モー・サラーの唯一の誤り(運転中に携帯を操作した事件について)

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以下は、本日(8/15)のリバプール・エコー紙のジェームズ・ピアース(リバプールFC担当チーフ)の記事です。

■モー・サラーの唯一の誤り(運転中に携帯を操作した事件について)by ジェームズ・ピアース

モー・サラーは、警察から厳しい警告を受けるか、もしくは罰金とポイント削減処分を受けることになるでしょう。

リバプールFCとしては、あの動画(※)があれほど出回った後では、警察に報告する以外の方法はありませんでした。
※モー・サラーがウエストハム戦の後で、帰宅中の道路で信号待ちから発車する時点で、運転席で携帯を操作した70秒の動画がある人物によりSNSにポストされて物議をかもした事件。

もちろん、信号待ちで止まっている時でも運転席で携帯を操作することは道路交通法違反です。

だから、サラーは、法律の裁きを受ける義務があります。それは明らかです。

でも、あの動画に対する反応の中にはあまりにも論外なものがありました。

それは、その動画の中で、サラーが車の窓の外に立っていた少年ファンのサインのお願いに応えず、下を向いて携帯を操作した動作に対する解釈です。

「サラーは少年ファンのサイン依頼を無視した」

このような叫びが、あまりにも多く出たことは、ひとえにサラーの人物に対する誤解を招くものです。

まずは、このような場面では選手はサインに応じないようにと言われています。

その理由は、当然のことながら、交通量の多い道路の中で信号待ちしている車の外にファンが立っているという場面を思い浮かべれば明らかです。そこで窓を開けてサインに応じることは、そのファンを、他の車に轢かれる危険性にさらすことになります。

そして、サラーのケースはまさにその通りでした。車の中には自分の子供が同乗しており、その場面は非常に交通量の多い道路の真ん中でした。窓の外の少年ファンは、一刻も早く車道から出ないと危ないと見えたのです。

動画でも、サラーが非常に困ったことは明らかでした。そのため、その少年と目が合わないようにと携帯の画面を見て操作を始めたのです。

そして、このような場合のファンの危険性という問題だけではありません。

リバプールFCは、既にある人物が少年を使って選手にサインをもらわせて、それをインターネット・オークションで売って利益を作っている事例に気づいています。

その人物およびやり口について、選手に伝えて注意を促しています。

問題の動画では、とある人物(大人の男性)が、「モー、頼むよ!」と叫びました。そして、サラーが応じずに通り過ぎたところで、その人物は叫びました。「何というやつだ!」。

サラーが「そんな奴」かどうか、リバプール・ファンのショーン・ブラウンに聞いてみてください。ショーンは、Twitterに足の不自由な娘ルーシーがモー・サラーの歌を歌う動画をポストしました。すると、それを見たモー・サラーが、黙ってショーンに「ルーシーへ」としてサイン付きのシャツを送ったのです。

他のファン、ダブリンでボス・ナイトを主催したグループの人々に聞いてみてください。モー・サラーが彼らにサイン付きのグッズを寄付し、ショーン・コックスへの基金に£1,400を貢献したのです。

その他にも、数万人のファンに聞いてみてください。サラーと写真を撮ったファンに。

母国エジプトの人々に聞いてみてください。サラーが母国の病院や運動場などの施設に寄付をした事例をいくつも教えてくれるでしょう。

サラーはリバプールで大活躍して世界的なスーパースターになりましたが、その謙遜な人柄は全く変わっていません。

サラーは確かに過ちを犯しました。日曜日に、運転席で携帯を操作するという過ちを。

でも、サラーが悔いるべき過ちは、それが唯一のものでした。

画像出典:Mohamed Salah公式Twitter

*本記事はご本人のご承諾をいただきkeiko hiranoさんのブログ記事を転載しております。

 

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