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基本プロフィール
- 選手名:ジョルジニオ・ワイナルドゥム
- 生年月日:1990年9月11日
- 国籍:オランダ
- 身長:175cm
- ポジション:MF
- 背番号:5
- チームキャリア:フェイエノールト→PSV→ニューカッスル→リバプール
- 市場価格:25,00 Mill.€
- 契約終了年:2021年
プレースタイル
ストロングポイント
オフザボール時のポジショニングの質が非常に高い。クロップが実践する、緻密なオーガナイズ調整によるプレッシングサッカーにも適応し、主に3人から構成されている現リバプール中盤布陣にバランスをもたらす。
フットボールI.Qの高さから成される、2列目から相手ディフェンスラインの穴にスッと入る飛び出しは絶品で、流動性が魅力のリバプールの攻撃に大きな破壊力を付している。フィルミーノがフリーランによって開けたスペースに、彼とララーナが臨機応変に飛び出るようになった時がリバプール攻撃の醍醐味と言える。
体を張ったボール奪取や果敢なプレッシング・ディレイで、守備時の貢献も高く、ゲーゲンプレッシングの体現には欠かせない選手。混戦時も、確かなボールテクニックと意表を突く突破で局面打開を図る。また、意外とヘディングでの得点が多いらしく(本人談・得点量でも実証済み)ペナルティーエリアに飛び出しては見事なヘディングシュートを決めてきた。サッカー選手としては特別身長が高くないプレーヤーでありながら、多くのヘディングシュートを決めたいるのは、彼の飛び出すタイミングの良さを裏付けていると言える。
「笑顔が素敵」これが彼の最大のストロングポイントかもしれない。
ウィークポイント
しばしば前への意識が低くなり、チームが推進力を失う原因になりうることがある。またカウンター時にスピードのあるドリブルで相手を引きちぎるようなドリブルは得意としていない。彼が前を向かなくなったり、逃げのパスが多くなるとチームの攻撃力は一気に低下する。チーム加入直後はそれが顕著に現れ、やや適応に苦しんでいた時期もあった。
現在も判断が遅くなるシーンがしばしば見受けられ、改善が必要。独力で攻撃を牽引するタイプの選手ではないため、激しい攻防でスペースが生まれやすい強豪との試合の方が持ち味を発揮しやすく、逆にゴール前を固めた下位チームとの試合では貢献できなくなることがある。
エピソード・小ネタ
・もともとは「ボアテング」というラストネームだったが、両親の離婚により「ワイナルドゥム」を使うようになった。また弟、甥、異母兄弟もサッカー選手のサッカー一家である。
・ユニフォームネームが「WIJNALDEM]と誤表記されていた事件がメディアに取り上げられて話題になった。本人は全く違和感はなかったらしく「背番号しかみないからね。冗談を言われているのかと思ったよ。」といつもの愛されスマイルを見せた。
・エムレジャンは「彼は素晴らしいプレーヤーだ。目立たないが、チームのために汚れ役を担っているんだよ。本当に我々に必要な選手だ。」とコメントしている。
・ユース時代からオランダ最高のタレントとして期待されてきた選手。しかし、トップ下というポジションが最適なのかという問いに関しては以前から懐疑の目が向けられており、フェイノールト時代の監督であるベルト・ファン・マルヴァイク氏は「彼はまだ自分が何ができるかを分かっていない。ドリブル時に視線が下にいきすぎることが問題である。しかし彼はサイドであれば状況を理解してプレーできるプレーヤーだ。」とコメントしている。
・愛らしい笑顔からロナウジーニョを文字りワイナルジーニョと呼ばれた時期もあった。「笑顔」とにかく彼はこれに尽きると思う。カリウスやララーナがイケメンゆえにそれほどバッシングを浴びないのであれば、彼はこの笑顔で全ての批判を無力化できるだろう。
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