オザン・カバクのプレースタイル/プロフィール解説|リバプール選手名鑑

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基本プロフィール

画像出典:カバク公式Twitter

  • 選手名:オザン・カバク
  •  生年月日:2000年3月25日
  •  国籍:トルコ
  •  身長:186㎝
  •  ポジション:CB
  •  背番号:19
  •  チームキャリア: ガラタサライ(17/18~)、シュツットガルト(18/19~)、シャルケ04(19/20~)、リバプール(20/21~)
  •  市場価格:€25.00Mill.
  •  契約終了年:2021年6月30日

プレースタイル

ストロングポイント

画像出典:LFC公式Twitter

20歳とは思えない佇まいを見せるトルコ代表のセンターバック。目立った弱点はこれといってなく、基本的な能力がバランス良くまとまっている。

186cmという身長はCBとしては比較的小柄な部類に入るが、厚みのあるボディを持ち、フィジカル的な水準は総じて高いレベルにある。

フィジカル的な観点で特に注目すべきなのがスピード。広大な範囲をカバーできるスプリンターとしての才能はもちろん、身体が大きすぎないことがプラスに作用しているのか、アジリティやクイックネスといった部分もCBとしては高いレベルにある。

それゆえに地上戦は滅法強く、19/20シーズンの地上戦における対人の勝率は約70%。このシーズンのフィルジル・ファン・ダイクも約70%の勝率を誇っており、ジョー・ゴメスやジョエル・マティプが約50%ということを考えると、リーグが違うとはいえ期待が持てる数字といえる。

コンタクト・プレーを一切恐れない闘争心と、それに耐えうるパワーも魅力。非常にアグレッシブな守備スタイルで、果敢なタックルでボールを刈り取る。

その激しい守備スタイルやビジュアルも相まってか脳筋タイプに見えがちだが、足元のクオリティも光るものがある。展開を一気に推し進めるロングレンジのパスを多用するわけではないが、ビルドアップの安定に一役買ってくれるだろう。

また、異文化にすぐさま溶け込み、自身の能力を持て余すことなく発揮できるパーソナリティも素晴らしい。トルコのガラタサライからドイツのシュツットガルトへ移籍した際、すぐにドイツ語を学ぼうとする姿勢や、その成熟ぶりにSDを務めるトーマス・ヒツルスペルガーは感銘を受けたという。

イングランドはトルコやドイツとはまた異なる文化を持つ国だが、カバクであれば素早い適応が期待できるだろう。リバプールで飛び交うスカウスは英語の中でも特に難解だが、彼であればその習得にも励んでくれるはずだ。

ウィークポイント

画像出典:カバク公式Twitter

リバプールはカバクにとって初のメガクラブ挑戦だが、前述した彼の異文化に対する姿勢や野心に満ちたキャラクターを考えれば、その部分は杞憂に終わるかもしれない。

純粋なプレー面での不安要素を挙げると、まずアグレッシブな守備がマイナスに働くシーンがあるかもしれないことは理解しておきたい。積極的なチャレンジは成功すれば果敢で素晴らしいと褒められるが、失敗すれば無謀で軽いと言われてしまう。

優れたフィジカルを持つ選手は往々にして先手を打たずともリアクションによってお茶を濁せることが多く、身体能力に頼ったプレーに走るきらいがある。まだ若いということもあってかカバクにもそういった側面があることは否定できず、より速くよりタフなプレミアリーグということも踏まえれば、最初のうちは戸惑いを見せる可能性は大いに考えられる。

また、サイズにややハンデがあるためエアバトルは気になるところ。これまではポジショニングやジャンプ力といったサイズ以外の面で補っていたが、ここはイングランド。屈強なストライカーたちから容赦のない空爆に晒されることもあるだろう。そういった選手たちと互角に渡り合えるような空中戦の強さがあるかと言われれば、現時点では疑問符が付く。

カバクはフィジカルとテクニカルのどちらの観点から見ても、世界の頂点を争うような傑出した特別な何かを持っている選手ではない。ただ、守備者に必要な能力が高いレベルで備わっており、そのバランスも良い。

そして繰り返しになるが、彼はまだ20歳である。買取オプション付きのローンという形での加入だが、彼が持つポテンシャルを考えれば夏に完全移籍で改めて加入する可能性も大いあるといえるだろう。

エピソード・小ネタ

画像出典:カバク公式Twitter

◆オザン・カバクという名前の由来だが、トルコ語でそれぞれオザンは「詩人」、カバクは「かぼちゃ」という意味がある。つまり彼は「かぼちゃの詩人」ということだろうか?

◆尊敬する選手はフィルジル・ファン・ダイク。ガラタサライ時代にはチームメイトを通じて彼のユニフォームも手に入れている。

◆ユルゲン・クロップの親友であり、元シャルケ監督のデイビッド・ワグナーはカバクのことを「この世代の欧州の選手で最も才能のあるDFの一人」と非常に高く評価しており、クロップに彼のことを強く薦めたという。

◆ファン・ダイクのファーストネームであるフィルジルは、古代ローマの偉大なる詩人ウェルギリウスが由来である。歴史上、最も偉大なる詩人の名を冠するファン・ダイクと、そんな彼を敬愛し、詩人そのものの名前を持つカバク。彼らの共演が楽しみである。

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