あの歌姫デュア・リパがリバプールを好きかもしれないという話

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コーク

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ライター名は大好きなコカ・コーラから。戦術・選手分析といった普通の記事から一風変わったものまで書きます。
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はじめに

こんにちは、コークです!2020年も終わりますねー。それにしても2020/21シーズンのリバプールも鬼のように強い!フィルジル・ファン・ダイクを筆頭に離脱者だらけですが、まさか今年もクリスマスを首位で過ごすとは。まだまだプレミア連覇を諦めるわけにはいかないですね。

いきなり私個人の話になってしまい恐縮ですが、学生生活最後の大学4年生として過ごした今年は人生で最も様々な出来事があった年でした。まぁ、まだ20年と少ししか生きてない小童なんですけど。振り返れば辛く悲しいことの方が多い2020年ですが、嬉しかったことといえばやはりリバプールのプレミアリーグ制覇。待ちに待ったあの瞬間があったからこそ、今年を乗り切れたといっても過言ではありません。

さて、COVID-19の影響で大学に行けず、実行委員長を務めていた学園祭は中止となり、単位もほぼ取り終えていたので卒業論文ぐらいしかやることがなかった今年は基本だらけた生活を送っていました。そんなわけで(サッカーが全くない期間があったことも手伝って)本や漫画を読んだり、ドラマや映画を観たり、音楽を聴く機会が例年に比べて多かった印象です。

と打っていて思ったんですが、移動時間は基本音楽を聴いているし、友達といてもDJとして音楽を流してフロアを沸かせているので音楽を聴く時間はそんなに増えてないかも。ちなみに気に入った音楽をリピートする癖があるので友達には飽きられており、DJは多分向いてないです。

受難の年となった2020年ですが、そんな中でも音楽の観点から1年間を振り返ってくれるSpotifyのサービス「あなたの2020年まとめ」がやってきました。Apple Musicなんかでも同じようなサービスがあるので、ここら辺のサブスクにお世話になっている人にはお馴染みだと思います。私は2017年からSpotifyのプレミアム会員なんですがこれがけっこう面白く、年末恒例の楽しみとして定着しています。

2020年のトップアーティスト&トップソング

ということで、Spotifyが送る、私の「2020年」はこんな感じでした!!!!

画像出典:Spotify

そこ!興味がないとか言わない!こっから飛ばしていきますよー。まずはアーティストの方をちょろっと振り返ってみましょう。

ビートルズ

トップはビートルズでした。リバプールが生んだ永久不滅のスーパースター!卒論のテーマがビートルズ関連だったこともあって、例年以上に彼らの楽曲を聴いていたので納得の1位です。トップソングのベスト5に一曲もランクインしていないのは、むしろそれだけ数多くの曲を満遍なく聴いている証だと思います。実際にビートルズの場合は曲単位で聴くことよりもアルバム単位で聴くことが多いですしね。

一応最も聴いたビートルズ・ナンバーを紹介しておくと、『Come Together』を僅差で上回った『Day Tripper』でした。

デュア・リパ

2位はデュア・リパ。今回はこの人を紹介したくて筆を執った次第です。彼女については後で詳しく紹介しますが、Spotifyの「世界で最も再生された女性アーティスト」部門で4位に輝いています。トップ3はビリー・アイリッシュにテイラー・スウィフト、アリアナ・グランデ。錚々たるメンバーですね。私が今年最も聴いた『Don’t Start Now』は彼女の楽曲です。

最近だとラッパーのダベイビーとコラボした『Levitating(feat. DaBayb)』のミュージックビデオが公開されて話題に。

Suchmos 

3位はSuchmos!ボーカルのYONCEがリバプールのサポーターとして巷では有名で、私もここで彼らに関する記事を2度ほど書かせてもらっています。

SuchmosのYONCEとは何者か?そのリバプール愛に迫ってみる

2020.08.05

Suchmos「リバプール愛」溢れるW杯テーマソングを作る

2018.05.12

そのSuchmos、ビートルズに次ぐ2位予想でしたがデュア・リパに競り負けました。去年は1位で彼らの曲を373時間も聴いていたんですが…。

この順位に甘んじた最大の理由は「新曲がなかったこと」。これに尽きると思います。最後にリリースされたのは2019年3月に出たアルバム『THE ANYMAL』。新しい曲を聴くことがなかったので、Suchmosのプレイリストを開くことも少なかったのかなぁと。

ちなみに私が古今東西全ての曲の中で最も好きな『GAGA』ですが、なんと今年は4位!これは衝撃でした…。2018年はポルトガル・ザ・マンの『Feel It Still』、2019年はジョナス・ブラザーズの『Sucker』と、立て続けに1位を奪われ涙を飲んでいた『GAGA』。今年も『Don’t Start Now』の勢いが凄まじかったので、3年連続「今年の一曲!」枠に敗れるかなと思っていたら『桃源郷とタクシー』(Mega Shinnosuke)と『WANTED』(BIM)にも上を行かれてしまいました。

涙が止まらん!早く新譜を出してくれ!それよりなにより『藍情』はどうしたんだ!?そこに愛はあるんか!?すみません、取り乱しました。いや、2019年9月8日に横浜スタジアムで行われたライブで初披露した『藍情』って曲があるんですよ。でもこれ、今日に至るまで音源化されてないんですよね。何度か彼らがパーソナリティを務めているラジオで流れたけど、それっきりです。新曲のリリースはひとまず我慢するので、せめてこれだけでも…。『藍情』に愛情がないわけではないと思うけど、音源化して欲しいと思う今日この頃です。

カネコアヤノ

4位はカネコアヤノでした。彼女は2020年後半戦のMVPですね。というのも聴き始めたのが8月半ばからなので、並み居るアーティストをごぼう抜きしての4位です。おめでとうございます(?)。どの楽曲もハッとするような鋭さと美しさを兼ねたリリックで、加えてそのサウンドからはビートルズのスピリットを感じさせます。ちなみに『ロマンス宣言』が一番好きです。この圧倒的な疾走感!たまりません。

Mega Shinnosuke

5位のMega Shinnosukeは『桃源郷とタクシー』が個人的なメガヒット。去年のリリースから毎日のように聴いている超お気に入りの一曲です。他にも聴いている曲はありますが、ほぼ独力で彼を5位に押し上げています。カネコアヤノもMega Shinnosukeも、どっちも笑っちゃうぐらい売れに売れてほしい!今後の活躍を祈っています。

ここまで読んでくれた人、ありがとうございます。今のところ私が今年聴いたアーティストを振り返ってるだけでリバプール要素ないですからね。ちゃんとリバプールで話を着地させるのでもう少々お付き合いください。

デュア・リパって誰?

まずはデュア・リパについて軽く紹介しておきます。彼女はイギリス出身のシンガーソングライター。両親は共にアルバニア人で、名前の「Dua」は「愛」という意味があるそう。厳密にはちょっと違うらしいので、参考までに詳しいサイトを貼っておきます。リバプールだとジェルダン・シャキリがコソボにルーツを持っていますね。

サッカー選手ならいざ知らず、アーティストの紹介文を書くのは門外漢なので、Spotifyにあった彼女の紹介文を適度に端折りつつ載せておきます。

世界的なポップスターであるデュア・リパは、2020年にアルバム『Future Nostalgia』をリリースし、世界的に高い評価を得ました。これは2020年に最もレビューされたアルバムの1つであり、これまでに45億以上のストリームがあります。彼女はSpotifyで世界最大の女性アーティストであり、現在、月間約6000万人のリスナーを抱えています。アルバムのリード・シングル『Don’t Start Now』は、Spotifyだけで10億のストリームがあり、世界的にヒットしています。また、2019年の第61回グラミー賞において、最優秀新人賞と最優秀ダンス・レコーディング賞の2つを受賞しました。

いやー、世界的なアーティストともなると数字の桁が違いますね。実際にSpotifyが発表した2020年に最も再生された楽曲/アルバムにおいて、『Don’t Start Now』と『Future Nostalgia』は共に5位に輝いています。

比べるものではありませんが、デュア・リパと『Don’t Start Now』がそれぞれ月間6000万人のリスナー/現在12億超のストリームに対して、日本で最も再生されたアーティスト/楽曲共に首位を取ったOfficial髭男dismは月間200~300万人のリスナーで、『Pretender』は1億再生にギリ届かないぐらいですからね。スケールが違う…。

ちなみにヒゲダンだと『FIRE GROUND』が特に好きです。なんといっても歌詞が素晴らしい。週刊少年ジャンプで火ノ丸相撲を読んでいた身としては、原作を知らなければ絶対に書けないようなリリックに衝撃を受けて一発で惚れました。真っ赤な本能~♪

さて、そろそろリバプールの話をしないと怒られそうなので本題に入りましょう。デュア・リパ以外の好きなアーティスト/楽曲なんて本題とそんなに関係ないですからね。ちょっとだけ触れるつもりがキーボードを打つ手が止まりませんでした。すみません!

デュア・リパがリバプールのことを好きらしい

デュア・リパについて一本書こうと思ったきっかけはこのツイートです。

これは彼女の誕生日である8月22日に、リバプールの地元紙であるリバプール・エコー紙(の中でも、LFC関連専門アカウント)の公式ツイッター(@LivEchoLFC)が「誕生日おめでとう!」とデュア・リパ(@DUALIPA)宛にツイートしたものを、彼女が引用リツイートで感謝しているものです。「Good luck for the new season」ですからね。「新しいシーズンも頑張ってください」とリバプールに言ってるわけですよ、デュア・リパが!

じゃあなんでこんなやりとりがエコーとデュア・リパの間に起きたのかって話ですよね。エコーなんてリバプールのレジェンド扱いしちゃってますし。どっちもノリノリです。順を追って説明していきます。

リバプールとデュア・リパ

リバプールとデュア・リパがリンクしたきっかけは、レアル・マドリードと欧州王者の座を争った17-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝です。この試合に先立って行われたオープニング・セレモニーを務めたのがデュア・リパだったんですね。今でこそ世界を代表するトップ・アーティストですが、当時はまだ今ほどの地位にいたわけではありませんでした。そんな彼女にとってCL決勝のセレモニーは過去最大のショー。めちゃくちゃ緊張していたようで、終了後は逃げるようにその場を去ったと語っています。彼女のパフォーマンスはUEFAの公式サイトからどうぞ

そんな彼女ですが、セレモニー後にちょっとしたサプライズがありました。それが、キエフに駆けつけたリバプール・サポーターがデュア・リパと共に、彼女が披露した『One Kiss』を歌っている映像。エコーが使っていた動画はその時のものです。同胞が自分の歌を一緒に歌ってくれていることにデュア・リパはとても感激したそう。ちなみに、一緒に歌うどころか彼女がセレモニーを担当すると知ったファンが『One Kiss』の歌詞と共にビッグイヤーにキスするスティーブン・ジェラードのバナーを作ったりしてました。

画像出典:@AnythingLFC_

ただ、素晴らしいエピソードの裏で聞き捨てならないゴシップが…。それが、レアル・マドリードのマルコ・アセンシオとデュア・リパが決勝後の夜に一緒にいたというもの。この手のゴシップはよくありますが、もしそれが本当なら…。

画像出典:Pinterest

リバプールのサポーター的にはちょっと複雑ですよね。ただ、どうやらこれはガセだったようで、デュア・リパ本人がツイッターで「会ってすらいない」と噂を一蹴(現在そのツイートは削除されています)。そしてこのツイートには続きがあり、その内容は「もしそれが本当なら、リバプール・サポーターのマネージャーが私のことを一生許してくれない」というものです。

マネージャーのベン・モーソン

画像出典:billboard

そう、デュア・リパのマネージャーであるベン・モーソン氏は熱烈なリバプール・サポーターなんです。モーソンは、リバプールのドキュメンタリーで使用される『You’ll Never Walk Alone』のカバーを担当するラナ・デル・レイのマネージャーでもあります。2013年には彼の紹介でアンフィールドを訪れ、試合も観戦していますね。ラナ・デル・レイによるとモーソンの機嫌はリバプールの試合結果に左右されているようで、彼の深いリバプール愛が感じられます。

デュア・リパに話を戻すと、自分自身はフットボールに特別な情熱を注いではいないが父と弟はアーセナルをサポートしている、とCL決勝の前に明かしていましたが、キエフでの出来事とマネージャーのお陰で今はリバプールに強い思い入れがあるようです。最近、「父と弟がグーナーだから彼らは困るだろうけど、リバプールは私の中で特別な存在」と語っていますしね。

こういった経緯があって、エコーとあのやりとりがあったわけですね。ちなみに、デュア・リパほどのスターですから各方面から誕生日おめでとう!とツイッターでもメッセージが届いていましたが、引用で感謝の旨を返信していたのはエコーのあのツイートだけなんです。その一つ前は自身が「25歳になった!」というツイート。一つ後は翌日のもので、大活躍のベン・モーソンの誕生日おめでとうツイート。ていうか一日違いなんですね。

そういえばデュア・リパは、これまたリバプールのサポーターとして有名なジェームズ・ボンド…ならぬダニエル・クレイグが主演を務める映画『007』の主題歌を担当するのではないかと噂されていました。ダニエル・クレイグとデュア・リパのコラボレーションだなんてKOP大歓喜間違いなしだったんですが、結局ビリー・アイリッシュでしたね。でもあの主題歌も素晴らしい。ラストなんて鳥肌もんです。

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『Future Nostalgia』

彼女のアルバム『Future Nostalgia』にも触れておきます。ディスコ・ソングに多大な影響を受けているアルバムで、そのサウンドはタイトル通りノスタルジックでありながらモダンで刺激的なダンス・ミュージックばかり。

父親の影響で小さい頃からディスコ・サウンド(覚えている範囲だとビージーズやアース・ウィンド・アンド・ファイアー、KC&ザ・サンシャイン・バンドなど。あとアラベスクやソウルトレインのテーマ『The Sound of Philadelphia』なんかは無限に流れてました)を聴かされて育った私にとっては心にスッと入ってくる曲ばかり。なのでここら辺の時代の曲が好きな方はきっと気に入っていただけると思います。

また、このアルバムの楽曲には様々なリミックスが存在しているのですが、その内の一つである『Good In Bed』には星野源も日本人として唯一参加してます。あとアルバムとは関係ない個人的な願望なんですが、ローリング・ストーンズの名曲『Gimme Shelter』をミック・ジャガーとデュエットしてほしい…。

デュア・リパを聴こう

と、最後まで書きたいことを書いてきましたが結局なにが言いたいかというとリバプール・サポーターはデュア・リパを聴こう!ってことです。時代の寵児と呼べるほどの人気を博している彼女の心の中には、リバプールとの特別な思い出がある。いつしかリバプールと絡んだ楽曲が出たりイベントがあったりするかもしれません。今のうちに彼女の曲を聴いて応援していきましょう!

おわりに

それではリバプール公式に文句を付けて終わりたいと思います。エコーへのお返しツイートにリプライで「cc @LFC」を付けて下さったデュア・リパ。それに対してリバプール公式の反応はまさかのなし。いや正気かと。目を疑いましたよ。今をときめくデュア・リパだぞ?何日待っても反応なし。遊び心がないことで有名なリバプール公式ツイッターですが、あまりの薄情さに涙が止まりません。気がついてないのか?

『Don’t Start Now』は過去の失恋を乗り越え別人となった自分の前に、その元カレが現れたものの「今さら遅いからどっかに行ってよ」と歌っている曲です。リバプールもこの歌に出てくる元カレのようにデュア・リパに愛想を尽かされないか不安で不安で夜しか眠れません。

とりあえず、リバプール公式とデュア・リパのこういう絡みの続きを心待ちにしておきます。それではまた別な記事で!

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