【スカウトレポート #2】ユリアン・ブラントの経歴&プレースタイル

 

ユリアン・ブラント

国籍:ドイツ

所属クラブ:バイヤー04レヴァークーゼン

ポジション:ウイング

身長/体重:185cm/82kg

年齢:20

経歴

1996年5月2日 ドイツのブレーメンで生まれたユリアン・ブラント。2009年にFCオーバーンランドのユースに移籍。 2年後、若手ウィンガーはU-15ドイツ代表のデビュー以来、ヴォルフスブルクU-17の関心を集め、入団。ブランドはドイツのU-17ドイツ代表でも22試合に出場し、6ゴールを挙げました。

ブラントはすぐに他のブンデスリーガからの関心を集め、ヴォルフスブルクは2014年の冬の移籍期間中に彼をレヴァークーゼンに約35万ユーロで売却。即トップチームに昇格し、わずか17歳でブンデスリーガ12試合に出場しました。ここ2年間、ブラントはレヴァークーゼンでレギュラーを獲得し、今日までに、78試合で18ゴール、10アシストを記録。わずか20歳で、ブラントは6試合連続得点を成し遂げています。

U-19欧州選手権で成功した1年後、ブラントはユーロ2016のメンバーに選出されます。しかしフランスには渡りませんでした。ユーロでプレーする代わりに、彼はリオオリンピックでドイツ代表としてプレーし、銀メダルを獲得。そして今年の秋にはゴールデンボーイ賞に選出されました。

ストロングポイント

基本は左ウイングでプレー。ただレヴァークーゼンは流動的であるため、ポジションを変えながらプレーしています。したがって、彼の最大の強みは、オフェンシブなポジションであれば、どこでプレーしていようと彼の多彩性を発揮できる事です。左サイドでプレーする時はチームプレーを優先しますが、時にはカットインして、自らゴールを狙うことも。

彼はドリブルのスキルも非常に高い上、スピードも兼ね備えています。1対1には滅法強く、厳しい局面でも自分で打開してピンチをチャンスに変えられます。既にチャンピオンズリーグとブンデスリーガで2年間プレーしているので若くして経験も豊富。プレミアリーグにもすぐに適応できるでしょう。

1試合あたり平均0.31のアシスト率をもっています。低く見えると思いますが、これはマネとほぼ同じ数字。相手の脅威になる選手であることは間違いないです。

ウィークポイント

まずはフィジカル。空中戦には滅法弱いので、改善の余地あり。そしてプレースタイルそれ自身。かなり自信のある選手なので、簡単な決断が必要な時でも、自分のプレーに溺れてチームをピンチに陥れる傾向が少なくないです。

そしてディフェンス面。追わない選手です。守備においてはリヴァプールの選手でいえばスタリッジに似ている感じです。獲得に成功すれば、これらの面をクロップが修正を入れるでしょう。

まとめ

クロップの就任以降、マネ以外の全てのウイングを売ったことを考えると、他のいくつかのウイングとの契約を望んでいることが考えられます。ブラントはその1人。そしてウイングのトップターゲットとも言われています。
 
既に今冬の移籍市場でブランドの獲得に挑戦した様ですが、レヴァークーゼンはシーズンの途中で売る事は考えられず拒否されています。必ず来夏に獲得に再挑戦するでしょう。ドイツサッカー界の大半は、彼が経験の浅い青少年選手ではないと確信しています。ブラントはプロとしてわずか2年でチャンピオンズリーグの重要なプレーヤーとしての地位を確立しました。それがヨーロッパ全土のスカウトの目を引くことになり、価値の大幅な増加に結びついています。
 
現在推定価格1600万ユーロ。リバプールは今夏でいうマネやワイナルドゥムレベルの投資をする必要があると見られています。

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