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エピソード・小ネタ

画像出典:number.bunshun.jp
◆南野は1995年1月17日に発生した「阪神淡路大震災」の前日である1月16日に生まれている。拓実という名前の由来は、「自分で開拓して実る」だそうだ。自身の名前の由来を知った時、彼は「名前負けしないように」と決意を新たにしたという。そんな彼の幼馴染には日本代表の室屋成がいる。
◆初めて見たワールドカップは1998年のフランスW杯。憧れていたのはロナウドで、マイケル・オーウェンがアルゼンチン戦で決めたゴールも記憶に残っているそう。
◆南野の負けず嫌いを表すエピソードは数多くあるが、幼馴染の室屋が明かしたものの中に「少年サッカー大会とかでPK戦になると、『俺が止める』とGKに入っていた」というものがある。おそろしいほどの負けず嫌いである。
◆南野を指導していたセレッソ大阪ユースの藤野コーチによると、高校生だった15~16歳の頃はAKB48の大ファンだったようだ。彼のピッチ外の意外な素顔だが、ただ好きだったというわけではなく、海外遠征に行った際にAKB48のグッズを外国人選手にプレゼントし、コミュニケーションを取っていたという。
◆セレッソ大阪時代、地元の野球チームである阪神タイガースの試合に観戦したことを自身のTwitterに載せている。ユニフォームの番号は19番だが、これは彼の同学年にあたる藤浪晋太郎のものだ。
阪神タイガースの応援に行きました〜!(^^)
— TakumiMinamino 南野拓実 (@takumina0116) May 29, 2014
初めて野球観戦して楽しかったです(^O^) pic.twitter.com/2ErmUJK6yn
◆前述の「うっさいんじゃ、ボケ」発言について。これはセレッソ大阪時代に、チームメイトのカカウ(元ドイツ代表の大ベテラン)が自身へのパスではなく半ば強引なシュートを選択した南野に対し文句を言ったところ、南野が言い返した(とされる)発言だ。当時のカカウは33歳で19歳だった南野よりも14も年上。もちろんフットボーラーとしての実績も比較にならない。そんな相手に対しても一切物怖じせずに言い返せるというのは、彼の強靭なメンタリティの現れといえる。カカウほどの選手に対して南野のように言い返せる日本人選手は極一握りだろう。仮にこれが若気の至りだったとしても、厳しいプロスポーツの世界においてはむしろ素晴らしいメンタリティともいえる。
◆チアゴ・アルカンタラとリバプールでチームメイトになった南野。実は過去に南野は彼からファンサービスをしてもらっている。15/16シーズン、ウィンター・ブレークのキャンプ地にカタールのドーハを選んでいたバイエルン。それと同時期にカタールで開催されていたのがAFC U-23選手権2016だ。U-23日本代表は見事優勝を飾っているのだが、彼らとバイエルンは同じホテルに滞在していたそう。ワールドクラスの選手に目を輝かせる若き侍たちだが、南野も例に漏れずその一人だった。実際にチアゴとは写真を撮っており(矢島慎也曰く、チアゴはめっちゃいい人)、リバプールでチアゴとチームメイトになった際にこの出来事が改めて注目を浴び、「なんというストーリー!」と話題になった。
直前合宿で同じホテルだったバイエルン。練習も見ることができて刺激を受けました!!!少年の頃に戻ったみたいに写真をみんなで撮ってもらいました。 pic.twitter.com/0Fm9wAmKzQ
— 岩波拓也 (@ta_ku0618) January 31, 2016
◆リバプールに移籍した際、南野がチームに早く馴染めるように、クラブは彼のロッカールームの席を8番のナビ・ケイタ(ザルツブルク時代のチームメイト)と10番のマネ(非常に面倒見の良い、ザルツブルクの先輩)の間にするという計らいをしている(元々その位置だったロベルト・フィルミーノは移動となった)。ちなみにこれはリバプールの旧トレーニング施設であるメルウッド時代の話であるため、現在カービーにあるAXAトレーニング・センターでどうなっているかは不明だ。
◆リバプールといえば、ビートルズ。史上最高のロックバンドのメンバー全員の出身地であるリバプールには、当然彼らゆかりの地が多くある。南野もリバプールという街に馴染むために、彼らの関する場所を積極的に巡っているようだ。かつてリバプールのアイドルだったフェルナンド・トーレスも、ビートルズの曲を良く聴いていたというエピソードがある。リバプールという街に馴染む秘訣は、ビートルズにあるのかもしれない。
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FAカップでデビューした彼が「懸命に身振り手振りでボールを要求」
する姿に好感が持てました・・・この調子で早くチームに溶け込んで
欲しいですねっ!!。