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2019年6月9日、日本のリバプールサポーターにとって一つの歴史的な日になった。
あのBOSS Nightにインスパイアされた「KOP Night TOKYO」が開催されたのだ。
BOSS Nightについての詳細は、以下の記事を参照してほしいが、簡単にいうとリバプールFCのサポーター達によるファンイベントだ。中心人物は地元ミュージシャンのジェイミー・ウェブスター。彼のギターにあわせてKOP達がチャントを歌うなんとも楽しそうなイベントである。
この記事では、日本で初めて開催された「KOP Night TOKYO Vol.1」の様子を当事者達のコメントを交えてご紹介していこう。なお、このKOP Night TOKYOはリバプール・サポーターズクラブ日本支部(LSCJ)さんが主催するチャンピオンズリーグ優勝祝勝会の中でおこなわれた。会場となったのは、日本人KOPにとっての聖地・恵比寿にあるPUBLIC HOUSE EPILOGUEさんだ。
和製ジェイミー・ウェブスターは誰だ!?
何を隠そう、今回の「KOP Night TOKYO Vol.1」でステージに立った2人はLFCラボのライターだ。
タクヤさんは先程のBOSS Nightの紹介記事やチャントの紹介記事など、リバプールの音楽関係へのアンテナが高い。そしてギターが趣味なことでも知られている。そんな彼のもとに、6月9日のリバプール・サポーターズクラブ日本支部(LSCJ)さんが主催するチャンピオンズリーグ優勝の祝勝パーティーにて、現地BOSS Nightのごとくギターにあわせてみんなでチャントを歌いたいという話が来たのが、パーティーの6日前だったという。彼にその時のことを振り返ってもらった。
この時まだアコギを持っていなかったというから驚きだ。
以下は、その時のやり取りだ。
なお、イタツさんはこのときCL決勝の地、マドリードから帰国したばかりである。
ミーティングと前日練習
その後、二人はパーティー3日前の6月7日(木)に打ち合わせをしている。
某音楽スタジオを借りての前日練習。イタツさんは音楽スタジオは初めてだった。
そして迎えた本番当日。
KOP Night TOKYO Vol.1
今回のミニBOSS Night(KOP Night TOKYO)は、チャンピオンズリーグ祝勝パーティーの中でおこなわれた。恵比寿のエピローグさんに集まったのはおよそ50人。14年ぶりのチャンピオンズリーグ優勝とあってみんな笑顔が眩しい。久々の再会だろうが初対面だろうが、ここに集まるのはリバプールの優勝を祝いに来たKOPだ。それだけですぐに打ち解けられるし、話題が尽きることはない。今回のようにリバプール・サポーターズクラブ日本支部(LSCJ)さんが主催するイベントはこの他にもいくつもあるので、まだ行ったことが無いKOPはぜひ足を運んでみてほしい。
さて、祝勝パーティーはチャンピオンズリーグ優勝の表彰式、キャプテンのヘンダーソンがビッグイヤーを掲げるところにあわせて乾杯がおこなわれた。その後、イタツさんによるマドリードの現地報告コーナーもあった。人気者である。ちなみに、このマドリード旅行記はまたこのLFCラボにて記事になるようなので楽しみに待ちたい。
そしてBOSS Nightだ。
事前に予告もあったことから、集まっているKOP達も「今日チャントを歌うコーナーあるんだよね」というような期待感を感じられたという(タクヤさん談)。そんな中、ステージの幕は落とされた。
この日、演奏されたセットリストはこちらだ。
Allez Allez Allez
Egyptian King (Mo Salah)
Virgil van Dijk
Si Senor (Bobby Firmino)
We Shall Not Be Moved
We Are Liverpool Poetry In Motion
Fields Of Anfield Road
You’ll Never Walk Alone
いくつかの動画が、Twitterで投稿されている。
Japanese Liverpool fans have been really inspired by @aBOSSNight and Jamie Webster🎸⚽️
Yesterday we held this event in Tokyo to pay tribute to them by courtesy of @epilogue2016041, the only ‘KOP ONLY’ bar in Japan😃(yt) pic.twitter.com/hia7WzZdFW
— リバプール・サポーターズクラブ・ジャパン (@LFCjp) 2019年6月10日
それまで来季のアウェイユニフォームを着ていた二人は、途中で衣装チェンジ。イタツさんが着ているのはマドリードで優勝決定翌日に購入した「0-2」とスコアが入ったTシャツ。
タクヤさんが着ているのは、「Allez Allez Allez」の歌詞で形作られたビッグイヤー。実はこれ、BOSS NightのTシャツなのだそう。
We’ve topped up our Madrid ‘19 stock over on @up_thereds 🇪🇸✊🏼. All sizes now back in stock. If you missed out last time around you can order here 👉🏽 https://t.co/leMwwsw5dU pic.twitter.com/B2jqbMWfhc
— BOSS Night (@aBOSSNight) 2019年6月10日
Tシャツの購入は ⇒ UP THE REDS
日本から急に注文が増えて、ジェイミー・ウェブスター来日を願うばかりだ。
そして、KOP Night TOKYOも後半戦。
やはり一番のハイライトは、リバプールといえばこの曲「You’ll Never Walk Alone」だ。
A very emotional You’ll Never Walk Alone😊(yt) pic.twitter.com/pVh1L7eKDD
— リバプール・サポーターズクラブ・ジャパン (@LFCjp) 2019年6月10日
「Allez Allez Allez」と「You’ll Never Walk Alone」はアンコールでもう一度ずつ歌われ、そして最後はQueenの「We are the champions」がカーテンコールとして流された。ここでも大合唱。
We Are The Champions🏆(yt) pic.twitter.com/CvjD9mxE22
— リバプール・サポーターズクラブ・ジャパン (@LFCjp) 2019年6月10日
ヨーロッパ王者に輝いた私たちの歌。おめでとう、リバプール。おめでとう、私たち。
大きな熱気に包まれたまま、記念すべき「KOP Night TOKYO Vol.1」は終了した。
お二人、本当にお疲れ様でした!
そして集まっていたKOPの皆様、主催のリバプール・サポーターズクラブ日本支部(LSCJ)さん、会場で使わせていただいたPUBLIC HOUSE EPILOGUEさんもありがとうございました!