フロリアン・ヴィルツのプレースタイル/プロフィール解説|リバプール選手名鑑

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エピソード・小ネタ

画像出典:LFC公式HP

◆ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州に属するプルハイム出身。ノルトライン=ヴェストファーレンは州都デュッセルドルフを始め、ボンやケルン(ちなみにリバプールとは姉妹都市である)、レバークーゼン、ドルトムント、メンヘングラードバッハなどが属する。

◆10人兄弟の末っ子。父のハンス・ヴィルツは71歳、母のカリンは63歳である。ハンスは元国境警備官で、地元のサッカークラブであるグリュン=ヴァイス・ブラウヴァイラーの会長を務めており、息子のフロリアン・ヴィルツもそこでサッカーを始めた。また、息子の代理人も務めている。

◆「Florian(フロリアン)」という名前の起源は古代ローマにあり、元は「Florianus(フロリアヌス)」という形だった。語源はラテン語の「Flōrus」で、これは「イエロー/ブロンド」という意味を持っていたが、やがて「開花」するという意味も持つようになった。「花」を意味する「Flower」の語源も同じくFlōrusである。

◆プルハイムの隣町ケルンのユースチームでプレーするようになったヴィルツ。練習施設までは13kmほどあったというが、主に自転車で片道45分程度かけて通っていたという。

◆ケルンで圧倒的な才能を見せていたヴィルツだが、2020年1月にケルンとライン川を挟んだ隣町のクラブであるレバークーゼンに移籍する。しかし、ケルンとレバークーゼン(とメンヘングラードバッハ)の間には「お互いのユース選手を獲得しない」という紳士協定が存在しており、当然ながらケルン側は激怒。ちなみにレバークーゼン側の主張は「ヴィルツをユース選手としてではなく、トップチームの選手として獲得した」で、事実として移籍後数ヶ月でプロデビューしている。

◆プロ選手として大金を得るようになったもののキャリアの初期はお小遣い制度で、月にわずか150ユーロしか貰っていなかったという。両親の教育もあって、お金よりもスポーツ面での成功を望む人間になったようだ。

◆ドイツ代表の企画で、好きなジャガイモ料理をランク付けする動画を撮影したヴィルツ。ジャガイモを使用した様々な料理が登場する中で彼が1位に選んだのは、ただのジャガイモそのものだった。これがドイツ人の間で話題となり、事あるごとにヴィルツはジャガイモでいじられるようになってしまった。ちなみに本人は「なにが面白いのかよくわからない。どこに言ってもこの事について聞かれるからもううんざりしている」とだいぶ参っている様子。

◆ペプシ・コーラのブランド・アンバサダーを務めている。リバプールでペプシと契約している選手といえばやはりサラーだが、もしかするとペプシのCMなどでヴィルツとサラーが揃って登場することがあるかもしれない。

◆リバプールへの移籍が決定する前に、「ヴィルツが背番号10を望んでいる」というニュースがドイツから報じられた。ご存知の通りリバプールの10番は現在マクアリスターが着用しており、ヴィルツに10番を渡すかどうか、そもそも本当にそんな要求を彼がしているのか、などといった議論がファンの間でかわされていたが、この噂になんとヴィルツ本人がインスタグラムのストーリーズ機能にて「そのような事実はない」と反応。有らぬ噂に自ら終止符を打った。しかし、このようなゴシップはこの世界ではわりとよくある話であり、わざわざ本人が反応する必要はほとんどないといえる。それを踏まえるとこの反応は「事実上の加入宣言」のようなものであり、なかなかリバプール移籍が正式決定しないことにやきもきしていたファンの間で(彼の誠実な対応への感心など含め)大いに盛り上がることとなった。

◆これまで共にプレーした試合数のランキング上位5名は、ヨナタン・ター(190試合)、エドモンド・タプソバ(161試合)、ルーカス・フラデツキー(158試合)、ジェレミー・フリンポン(150試合)、ピエロ・インカピエ(125試合)となっている(データはリバプール移籍決定時点)。リバプールでもチームメイトとなるフリンポンがいつ1位に躍り出るのか注目だ。

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