ベン・ウッドバーンのプレースタイル/プロフィール解説|リバプール選手名鑑

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基本プロフィール

画像出典:Ben Woodburn公式Twitter

  • 選手名:ベンジャミン(ベン)・ウッドバーン
  • 生年月日:1999年10月15日
  • 国籍:ウェールズ
  • 身長:174cm
  • ポジション:LWG-OMF
  • 背番号:58
  • hチームキャリア:リバプール
  • 市場価格:1.50Mill€
  • 契約終了年:2019年

プレースタイル

画像出典:LFC公式Twitter

ストロングポイント

同年代では並外れたフットボールセンスを持つリバプールが誇る神童。天性のセンスから成されるドリブルやラストパスはトップチームでも才能の片鱗を示す。コウチーニョのそれとは似て非なるものがあるが、難しいプレーを簡単にこなす「才能」である。

小柄ながら相手との間合いの取り方や体の入れ方が上手く、それに加えて独特のリズムの柔らかいタッチがアタッキングサードでの違いを生む。ユース時代のプレー映像からも見ることができるが、相手DFの背後をとる技術、選り分け一瞬の加速と嗅覚・ポジショニングに優れ、それは受け手としても出し手としても力を発揮する(ユース時代は受け手が多め)。そしてドリブルで抜く際の手(腕)の使い方とボールの置き位置は絶妙で、自分より大きな相手も抜くことができる。これは球際の激しいプレミアリーグで力を発揮する上で大事な要素となるだろう。

クラブ(特にユース)ではストライカー的な振る舞いが多かったが、ナショナルチームではプレーメーカーとしての期待が高く、どちらのポジションでも振る舞う才能を持っている。(最近ではクロップの意向かコウチーニョのスタイルに近づいている気も)

また、ハーフスペース相手DF・MFの前でボールを受け、相手守備陣の層にズレを作るプレーも得意とし、そのための緩いドリブルも多用する。低い位置に降りてきて組み立てにも参加可能。

好青年なのでクロップ(指導者)の指示も素直に聞き入れ実践しよとする姿勢が見受けられる。真面目に練習し、周りのトップ選手からいい部分を吸収する姿勢も強いので、まだまだ成長する可能性を秘めている。

クラブ最年少ゴール記録を樹立するなど、何か「持ってる」ものがあり、今後重要な一戦での歴史的ゴールに期待が膨らむ。

 

ウィークポイント

画像出典:LFC公式Twitter

試合中に消えている時間も多く、確かな技術を示してはいるものの、個人技や決定的なラストパスをコンスタントに発揮できているとは言い難い。また一瞬タメを作るプレーを得意としている反面、シンプルなフリックなどのプレーの数は少ない。ボールの持ちすぎがリズムを悪くすることもある。

パスを相手に引っ掛けたり、判断の遅れからピンチを招くシーンも多くトップレベルでの戦いにはまだまだ改善の余地は残る。若さ故の「甘さ」にも注意が必要。

まだ体も出来上がっておらず、プレミアリーグで多くの試合をこなすにはフィジカル面での熟成も欠かせない。

しかし彼はアカデミー出身のリバプールの至宝であり、多くの可能性を秘めた逸材。KOPとしては暖かく見守りつつ今後の活躍に期待したい。

エピソード・小ネタ

画像出典:LFC公式Twitter

  • 17歳45日でのゴールでマイケル・オーウェンの持っていたリバプール最年少ゴール記録を98日更新し「新ワンダーボーイ」と謳われた。ジェラードが引退を発表した直後にトップチームでのデビューを飾り、アカデミー出身であることなど数奇な巡り合わせからジェラードの後継者との期待も大きい。

 

  • 15歳でU-18チームに昇格し、17歳でトップチームのデビュー飾るなど若くからその才能をチームに認められ、自宅までチームが手配した運転手が送迎していたほど。フューチャー・グループ・プログラムにも参加し幼くしてトップチーム監督ん指導を受けるエリートコースを歩んだ。

 

  • ガレス・ベイルとアーロン・ラムジーを尊敬し多くの影響を受けた。「ガレス・ベイルとアーロン・ラムジーは世界クラスであり、彼らがすることを再現したい」とコメントし、代表はウェールズ国籍を選択している。

 

  • 16歳の時には「新しいラムジー」と呼ばれた。ラムジーは16歳の時に「新しいスティーブン・ジェラード」と呼ばれ、代入法的に考えればウッドバーン=ジェラードである。

 

  • マイケル・オーウェンは「クロップはベンにとって最適な監督。大切に育ててくれるだろう。」とコメント。彼の将来に大きな期待を持つとともに、成長への自信を持つ『お気に入り』である。

 

  • 練習後はアレクサンダー=アーノルドと居残りでフリーキックの練習をしている。(その成果からかアーノルドは17−18CLプレーオフ1st legで見事なフリーキックから先制ゴールを決めた)

 

  • 15歳の時にはU-18 FAユースカップで「デニス・ベルカンプ」ばりの神トラップからのスーパーループボレーを決めたことで話題を呼んだ。

参考サイト


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