タイウォ・アウォニイが腹部の手術で治療のための昏睡に。プレミアリーグはオフサイドルールの変更を検討へ

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平野 圭子
LIVERPOOL SUPPORTERS CLUB JAPAN (chairman) My first game at Anfield was November 1989 against Arsenal and have been following the Reds through thick and thin
以下は、本日(5/14)のBBCスポーツの記事です。

■タイウォ・アウォニイが腹部の手術で治療のための昏睡に。プレミアリーグはオフサイドルールの変更を検討へ

ノッティンガムフォレストのストライカー、タイウォ・アウォニイは週末のプレミアリーグの試合(対レスター、試合結果は2-2)でゴールポストに衝突するというハプニングがありました。

その時に負った腹部の傷のため火曜日に手術を受け、治療のための昏睡状態に入ったということです。

このような危険な事態をもたらしたのは、オフサイドフラグを遅らせるというルールが関係していると見られています。

というのは、アウォニイはオフサイドだったので負傷の危険を冒してまでゴールに向かう必要はなかったのです。アシスタントレフリーは、オフサイドの旗を遅らせました。これは、規則で決まっているからです。ただ、その規則がなければアシスタントは早々にオフサイドの旗を振り、結果、アウォニイは(ゴールポストに衝突する前に)プレイを止めただろうと思われます。

オフサイドの旗を遅らせるルールは、2020-21季から導入されたものです。具体的には、攻撃がゴールに繋がりそうな場合はアシスタントはオフサイドの旗をすぐには出さず遅らせることが義務付けられています。ゴールが決まった後で、リプレイでオフサイドかどうか判定を下すためです。

例外として、攻撃がゴールに繋がらないだろうと判断された場合、攻撃側がウィングに行った場合、もしくは誰の目にも明らかなオフサイドだった場合はその時点で旗を振ることが可能とされています。

このように、アウォニイが負傷を負った場面は、IFABが決めた規則に従ったものです。ただ、その規則を遵守することで、アウォニイのように選手のリスクを増大することになるという声が上がっています。

これまでも深刻な事件がありました。

2021年3月に、ウルブスのGKルイ・パトリシオがモー・サラーのゴールを止めようとした時にチームメートのコナー・コーディと衝突し、15分間治療を受けた事件がありました。ボールがネットに入った後で、サラーはオフサイドだったとリプレイでわかりました。

2023年12月には、マンチェスターシティのジョン・ストーンズはエバトンのベトと衝突した時に負った負傷で1か月欠場しました。

3週間後にエデルソンがニューカッスルのショーン・ロングスタッフと衝突して2週間欠場しました。

*本記事はご本人のご承諾をいただきkeiko hiranoさんのブログ記事を転載しております。

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