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エピソード・小ネタ

画像出典:チェンバレン公式Twitter
・生まれはポーツマス。ルーツはジャマイカにある。お父さんは元イングランド代表で8キャップを記録しているマーク・チェンバレン。そしてサウサンプトンのアカデミー出身。
・2012年にジョーダン・ヘンダーソンとテニスボールを使ったリフティング対決をやっている。ヘンドが小刻みに一定のリズムで正確にリフティングする中、チェンボはあっちいったりそっちいったりするリフティングを披露。両者のプレースタイルが現れた面白い企画なので、是非チェックを。

画像出典:extra.ie
・光陰矢の如し、アンドレ・マリナーがチェルシーvsアーセナル戦で「人違い退場」させてしまったことを覚えているだろうか?あの「人違い退場」からもう3年以上経っているが、その当事者の1人がチェンバレンである。エデン・アザールのシュートを手でブロックしたチェンバレン、しかし、退場させられたのはキーラン・ギブスであった。そのギブスはこの夏にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに移籍。奇しくも同じタイミングで両選手ともアーセナルを去ることになった。ネット上では「リバプールに来るのはギブスなのでは?」などと早速ネタにされているが、そうならないことを願おう。
・アーセナルがサウサンプトンからカラム・チェンバースを獲得した際、自身のツイッターに「ニックネームに関する裁判の準備は出来ている」とポスト。というのも、チェンバレンは「チェンボ」の愛称で親しまれており、新加入のチェンバースも同じく「チェンボ」がニックネームだからである。とはいえ同じセインツ育ちで両者の仲は良く、お互いの関係性だからこそできたツイートともいえる。リバプールでも「チェンボ」と呼ばれることが多くなりそうだが、もう一つの候補、「Ox(オックス)」も捨てがたいところ。
・慈善活動の一環として、ロイヤル・フリー病院に入院している子供たちへクリスマス・プレゼントを届けるために訪れたチェンバレン含むアーセナルの選手御一行。だが、とある少年に「アーセナルは嫌い… 。リバプールの選手はいないの?」と言われてしまったらしい。しかし、チェンバレンは逆にこの少年を気に入ったらしく、このエピソードを自身のインスタグラムにて明かしている。晴れてリバプールの選手となった今、是非この少年に会いに行ってほしいものだ!(2014年12月19日の投稿)

画像出典:チェンバレン公式Instagram
・代表でのインタビューにて、「ダンスが一番下手な選手は?」という質問に、ラヒーム・スターリングと答えている。曰く「1000%スターリング。スターリッジが一緒にジョーダン・アイブやスターリングと踊ってるビデオを見たんだけど、あいつのリズム感には驚かされたね。リズム感がまるでないんだ。信じられなかったよ。」
・アジアツアーでシンガポールを訪れた際、そこで開催されたファンミーティングにて、司会者に「アーセナルのレジェンドとプレーできるなら、誰とプレーしてみたいですか?」と聞かれたチェンバレンが答えたのは、ティエリ・アンリでもデニス・ベルカンプでもなく、なんとあの “ベントナー卿” こと、ニクラス・ベントナー!彼の笑撃の回答に会場は爆笑の渦に巻き込まれた。
・彼女はイギリスの歌手ペリー・エドワーズ。人気ガールズ・グループ 「Little Mix」 のメンバーの一人でもある。代表曲の「Wings」はNHKのサッカー番組のBGMとして使われており、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないだろうか。ロンドンからリバプールへ環境が変わるチェンバレンだが、この移籍がビッグカップルの今後の展開にどう影響をもたらすのか目が離せない。
・もはやお馴染みの「Wenger Out」。ヴェンゲルの退任を要求するアーセナル・ファンの合言葉のようなものだが、チェンバレンが間違ってファンのこのツイートを「誤いいね」してしまい話題に。すぐに取り消してヴェンゲルに謝りに行ったそう。ちなみにヴェンゲルはなんのことなのかよく分かっていなかった様子だったとのこと。
・リバプール移籍に伴い、軽めのインタビューに答えたチェンバレン。インターナショナル・ブレイクということもあり多くは語っていないが、子供の頃はリバプールのサポーターだったと明かしている。この手の話は多く見かけるが、彼の場合は本当だったと信じていいだろう。というのも、彼の少年時代のアイドルは我らがスティーブン・ジェラード。BTスポーツのインタビューを受けたチェンバレンは、解説として現場にいたジェラードの御前で「僕が本当にやりたいのはCMF。なぜなら、僕はずっと貴方を目標にやってきたから。」と明かしている。
・リバプールに移籍する際、アンリには「未だになにが強みの選手なのかわからない」と言われ、ギャリー・ネヴィルには「この移籍で得をしたのはアーセナル」とまで言われてしまっていたが、見事に見返している。そんなチェンバレンに対しアンリは「今の彼は、アーセナルが望んでいるような選手だ」と称賛している。
・リバプールはクリスマスの時期に地域奉仕の一環で選手たちが地元の小学校に訪れているが、チェンバレンの人気は微妙なもので、中には「もっと頑張ってよ、じゃないと好きになれない。」と本人に向かって言う子までいた始末。しかし、年が明けてからのチェンバレンのプレーは圧巻の一言で、今ではリバプールで最も愛される選手の一人にまでなった。
・17/18シーズンのCLローマ戦で大怪我を負い、CL決勝どころか夏のロシア・ワールドカップの出場も叶わなくなったチェンバレン。しかし、彼のその後の振る舞いは素晴らしく、彼のポジティブな姿勢はチームを支える一つの力になっていた。そんな彼のキャラクターは、サポーターに対する姿勢にも現れている。以前、試合後にジョー・ジャガーの息子ボビー君にユニフォームをプレゼントしたチェンバレン。そんなジョーは熱心なリバプールのサポーターで、CLの試合もすべて訪れていた。もちろん決勝のキエフ行きの航空券もホテルも確保していたが、最も重要な観戦チケットは手に入らず。とてつもないショックを受けたジョーはそんな心境をSNSで吐露。そんな彼らに幸運をもたらしたのが他でもないチェンバレン。ジョーのポストを見たチェンバレンは、彼らのために2人分のチケットを確保してプレゼントしたのである。チェンバレンは以前ユニフォームをあげた小さな男の子のことを覚えていたのだ。試合後にユニフォームをスタンドのサポーターにプレゼントすること自体はめずらしい行為ではなく、むしろ日常といっていい。しかし、一サポーターを覚えており、そんな彼らに対してチケットまでプレゼントする彼の対応は感動を覚えるほどだ。忘れてはならないのが、彼自身は今後1年はプレーできないであろう程の大怪我を負い、CL決勝とW杯を棒に振ることになった直後ということだ。そんな自身の辛い状況下でも他人に優しくできるチェンバレンの人柄は、一人の人間として尊敬に値する。

@JoeJaggar / Twitter
・リバプール・サポーターズクラブ日本支部が、懸命にリハビリを取り組むチェンバレンに対し、日本文化である千羽鶴をプレゼントするプロジェクトを実施。千羽鶴を受け取ったチェンバレンの反応は下記のツイートから。
Big thank you to the fans from the @LFCjp supporters club that took time to make and send me messages of support in over 1000 origami!Truly humbled. Big shout out to my boy Yujiro as well for flying in to gift it to me. Things like this blow my mind! Arigatōgozaimashita 🇯🇵 #YNWA pic.twitter.com/hLYoJIa04U
— Alex Ox-Chamberlain (@Alex_OxChambo) November 10, 2018
参考サイト
transfermarkt:世界のサッカー選手の移籍情報を中心としたデータベースサイトです。
WhoScored:欧州サッカーのスタッツや最新ニュースが掲載されているサイトです。
[最終更新日:2019年7月21日]
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