マックス・マイヤーをララーナの後継者にいかがですか、という話

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コーク

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ライター名は大好きなコカ・コーラから。戦術・選手分析といった普通の記事から一風変わったものまで書きます。

つい先日、29歳の誕生日を迎えた走れるイケメン・テクニシャンこと(2秒で考えました)アダム・ララーナ。獲得当初は「高額の移籍金に見合っていない」批判され、クロップ就任直後は放出候補に名前が挙がるほどでしたが、今では欠かせぬ戦力となり、我が世の春を謳歌しています。

しかし、そんなララーナも気がつけば、いわゆる“アラサー”。彼のような希少価値の高い選手の後釜がなかなか見つからないのは承知ですが、そろそろ後継者を探していおかなければならない段階まで来てしまいました。そこで今回ご紹介したいのはドイツ代表でシャルケ所属のマックス・マイヤーです。

過去に書かせて頂いた、リバプールの中盤の構成についての考察記事で、ララーナのようなタイプのMFがいないのがリバプールの抱える問題の一つであると結論付けたのですが、ララーナの後継者以前にそもそも彼のようなプレーができる選手を確保することは今夏の課題といえます。下記リンクの記事と併せてこの記事をお読みいただければと思います。

【リバプールのフォーメーション考察vol.1】リバプールの中盤の構成を考える。

2017.02.12

プロフィールと経歴

生年月日:1995年9月18日
国籍/代表:ドイツ代表
ポジション:MF/FW
身長:173cm
推定市場価格:16,00 Mill €
契約終了年:2018年6月30日

2012年のU-17欧州選手権でドイツを準優勝に導き、自身は大会MVPと得点王に輝きます。UEFAの公式サイトでは、エムレ・ジャン(当時レヴァークーゼン)、ティモ・ヴェルナー(当時シュツットガルト)、マキシミリアン・アーノルド(ヴォルフスブルク)、ヨナタン・ター(当時ハンブルガーSV)の4人とともに、未来のドイツを背負って立つ5人として紹介されたこともあります。

翌2013年にはプロデビュー、ドイツ代表デビューは2014年、まだ18歳のときでした。2016年のリオ五輪では決勝で開催国ブラジルに敗れたものの、ドイツ代表の主将を務めあげました。野心溢れるシャルケの至宝は、以降毎年40試合前後に出場し、経験と実績をしっかりと積んでいます。
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プレースタイル

次に彼のプレー集をご覧ください

彼のプレーにおいて最も注目すべきは両足を遜色なく扱えるところです。ララーナの独特なステップやリズムは、彼が両利きであることが大きなアドバンテージとなっています。両足を使えることのメリットは、DFから見ればどちらの足でシュートやパスをしてくるか読みづらい点にあります。予期せぬボールが自分のところに来ても正確にトラップやシュートに持ち込める確率が上がるでしょう。ドリブルにおいても切り返しやターンがしやすく、スピードも落ちにくい。単純に考えて選択肢が倍になるのでデメリットが一つもありません。

4-5という感情のジェットコースターのような試合だった1415シーズンのノリッジ戦で決勝ゴールを挙げたのはララーナでしたが、そのゴールは浮いたボールを左足かつダイレクトで合わせたものでした。しかも守備者にボールが当たらないように、叩きつけるように打ってあえてバウンドさせています。あの緊迫した状況下で、正確に左足でシュートを打つのはそうそうできることではありません。フィリペ・コウチーニョやロベルト・フィルミーノでさえ、フィニッシュの際に左足ではなく右足で打とうとしてDFにブロックされるというシーンもめずらしくありません。
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前述の通りマイヤーも両足を遜色なく扱える選手であり、左足でボールを扱ってもクオリティが下がるということはありません。個人的にララーナのようなプレーをするには、両利きであることが必須だと考えていますが、マイヤーはこの条件を満たしています。

ララーナを語るうえで忘れてはならないのが豊富な運動量と守備への献身性ですが、マイヤーも前線から積極的にプレスをかけることを厭いません。スタミナはララーナ級とまではいきませんが、間違いなくリバプールのスタイルに適合する選手です。

そしてマイヤーは非常にユーティリティーな選手でもあります。ベストなポジションはトップ下ですが、リバプールであればインサイドハーフとウイングでプレーすることができます。シャルケでは2トップの一角としてもプレーしており、2トップのオプションとしても計算できます。

彼のプレーで最も特筆するべき点はドリブルです。高いアジリティとフットサルで培ったテクニックを持ち合わせ、狭いスペースでも身体を崩すことなくボールを運ぶことができます。直線的なスピードはララーナやコウチーニョ、フィルミーノを上回ります。コウチのようなアジリティとテクニック、そしてララーナのような両利きゆえのリズム、そして彼らを上回るドリブルスピードと、プレミアのテンポや激しさに適応できれば彼のドリブルは大きな武器になります。

内田篤人と大の仲良しというマイヤーは、ララーナに負けず劣らずのイケメン。彼の後継者ならばルックスも抜群でないといけません(?)。もっと言うと、「アダム・ララーナ」という名前もなんだか可愛くてスター性を感じさせますが、「マックス・マイヤー」も語感がよく、スター性を感じさせる名前だと思っています。
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獲得の可能性は?

マイヤーと所属クラブのシャルケとの契約は2018年の夏まで。契約延長をしない限り、シャルケにとって今夏が彼を高額で売り捌けるラストチャンスとなります。ユースから自身を育ててくれたクラブに移籍金を残さず去るというのはマイヤー自身にとっても心苦しいはず。なによりシャルケは育成年代から手塩をかけて育てたジョエル・マティプに、見返りなしでリバプールに移籍されるという失態を昨夏にしたばかり。同じ轍を踏むようなことはしないはずです。

インタビューでマイヤーは自身の未来を「すべて未定だよ。フィフティー・フィフティーだ。」と答え、両天秤に掛けている状態。シャルケ側が納得するだけの移籍金と、選手側を惹きつける要素があれば獲得は困難なものではありません。ちなみにシャルケは£2000万を提示されれば断れないだろう、というのがリバプール・エコー紙の推測。ユルゲン・クロップはマイヤーを非常に気に入っており、レヴィア・ダービー後、わずか18歳でゴールを決めたマイヤーを敵将であるクロップが公で称えて話題になったこともあります。そして彼自身もクロップのことをとても尊敬しており、リバプール移籍の可能性を聞かれた際に否定していません。
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マイヤーを巡っては、プレミアからはスパーズとエヴァートン、そしてスペイン方面ではバルセロナも熱視線を送っているとされています。しかし、クロップの存在はリバプールがマーケットで立ち回るときの最大のカードであり、マイヤーとの良好な関係を考えればスパーズやエヴァートンに競合で負けることは考えづらく、また、バルセロナが今夏マイヤーにオファーを出す可能性はゼロに等しいです。

また、彼の代理人はフィルミーノとロリス・カリウスと同じ。パイプも出来ており、リバプールがマイヤーの獲得に本腰を入れれば獲得できる可能性は極めて高いということです。

最後に

いかがったでしょうか?この記事を読んで少しでもマックス・マイヤーが欲しい!と思っていただけたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

Max Meyer:@LivEchoLFCより

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2 件のコメント

  • マイヤーはララーナの後継者にもなるし、もしコウチーニョが出ていったとしても十分に補える選手だとおもいます!
    私の中で今1番欲しい選手ですね!

    • コメントありがとうございます!

      リバプールはララーナがいないと中盤の構成がフィジカル特化になってしまい、機能しなくなる傾向にあるので、ララーナがいないときにクオリティを落とさず起用できるMFの獲得はこの夏絶対にすべきだと思っています。ただコウチーニョのインサイドハーフ化で幾らか緩和されるかもしれませんが…

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