アンディ・ロバートソンがリバプールの選手たちは永遠にディオゴ・ジョッタの悲しみを克服できないだろうと語る

The following two tabs change content below.
平野 圭子
LIVERPOOL SUPPORTERS CLUB JAPAN (chairman) My first game at Anfield was November 1989 against Arsenal and have been following the Reds through thick and thin

以下は、本日(9/5)のBBCスポーツの記事です。

■アンディ・ロバートソンがリバプールの選手たちは永遠にディオゴ・ジョッタの悲しみを克服できないだろうと語る

アンディ・ロバートソンは、スコットランド代表チームでのインタビューで、リバプールの選手たちがディオゴ・ジョッタを失ったことで苦しみ続けている実態を語りました。ロバートソンは、ジョッタの結婚式に出席したほどジョッタと親しかった友人の一人です。

「あの悲劇の時には、誰一人としてフットボールのことを考えられた人はなかったと思う」と、ロバートソンは語りました。

「あまりのショックで。ご家族にとっては壊滅的な打撃だと思う。そして、我々リバプールの選手たちにとっても」

「人生のことを考えた。何が大切か、ということを。家族と一緒にいる時間を大切にしなければならない、と。一瞬先には何が起こるかわからないのだから」

ロバートソンは、この夏に若手レフトバックのミロシュ・ケルケズを£40mで取ったことから、昨季まで8年間続いた「自動的にスタート確定」の立場が変わりました。そして、夏には「試合に出られるクラブに移籍する?」という噂が渦巻きました。

それに対してロバートソンは、リバプールに残ってリーダーとしてチームメートを支える役割を選びました。みんながジョッタの悲しみに打ちひしがれている時だからなおのことでした。

「我々にとって、本当に最悪という時期を過ごした。親しい友人を失うということは本当に大変なことだ。おそらくは永遠に克服できない悲しみだ。だから、その悲しみを抱きながらも先に進むことが必要になった」

「彼(ジョッタ)の思い出を抱きながら、進む。彼は常に我々の心の中にいるのだから」

「そのことが僕の決断(リバプールに留まるか移籍するかの決断)に影響を与えたのではない。あの悲劇の前に既に決意を固めていたので。ただ、悲劇が起こってしまったことで、クラブは僕を必要としているという状況になった」

「僕はリーダーグループの一員で、今季から副主将という役割についた。その立場から、チームメートをサポートすることが必要だ、と」

「悲劇の後で初めてファンの前に出た時(プリシーズン親善試合のプレストン・ノースエンド戦)に、まず最初の試練を迎えた。チームメートの葬儀に出た後で、試合をしなければならなかったのだ。考えられないことだった。その後のこともそうだった」

「悲しみが軽くなるということはあり得ない。ただ、時と共に痛みがすこしずつ減ってゆくと思う。だから、我々リーダーが選手たちをしっかりサポートすることが必須だ」

*本記事はご本人のご承諾をいただきkeiko hiranoさんのブログ記事を転載しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA