【リバプールの移籍事情 vol.1】クロップの昨夏の動きとプラン

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クロップと共にリーグタイトル、カップタイトルを勝ち取りたい。バーゼルでの敗戦を無駄にしない。

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リバプールの2016年夏の移籍の話題は、ゲッツェの獲得。ベンテケの高価での放出。この2つから始まった。クロップは、新シーズンに向けてトップターゲットをドルトムント時代の愛弟子のゲッツェを指名。直接メールや電話で話している事や、移籍金が連日、イギリス国内、ドイツなどで報道された。

 

それと並行して行なわれていたのが、ベンテケの放出先。クロップの考えは、ベンテケの放出額でゲッツェを獲得する事。しかしベンテケの放出先とゲッツェの獲得は意外にも難航する事になる。なので先にクロップの昨夏のターゲットを見ていきたいと思います。

まずクロップはGKにカリウス。ドルトムント時代から彼の獲得を望んでおり、足元のスキル、切り替えが早い彼をチームに迎える事を高く望んでいた。ハイデルGMがマインツのGMの最後の仕事として、クロップの事を助けたとされています。CBにマティプ(フリーで獲得済み)ともう1人CBをドイツから探していた。その候補になっていたのが夏にバイエルンへの加入が決まったジューレであり、実際にオファーも出していた。

 

SBには、親友のワーグナーが推薦していたチルウェル。(チルウェルは、レンタルでワーグナーが指揮するハダースフィールドで一時期プレーしていた。)CMFには、ジエリンスキ、ダフード。リバプール番記者のメリッサさんによると彼らのw獲得も模索していたとの事。若手有望株のグルイッチ。アタッカーにはトップターゲットのゲッツェ。そしてセカンドターゲットに位置付けされていたセインツのマネ。(クロップはゲッツェとマネのw獲得を模索していた。)

これが当初のプラン。しかし選手の放出と、獲得の失敗により変更を強いられる。まずチルウェルの獲得失敗。クロップはモレノの競争相手として国内でも高い評価を受け、親友のワーグナーの推薦の彼の獲得を強く望んだ。しかし理想通りにはいかない。リバプールは£8mでオファーします。この額でもある程度高めに設定した額でありましたが、レスターは£10mを要求し、リバプールのオファーを拒絶。このレスターの態度を見てクロップは獲得を断念。KOPはヘクターの獲得を望んだが、現地記者によるとクロップは年齢と移籍金を考慮し、獲得リストに入っていなかったとの事。そしてクロップは、昨シーズンの途中から試合の流れで試していたミルナーの左SBのコンバートを決意する。

この間にもハルのロバートソンとセインツのバートランドをリストアップし、獲得の可能性を探っていましたが、ミルナーのコンバートへの方向転換。このミルナーコンバートによりCMFの数が不足する事になる。クロップはアレンの放出も決めており、新プランのヘンダーソンの6番へのコンバートも決めていた。その為、明らかに不足しているのは目に見えていた。

 

クロップはララーナのCMFへのコンバートとグルイッチは獲得していたもののあと2人は獲得する事を望んでいた。その2人がダフードとジエリンスキである。(ゲッツェのコンバートもあり得ていたという記事もありました。)ダフードに関してはボルシアMGがオファーを拒絶。チームの未来でもある彼は今売り時では無く、夏にジャカを放出してしまった為チームとしては中盤の核の2人の売却は不可能であった。

しかしここでクロップは、来夏への交渉権を獲得している。しかしオファーが多い為有利などという事は無いと考えられる。そしてジエリンスキに関しては、連日リバプール入りは間近と報じられ、本人もリバプール移籍にかなり前向きだった。しかし保有元のウディネーゼのオーナーがワトフォードのオーナーも務めており、同じプレミアのリバプールへの移籍に強い難色を示す。そして同じセリエAの関係の良いナポリとの交渉を優先的に進めていったのである。

 

これはクロップにとっては想定外であった。ダフードの獲得は厳しいと当初から考えられていたが、ジエリンスキの獲得失敗はまさかの事態であった。そして2ndターゲットのワイナルドゥムを獲得。しかしワイナルドゥムの獲得の後も候補者を探していたが、もう市場が閉まる間近で時間切れであった。見事にウディネーゼ側の対応にしてやられた感が否めない。恐らく初めからリバプールに売り気など無かった様な印象を受けます。結果的にCMFを1人不足させたまま市場が閉まるのを見届けた。

そして次にCB。シュクルテルの放出が決まり、サコの処分が長期化する可能性があり、1選手の獲得は必須であった。ブンデスからの獲得が噂されていたが、クラバンという意外な選手。しかもバーゲン価格での獲得。こちらはクロップの理想通りの獲得が出来ていたと思われていたが、クロップの当初のターゲットは、ホッフェンハイムのジューレ。ドルトムント時代から獲得を望んでおり、ビルドアップ能力、高さを兼ね備える彼をマティプと共に、新たな最終ラインに置く事を望んでいた。

 

しかしこちらはクラブとの交渉に入っていたが、ジューレ本人が残留を決断した。彼は当初からバイエルンへの移籍を望み、リバプール、チェルシーからのオファーを拒否。そしてELでの対戦時のプレー、ブンデス時代のプレーを考慮しクラバンを獲得したとの事。GKはクロップの理想通りのカリウスをバーゲンで獲得。これはハイデルGM(クロップとはマインツ時代からの親友がマインツでの最後の仕事としてクロップを助けてくれたとも伝えられています。)ここはすんなり決まり理想通りでありました。

そして最大のミッションであったゲッツェの獲得は、ゲッツェ本人がリバプールへの移籍に難色を示していました。そしてリバプールがEL決勝で敗れCL権を無くした所を見届けるかのようにし、ゲッツェは古巣ドルトムントの復帰を決意。ゲッツェは、クロップのチームを魅力的と考えていたが、ドイツ以外ならマドリーかバルサへの移籍しか考えていなかった。そしてリバプールの場所にも難色を示し、結果的にCL権を獲得出来なかったリバプールを選ぶ事は無かった。

マネの獲得は決定していたものの、当初からアタッカーの獲得は2人が必須と考えていた。その為、クロップが直接レンヌのデンベレに問い合わせを行ったが、既に本人がドルトムント移籍を決意していた為失敗。これがもう少し早くから正式に動いていれば状況は変わっていたかもしれない。獲得リストには入っていたそうだが、ドルトムントの方がより早い動きであり、若手育成にも定評がありCL権もあり太刀打ち出来なかったのである。そしてボーンマスからかなり好条件なオファーがアイブに届き、放出を許可。これもクロップは悩んだであろう。シーズン途中でアイブにはある程度の見切りをつけていた感はあり、タイミングを逃すまいと放出を決意。しかしまたもやウィンガーを減らす事に。。

 

オジョの可能性とアイブの可能性そして移籍のタイミングを考慮し、アイブのクロップリバプールでの未来は無かった。そして移籍市場終盤に、プリシッチの獲得に動きます。クロップはドルトムント時代から高く評価しており、彼をトップチームに上げたのもクロップ。プリシッチをリバプールに加入させる事を熱望しましたが、既にプリシッチ本人にも考える時間は無く、交渉は不成立。ある程度プリシッチ本人は移籍に興味は示していたものの、クラブが拒絶。結果的にマネともう1人という選手は獲得出来ずでした。しかしこの時点で、アタッカーにはイングスが帰ってきており、オリジ、スターリッジとそのポジションでプレー可能な選手がいた。クロップはそちらの可能性にかけ、これ以上の無理な選手の獲得は望まなかった。
そして結果的に

・GKのカリウスは理想通り。
・CBは、ジューレ→クラバン
・SBは、チルウェル獲得失敗。
→ロバートソン、バートランドの獲得も見送る。
・CMFは、グルイッチは理想通り。
ダフード獲得失敗。
ジエリンスキ→ワイナルドゥム
・WG マネは理想通り。
ゲッツェ獲得失敗。
→2ndプランのデンベレ、プリシッチの獲得も失敗。

左SB、CMF、ウインガーの獲得はクロップの理想通りにはいかず獲得出来ずに終わってしまいました。それぞれ、ミルナー、ヘンド、ララーナをコンバートさせましたが、夏の移籍市場で獲得する必要がありました。

 

結果的には今のリバプールをご覧になっていただけたらなと思います。今夏についてもまた書きたいと思います。

分かりずらかったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
また第2弾もよろしくお願いいたします。

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