リバプールのゴールを無効にした時のVARの会話の録音が公開される

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以下は、本日（10/4）のリバプール・エコー紙の記事です。

■リバプールのゴールを無効にした時のVARの会話の録音が公開される

昨日（10/3）、プロ試合オフィシャル協会(PGMOL)がリバプールのリクエストに応えて、トットナム戦のルイス・ディアスのゴールが無効にされた（オンサイドだったのにオフサイド判定が覆されなかった）判定ミスを犯した時の会話の録音が公開されました。

その会話は、以下でした。

●登場人物
アシスタント・レフリー1（ラインズマン）
アシスタント・レフリー2（ラインズマン）
レフリー：サイモン・フーパー
VAR：ビデオ・アシスタント・レフリー（ダレン・イングランド）
アシスタントVAR：ビデオ・アシスタント・レフリーのアシスタント（ダン・クック）
リプレイ・オペレータ：VARの担当オフィシャルが判定するためのリプレイを提供するテクニカルスタッフ
4thオフィシャル：（マイクル・オリバー）

●会話
アシスタント・レフリー1：「いいね。両方とも待っている」
レフリー：「そのままにしておこう」
アシスタント・レフリー1：「待ってます。試合中断」
VAR：「オフサイドの可能性、ディアス」
アシスタント・レフリー2：「そうした」
アシスタント・レフリー1：「オフサイドのポジションから戻った」
VAR：「オフサイドのチェック中。試合中断」
VAR：「キックした時点のを見せてください。キックした時のを」
レフリー：「大丈夫です」
リプレイ・オペレータ：「はい、キックした時点の録画です」
レフリー：「待ってます」
リプレイ・オペレータ：「もっとタイトなアングルの録画がありました」
VAR：「うん、これの後は2Dラインを見せてください。その後にフレーム2を見せてください」
リプレイ・オペレータ：「はい、フレーム2です」
VAR：「いいね。これパーフェクトだ。2Dラインが左のブーツにある」
リプレイ・オペレータ：「ちょっとアングル変えますね。このくらいでいいですか？」
VAR：「ロメロだね、これ」
リプレイ・オペレータ：「こっちのアングルの方が見やすいですか？」
VAR：「うん。」
リプレイ・オペレータ：「2Dラインが左のブーツにあるやつ？」
VAR：「うん。2Dラインが左のブーツにあるやつだ」
リプレイ・オペレータ：「OKです。はい、2Dラインが左のブーツにあるやつです」
VAR：「ストップ！チェック完了。チェック完了。いいね、パーフェクトだ」
アシスタント・レフリー1：「試合」
レフリー：「ありがとうございます！」
VAR：「よろしく！」
レフリー：「素晴らしいですね、いい過程だ（※素早くチェックが終わったのでお礼を言ってる感じ）」
リプレイ・オペレータ：「あ、ちょっと待って！待って！試合のレフリーの判定はオフサイドだったんじゃないですか？これでいいんですか？」
VAR：「うん。」
リプレイ・オペレータ：「え？本当にいいんですか？」
アシスタントVAR：「オフサイドだ、そうだ。間違いだよ、ダズ（※ダレン・イングランドの呼び名）」
VAR：「え？」
リプレイ・オペレータ：「あ、ちょっと待って！待って！試合のレフリーの判定はオフサイドでしたよ！で、これはオンサイドだったでしょ？録画を見たらオンサイドでしたよね」
アシスタントVAR：「彼（※ロメロ）が彼（※ディアス）をオンサイドにした」
VAR：「なんと！*****（※重大なミスに気付いて放送禁止用語の罵倒が出た）」
リプレイ・オペレータ：「試合中断、試合中断、オリ（PGMOLのハブ・オペレータ）が試合中断しろと言っています。試合中断！] VAR：「え？なんて言ったの？（※聞こえなかった様子）」
リプレイ・オペレータ：「オリが試合中断しろと言っています。判定はオンサイドなのだから] VAR：「でも、我々はもう何もできない（※試合再開した後はVARは介入できない規則があるため）」
リプレイ・オペレータ：「オリが試合中断しろと言っています。] VAR：「オリ（※マイクル・オリバーを呼んでいる）」
4thオフィシャル：「はい？」
リプレイ・オペレータ：「試合中断してください。試合を止めてください」
VAR：「試合再開したのだから、我々はもう何もできない。我々にはどうにもできない」
アシスタントVAR：「そうですね、試合再開したのだから。できない」
VAR：「我々はもう何もできない*****」