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来季(20-21シーズン)からNIKEへサプライヤーが変更になることが年明けにアナウンスされた。それに伴い果たしてどんなデザインになるのか、期待に胸が高鳴る反面、思いもよらない”リーク情報”に唖然とすることもあるのでは。
私が一つ言えることは公式リリースが出るまで何も信じない。
これまでどれだけぬか喜びを味あわされたことか。移籍市場とユニフォームは公式まで絶対踊らされないが私のモットー。同じような人もいるのではないだろうか。
ただ、ここはあえて逆に考えてみよう。Think Different.
そういった事情も分かったうえで踊らされることは良い大人の嗜みなのではないか?
という訳で今回は様々なリークネタを見ながらNIKE footballのあれこれをご紹介できればと思う。
1.NIKE 2018 イメージ
Source:Behance.net
こちらはSantiago Lazoさんという方による作品だ。
そう、作品だ。これらが「リーク!」とTwitterで紹介されていることも見かけるが、ご本人がページで「イメージである」という点を協調している。
心得:ソースは確認! リーク、リークと言われるがファンアートであることがほとんどである。
デザインとしては2018年のNIKE footballをリバプール風にアレンジしたもの。 イメージとしてのクオリティは高い!デザインだけでなくプレー中の躍動感をユニフォームだけで表したNIKEの広告モチーフまでも再現。 袖に見られるこの特徴的な波形模様(ギザギザ)はご存知の方もいると思うが、2018ワールドカップと 18-19シーズンで見られたデザインである。
さらに注目頂きたいのが、サードユニフォームと思しき緑色のデザイン。
アンフィールド近辺の空撮写真が透かしで描かれている。これは18-19シーズンにバルセロナ、ASローマ、インテル、トッテナム、マンチェスターシティにも共通したアイディアである。
確かに、ガウディ設計の街全体が世界遺産であるバルセロナや永遠の都:ローマの街並みは映え様があるが、どこも同じ牧歌的な光景が広がるイングランドでそれが映えるのかな…。近くに住んでいる人やここにおいしいパブがある!など話に花が咲く遊び心があるか。各サポーターにどう受け取られたか気になるところ。今季のデザインとしてあり得るか、という見方をすると過去シーズンのデザインをそのまま使うはずはない。ただイメージとして美しかった。
2.NBそのままリバイバルイメージ
今期のニューバランスのデザインをそのまま編集したイメージ。ツイートされているようにまあ、悪くはないよね。しかし天下のナイキ様がそのまま色変えただけのものを使うはずはないので現実味はないだろう。こういうマイナーチェンジでもファンは満足すると思うけどね…。緑は歴代リバプールユニフォームでもたびたび登場する色なので、色自体は期待できる。
Embed from Getty Images1993-95のアウェイと似ているイメージだ。
3.アメリカンThe NIKE
Source: Pinterest designfootball.com
このリークは数年前から出没していたように思う。もしもリバプールがNIKEだったら、という創作。王道のNIKEをリバプールに当てはめたイメージ。ホーム:赤、アウェイ:白、サード:黒という鉄板の組み合わせ。襟は17-18シーズンユニフォームでブレイクした1970年代のリバイバルで間違いないデザイン。極め付きはシンプルに”WALK ON”というコピー。 You’ll Never Walk Aloneと全て言うのではなく端的な表現で余韻を残す表現はNIKEらしい。
ただこのコテコテアメリカンクールがリバプール独自コミュニティの上に形成されたYNWAの文化とマッチしないのだな、と感じさせられるイメージでもあった。
4.本命?
🔎 What's your verdict? pic.twitter.com/KzTx77gTPL
— Footy Headlines (@Footy_Headlines) April 15, 2020
4月15日に突如Twitterで盛んに取り上げられたこの画像。これまで多くのリークを速報してきたご意見番FootyHeadlineからの情報という事でにぎわったが、似たようなものは少し前にも出ていたので合わせて載せた。
個人的にはまともな印象だったが、Twitterでの意見はおおむね不評に見受けられた笑 理由としては緑が解せない/クレストは刺繍ではないのか/襟が気に食わないetc…などといったところか。
緑については、上記にも取り上げたようにリバプールの2番目の色と言ってもいいほどの色(黄色が対抗)で、もともとクレストの一部としてユニフォームに取り入れられていたものなので違和感はない、と個人的には思う。が、しかしこの取り入れ方がよくなかったか…。ホームユニフォームにしては割合が多いかも。1つ目に引用したツイートの画像にあるアウェイユニフォームと見比べてみるとメインカラーと差し色が緑と赤が入れ替わっているが、こういった組み合わせはユニフォームデザインにありがちだし、NIKEにも過去にはあった。
いずれもNike.comより。
このシーズンのバルセロナはホームとアウェイでネックラインの色とボディの色が入れ違いになっている。仮にあのアウェイがセットだとありそうだな~と思ってしまう。
続いて刺繍について。これは残念ながら、刺繍でないほうがNIKEっぽいと言わざるを得ない。NIKEは15-16シーズンのNIKE DRI-FITや16-17のNIKE Aero Swiftというようなアスリートのための機能を次々に開発しユニフォームに採用していることをとにかくアピールしてきた。その機能性のために刺繍は採用されていないように思う。過去5シーズン分の複数チーム(バルセロナ、PSG、インテル、ASローマ、マンチェスターシティ、チェルシー)のホームからサードまでのユニフォーム計70着近くを確認したが、刺繍のようなデザインはなかった。
代わりにといっては雑だがクラブのスローガンや歴史を示す言葉をユニフォームの内側に印字することでアイデンティティの側面を補強しているように思う。
見えにくいかもしれないが首の左部分にインテルの愛称”NERAZZURRI”「黒と青」 と刻まれ(プリントされ)ている。本来中央に位置するサプライヤーとサイズ表記を脇にずらして、このアイデンティティゾーンとともにうまく収まっている様は美しく見える。美しく見える。一見。
サッカーキングより
ただ他のチームも全く同じ様子を見てしまうと…。少し残念に思える。ちなみに
PSG: ICI CEST PARIS/ここがパリ、ASローマ: Roma siamo noi/俺たちがローマ、という言葉でいずれもリバプールでいえばYNWA並みに重要な物なので大事にしたいところ。
最後に襟。これが大きな問題を想起させる。2つ挙げた本命イメージのの相違点は襟の形状だ。いずれも好き嫌いあるだろうが、話題になっていた2つ目の方について。優しいVネックで爽やかな印象だが、問題は同じサイトからリークされているバルセロナやトッテナムの来季ユニフォームで全く同じ襟ががあったのだ。
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