「トニーのおっさん」のリバプール語録vol.3:ホスピタリティパッケージによるアンフィールドの旅

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「トニーのおっさん」のリバプール語録とは?


Twitter上でリバプールを様々な角度から分析し、その知識の深さから「この人は何者!?」とリバプールファンの間で騒がれている「トニーのおっさん」さん。ご本人にご協力をいただき、リバプールFCラボでは「トニーのおっさん」のツイートを不定期でまとめて記事コンテンツとしてデータベース化していきます。「移籍考察」「試合分析」「クラブ経営」「その他豆知識」など、リバプールの理解を深める数々の語録を語録をご覧ください。

今回はトニーのおっさん自らが足を運ばれた、ホスピタリティパッケージによるアンフィールド現地観戦記です。

ホスピタリティパッケージによる現地観戦記(以下ツイート引用)

果たしてホスピタリティチケットは予約出来ているのか?ドレスコードは大丈夫なのか?ハダースフィールドはユナイテッドに勝ってしまった。リバプールは果たして勝てるのか不安な面が沢山あります。

現地でのホスピタリティパッケージ入手から入場の流れ

まず、ホスピタリティチケットの現地入手ですがこちらの受付場所でパスポートと予約完了メールと共に引き換えました。この引き換えそのものが結構しっかりチェックされまして、購入時の氏名等はパスポートと一致させた方がいいです。SIとSHIやTIとCHIなど、氏名にある方は要注意です。

チケットの入手が完了したら、自分の買った区分のラウンジで食事という形になるんですが、プレミアムラウンジの場合は基本的に1人席が無いので、他のファンとテーブルを同じにしての食事になります。ちなみにラウンジの入り口付近はこんな感じ。

ラウンジの入室の際にドレスコードのチェックがあります。ビジネスカジュアルを求められるホスピタリティチケットの場合、ドレスコード相当の服を着ていれば良いというよりは、個人の容姿がドレスコードの適用範囲内かどうかという方が重要でした。要はイケメン有利です。世知辛いですね。

僕のこの試合の場合ですと、リバプール人の中に日本人が1人だけ混ざるみたいな状況だったので、どうあがいても彼等の中に混じってドレスコードを満たすにはガッツリとフォーマルな格好でないと厳しかったという感じでした。スーツにネクタイの判断は合っていたと思います。

日本人は実年齢よりも幼く見えてしまいますし、カジュアルな服装ですと彼等の目からは余計に子供っぽく見られてしまう可能性もあります。また、ここ最近のフットボールを取り巻く状況から言っても身だしなみをキチンとして損はありません。チェックはかなり厳しめです。

ただ、どう考えても試合当日の為だけにスーツ一式を持って行くのは負担が大きいです。僕が次に買う場合は恐らくビジネスカジュアルのホスピタリティチケットは買わないでしょう。やっぱり基本はユニフォームを着て観戦するのが一番楽しいと思います。

ホスピタリティパッケージの旅当日の様子

この日の流れは

09〜11時 アンフィールドにて買い物
11時〜12時 着替えの為、一度ホテルへ
12時〜15時 アンフィールドへ戻り食事
15時〜17時 試合観戦
17時以降 残って軽食を楽しむorラウンジを出て帰る

こんな感じです

では、ここからは今日何があったのか?

ホスピタリティチケットを入手すべくアンフィールドをウロウロと徘徊していると、中国人らしきカップルに話しかけられる。 『すいません、スタジアムツアーの申し込みがしたいのですが…』 完全にクラブのスタッフと間違われている。 『こちらですよ』 そして間違われたまま案内する。

カップルにお礼を言われ、さて自分もチケット受付を探さねばと思っていると、本当のスタジアムスタッフに声をかけられる 『あっちにも案内が必要なファンがいる』 お前は間違えるなよ。俺が案内必要なんだよ。チケット受付何処だよ!!

『COLLECTIONS』って書いてあるからココかな?とチケット売り場横に並んでいると、明らかに役職が上のスタッフが『……ファンの方ですか?』と声をかけてくれた。「そうです、ファンの方です」と答え、やっっっっと正しい受付場所を見つける。

ラウンジにやっと入ると軍服を着た方が居た。「あれ?11月では?」と思ったが、特に聞く事もなく階段を登る(エレベーターやエスカレーターあります)普通のファンが撮影しない箇所をパシャパシャ撮影してたので何かをチェックしに来た人っぽくなってしまう。

ラウンジ入り口にて、この様なブレスレットを付けられます。これを付けていれば外に出ても再入場出来る方式です。

ラウンジに入ったら早速のウェルカムドリンクでシャンパンを渡されます。これがかなり美味しい。 「これ、多分安くない」 と、銘柄を聞こうとしたらスタッフが僕を呼び止める「いやー、実はおじいちゃんグループのど真ん中に貴方の席を用意してしまった。いい?」ダメだよ、俺が主賓みたいになってんじゃん。これはダメだよ!と言ったら「じゃあ別のテーブル用意するから待ってて!」と明快な受け答え。

席についた途端、「仕事?何処から来たの?日本!遠いね〜」と、もう容赦なし。アンフィールドに集ったリバプールファンは皆兄弟だ!と言わんばかりに突然僕の席の前に置かれるビール。まだ前菜も出てきてないんだぞ!

ウェイター「こちらメニューになります」 僕「これは写真に撮ってみんなに教えなきゃ」 お父さんKOP「これ美味しいからコレにしなさい」 撮影してるでしょうが! これ、僕の指じゃないからね! 僕にメニューの選択権は無かった。

という訳で運ばれて来た前菜がスモークサーモンとクレソンのレモンソース仕立て。これは確かに美味しかった。サーモンそのものは脂が乗っててスモークも完璧。レモンソースの酸味とハチミツ漬けのレモンの組み合わせは抜群にサーモンと合う。クレソンとの相性も良かった。

続いてがいきなりメインディッシュでサーロインステーキとスネ肉とポテトのロースト、キャロットペーストソースを添えてって皿。これは正直言ってイマイチ。ステーキの焼き方が違う。肉そのものは美味しいので勿体無い。

そんな食事を楽しんでいると突然、全然知らない人から話しかけられる。 「何処から来たの」 「日本!?」 「遠くからまぁ」 ワラワラと集まり始めるKOP。この時初めて世界中から集まったファンの中の1人ではなく、地元のKOP達の中に1人だけ日本人がいるという事に気付く。

そう、普通のアジアのファンは試合を観るなら大きな試合を観る。ユナイテッド戦やマージーサイドダービーの様な。ハダースフィールド戦をわざわざプレミアムラウンジで観るのは変な日本人か地元のファンしかいない。リバプールファンなのにアンフィールドで完全アウェイ。

スカウサーに囲まれ魂でコミュニケーションを取ってる。

僕「(おっウマッ)」

相席KOP「この前のロブレンの守備どうよ!日本でも騒いでんのか?んん?んんんん?」

僕「」

僕はスポンサー契約に来た中国人ビジネスマンじゃないよ。

矢継ぎ早の質問攻めを受けた後、ちょっと野暮用があるから!と席を立ってトイレを撮影する。 子供「なんでトイレを撮影してるの?」 「それはね、おじさんはトイレが汚いスタジアムが許せないからだよ」とは言えず、「趣味」と返答した。答えを間違えたかもしれない。

席に戻ると記念品とマッチデイプログラムが入ったプレゼントを貰った。中身は高価そうなボールペン。ホテルに帰って色々やったけど、どうやっても分解できずインクの補充は出来なさそう。オシャレアイテムですね。

キックオフまで1時間を切った辺りでチームシートが配られる。これが現物なんですけど、みんなロブレンがスタメンだと思ってたの。プレミアムラウンジ内では。実際はクラヴァンだった訳ですけど、ロブレンにはサポートが必要なんだという会話はチラホラ聞こえました。

これは明らかに特別な日に座る席だな

試合の話は置いといて、ラウンジと観客席は直接繋がってるのでハーフタイムになると皆、ラウンジに戻っちゃうんですね。寒いから。そして席の構造上、1人だけ座って跨いでもらうのが難しいので(滑るし危ない)結局、ラウンジに一度戻る羽目に。なのでハーフタイム中はガラッガラ。

ラウンジに戻ったら呑気にみんなマカロンとかカップケーキ食べながらビール飲んでるんで「あの前半でよくマカロン食ってられるな!」と、僕は1人で席に戻って寒さと戦いましたよ。心は愚地独歩ですよ。後半修正してくれるはずだと信じてましたよ。

でも戦ってる姿ってのは誰かが見ていてくれるもんで、スタッフのお姉さんがココアをくれましてね。またこれが薄いんだ。ほぼ白湯。ただ温まりましたよ。身も心も。後半勝負だ。気合い入れて応援しよう。 後半、キックオフ。 誰もラウンジから出てこない!! 始まってんだぞ!!

みんながラウンジから出て来たタイミングでスタリッジがゴール。 あとは見ての通りの前半とは全く違う展開にみんな大喜び。終わってみれば3-0。 で、試合終了後に軽食がある訳ですけど基本的に残れる人は車で来てる人達でしたね。

バス組、タクシー組は帰りの混雑を考えると残れないのが実情。またラウンジそのものが最上階の5階にあるんで、出待ちしようにも5階から1階まで降りて出入り口に並んでぐるっと出待ちポイントまで行く間に他のファンが良い場所おさえちゃう。まぁ、無理です。出待ちは。終了前に席立たない限りは。

今回はあくまでホスピタリティチケットを知るというのが目的なので、色々と省いて試合終了後にホスピタリティチケットで見た場合、どう帰るか?と試してみました。まず、新しいオフィシャルショップ前にタクシー乗り場やバスの停留所への案内が出る様になってました。

服装がスーツなんで一時間はかかる徒歩は厳しい。かといってタクシーも結局出待ちと一緒でタクシー乗り場に行くまで時間がかかり、これも厳しい。一番早く帰れるのはバスだと思います。この917系ならライムストリート駅行きですし。まあ、並びますけどね。

ホスピタリティチケット観戦はこんな感じでした。じゃあマカロンでも食いますかね。

勝ってから食え!!

2 件のコメント

  • 素晴らしい記事ですね!
    まるで、ホスピタリティを疑似体験した気分になれました。
    ちょくちょく現地観戦できる財力と英語力。羨ましい限りです。
    おまけに、試合もレッズの勝利ということなしではないでしょうか。

    リバプールラボも、
    このような質の高い記事が増えて欲しい。

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