アルネ・スロット解任:アルネ・スロットが本紙にお別れのオープンレター

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平野 圭子
LIVERPOOL SUPPORTERS CLUB JAPAN (chairman) My first game at Anfield was November 1989 against Arsenal and have been following the Reds through thick and thin

以下は、昨日(5/31)のリバプール・エコー紙の記事です。

■アルネ・スロット解任:アルネ・スロットが本紙にお別れのオープンレター

アルネ・スロットは、リバプールでの2年間でプレミアリーグ優勝を達成しました。そして、残り1年の契約となったこの夏に、ヘッドコーチ職を解任されることになりました。

以下は、スロットが本紙に宛てたファンへのお別れを綴ったオープンレターです。

●アルネ・スロットのエコー紙へのオープンレター

アンフィールドのトンネルの有名な標識の下を通るたびに複雑な感情が沸きます。

もちろん、このクラブの偉大な歴史に対する責任です。

そして、期待です。このクラブが134年の歴史の中で世界最大のビッグクラブに至ったレガシーへの尊重です。

決意。戦って、そして勝つこと。アンフィールドのファンに成功をもたらすこと。世界的に有名なアンフィールドのファンへ。

それらの感情が集まって、12カ月前にプレミアリーグ優勝を達成したことは、スペシャルという言葉を超えるものでした。優勝杯だけではなく、このクラブの多くの人々のハードワークと犠牲と決意の見返りです。

それは、あなた方が我々と一緒に堪能してくれたということが、更にスペシャルにしています。我々の歌を歌ってくれて、ゴールに盛大な声をくれました。そして、我々が優勝杯を掲揚した時に、あなた方が一緒にいてくれました。スタジアム周辺の道路を埋め尽くして、アンフィールドを期待で埋め尽くしました。

2020年の時にはその機会を奪われたあなた方のことを考えて、私はそれがあなた方にとってどれほど大きなものか、どれほどの意味を持っていたか、決して忘れられません。祝勝パレードの時にあなた方が、すごい数のあなた方を見た時に、また思いをはせました。

最後にウォーターストリートで起こったことは(※祝勝パレードに車が突っ込んだ事件)ショッキングでした。その事件で影響を受けた方々のことを思っています。そして、私はあなた方の情熱とスピリットをじかに見ることが出来て光栄でした。そのスピリットは、この市が困難に見舞われた時に発揮されました。そして、そのスピリットがこの事件の正当な結末を導くことを祈っています。

そして、我々が一緒にお祝いをした日からわずか数週間の時にディオゴを亡くしました。それは言葉では表現できない事でした。何より、私はチームメートであり友人でもあった素晴らしい人間であり、あなた方から熱烈に愛されていた人物のことを思います。

このクラブが直面した非常に困難な時に、リバプール・ファミリーが見せた愛情、団結、サポートは驚異的でした。今、ここを去る私にとって、あなた方がディオゴを追悼して彼の思い出のためにみんなで協力してやってくれたことを、永遠の記憶として留めます。

あなた方と一緒に共有したものは、フットボールを超えていました。アンフィールドのヨーロピアン・ナイトを超えていました。コップが歌う「You’ll Never Walk Alone」の歌声。

あなた方は、初日から私を受け入れてくれました。そしてずっと、助けてくれました。それは私にとって本当に嬉しかったことです。

もちろん、あなた方にありがとうと言うことが重要です。

そして、このクラブの紋章を着て誇りを感じていた選手たちへ。スタッフへ。トレーニンググラウンドのスタッフだけでなく、裏方のスタッフたち。アンフィールドの芝のメンテナンスをするスタッフから食堂のスタッフまですべてのスタッフ。

このクラブのオーナーを始めとするトップの方々。このクラブのレジェンドの方々。私にリバプールのやり方を教えてくださいました。

このような方々と共に働けたことは光栄でした。

リバプールの20回目の優勝杯は我々すべてが勝ち取ったものです。そしてこのクラブの歴史の重要なチャプターとして刻まれるでしょう。我々が誇りに思うべきことです。

このクラブは栄誉で判断されるべきです。

そして、私はこのクラブが本来ある位置についたところで去ることが出来ます。ヨーロッパのエリートという位置に。CL出場権を確保できたことは重要な責任を果たしたと思います。リバプールが来季以降も最高レベルの大会で戦えることを。

私は、これからの行方について自信を持って去ります。選手たちはこのクラブのために全力で働いています。忘れられない記憶を作るために。

同時に、新しい世代の到来となります。このクラブのシャツを着ることの責任を受けて立つべきという。

変化はフットボールにつきものです。そして、私はこのクラブは今後もずっと人々に誇りを抱き続けることを確信しています。

私が初めてアンフィールドのトンネルの下を通った時、私はこのクラブに求められるものが分かったと思いました。そして、このクラブはずっとそれを続けるということを思いながら去ります。

アルネ

*本記事はご本人のご承諾をいただきkeiko hiranoさんのブログ記事を転載しております。

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