマーク「スウッシュ」も同じ素材です。

未だに、リバプールのユニフォームを着て、ナイキのマークが付いてるのに慣れません(苦笑)。ちなみに、結構しっかりした素材なので洗濯しても簡単には剥がれない印象です。
全体的な質感・サイズ感
オーセンティックの素材ですが、かなりボツボツしてます。肉眼でも目立つので、こういうのが苦手な方はレプリカが良いかもしれません。↓の写真、ボツボツは穴になってるので通気性抜群という感じです。

そして、表現が難しいのですが生地もかなりデリケートな感じで、僕は何度も洗濯はしたくないと思いました(苦笑)。なので頻繁に着て外出したい方や、激しく着たい方はレプリカを選ぶと良いと思います。

首元の白とティールグリーンのところはゴムが入った生地で伸びます。厚みも結構あるので、着た感じ首元はかなりヘビーな感じがします。
サイズ感は、今までのニューバランスと全体的に同じ細身・シルエットだと思います。ただ、肩が結構カチッと角張ってるので、肩幅広めの方にはちょっとその辺が窮屈かとも思いました。

↑20-21シーズンのユニフォーム

↑19-20シーズンのユニフォーム
肩幅が広い人は、ワンサイズ上を買っても良いかもしれません。
袖のプレミアパッチとネーム・ナンバー
袖のプレミアパッチについては、当然新ユニフォームはゴールド!ということですが、19-20シーズンからなぜか公式ストアで販売されているものは小さいサイズに…。
【プレミアパッチのサイズについて】
今シーズン、ユニを購入された方で、プレミアパッチのサイズが従来のものより小さいことに違和感を感じていたり、
「間違えてジュニア用のパッチをつけられたんじゃないか?」
と思っていた方がいると思います。
1/3
— OLSC Japan リバプール・サポーターズクラブ (@LFCjp) July 31, 2020
まあ今度のもそうだろうなと思いつつプレミアパッチを付けましたが、やはり小さかったです。Sサイズでこのサイズ感。

あまり理由はわかりませんが、これはもう公式で買う以上しょうがなさそうです。
もし選手と同じサイズじゃないと絶対嫌だ!という人は、邪道ですが、eBayなどで選手サイズのものが売ってますので、パッチ無しのユニフォームを注文し、ゴールドパッチは自分で付けるのもありかもしれません。
また、袖スポンサーもウェスタンユニオンが撤退してしまったようで、おそらく新シーズンの途中からかもしれませんが新スポンサーは入ると思いますので、その後で買うのも良いかもしれません。
そして背中のネーム&ナンバーですが、僕はフィルミーノにしました!(今まで11番は持ってて9番のは持ってなかったので)
しかし、見てください。ネームとナンバーの間が離れすぎています。。

まあ不格好でショックですが、こういうのは当たり外れなのか、他に届いてる人がどうなのかよく分かりませんが、まあしょうがないです。
ちなみに、下の動画は古いものですが、ちゃんとガイドに沿って圧着させるのでそんなにズレなそうなんですけど…。
17-18シーズンにプレミアリーグ共通のフォントが新しくなったときも、シーズン序盤はネームとナンバーの位置が安定しなかったですが、転換期はそんな感じなんですかね・・・。なぜサプライヤーが変わってそうなるのは全く謎ですが・・。
でも思えば今回のは表もライバーバードとスタンダードチャータードの間隔も今までのに比べると離れています。こういうのは期間が経てば改善されていくのかな、という気がしないでもないです。
まとめ
ということで、ざっくり実物レポートでした!
オーセンティックとレプリカで迷う人も多いと思いますが、とにかく選手と同じものが良い!という人はオーセンティックを選んだほうが良いです。
ただ、記事内でも書いてますが、細かいブツブツが苦手な方や、頻繁に洗濯することが想定される目的での着用にはレプリカが適していると思います。
刺繍かどうかという観点だけでオーセンティックとレプリカを選択するのは個人的には結構微妙かと思っています。オーセンティックのラバーもそんなに悪いものではないと僕は思いました。
プレミアパッチについては、公式で入れると小さいサイズになるのでそのあたりは把握した上で購入するのがよいでしょう。ネーム&ナンバーは正直まだよくわかりません(苦笑)。
これから買う人の参考になれば嬉しいです!
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