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サッカー関連に限らず、『リバプール 』 にまつわる映画は多数存在します。この記事では、その中でも 「まごうことなきリバプール映画」 の作品を、 LFCラボライターのイタツ、コーク、タクヤKOPが紹介しています。
※本記事は、リバプール雑談ラジオ「 #056 リバプール映画についての雑談(オススメ作品紹介あり) 」を書き起こして編集したものです。
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リバプール映画の話をしてほしい
タクヤ:今回はいただいている質問に答える回をやっていきたいと思います。一緒にお送りするのはイタツさんとコークくんです。よろしくお願いします。
イタツ&コーク:よろしくお願いします。
タクヤ:今回来ている質問ですが、「以前イタツさんがリバプール映画についてツイートしているのを見かけましたが、リバプール映画についての話をしてほしいです」という質問が来ています。イタツさん。
イタツ:かなり優しい、ありがたいコメントですね。もう、半ば無茶苦茶なこじつけもありますけど、出来るだけリバプールのアピールをしたいので始めました。では、色々話していきましょうか。
タクヤ:さっき、ちょっとツイートを見返してたんですけど、「まごうことなきリバプール映画」っていう決め台詞が印象的なツイートでした(笑)。
イタツ:もう少しでも接点があれば「まごうことなきリバプール映画」です。
タクヤ:ではそんなリバプール映画についての話をしていきましょうか。まずは、どれからいきますかね?
『You’ll Never Walk Alone』
イタツ:まずは、本当の本当にまごうことなきリバプール映画ですけど、『You’ll Never Walk Alone 』ですね。ドキュメントというか、歴史を辿る映画がありますね。
タクヤ:そうですね。
イタツ:横浜フットボール映画祭で上映されたので僕も観ました。元々はミュージカルの舞台用に書かれた曲だったというところで、その作曲された経緯みたいなのを振り返っています。最初はすごいお堅い話なんですけど、最後はフットボール・ファミリーみたいな話に広がっていって、当然リバプールFCの話とかも出てきて、非常に勉強になるというか、このチャントである意味みたいなものを感じさせられる映画でしたね。
タクヤ:これはAmazonでDVDも買えると思うんで、是非観てない人は買って観てほしいなって思う映画ですね。
『ウィル ~夢を叶える旅~』
タクヤ: 次は、「まごうことなきリバプール映画」でいくとやっぱアレですかね、『ウィル ~夢を叶える旅~』。
イタツ:これはね、「まごうことなきリバプール映画」ですよ。正真正銘リバプールFCがテーマになってる。しかも熱い。
コーク:観たことないです。
タクヤ:あー、じゃあ是非是非。
コーク:観なきゃダメですね。今タクヤさんのツイート見てるんですけど……。これ、(実際に本物が)出演してるんだっていう。
タクヤ:そうそう。ジェラードとか、ケニー・ダルグリッシュとか、キャラガーが出てるんで。しかも、ケニー結構いい味出してる。
イタツ:うん。
タクヤ:さっきの『You’ll Never Walk Alone』はリバプールのファンだったら面白いって思えるんだろうけど、こっちの『ウィル』の方は単純に映画として作られているので、普通にエンタメ作品的な意味合いとしても面白いです。序盤で「You’ll Never Walk Alone」も確かフルで流れるし、割とそこで本当に泣きそうになるっていう。
イタツ:サクッと観れますね、これは。
タクヤ:これはそんなにリバプールファンってわけではないウチの奥さんも観て面白いって言ってたんで、そういう人と見ても面白いと思います。
イタツ:ピュアなサポーター熱みたいな、サポーターの心、魂みたいなものが描かれている話ですね。
タクヤ:そうですね。あと結構リバプールFCに関する小ネタが出てきたりとかもするんで、ファンだったらクスッとなる部分もあったりします。これはね、是非コークも見てほしい。
コーク:観ます!
タクヤ:あとイスタンブール系だと『One Night in Istanbul』っていう映画もあるんですけど、これは日本語字幕ついてるやつが見つけられなくて、僕はまだ観ていないのでいつか観たいですね。
イタツ:そうですね、僕も気になってるけどチェックできてない。未開拓のリバプール映画がまだまだある。まだストックですね、楽しみです。
『イエスタデイ』
タクヤ:あと以前ツイートで出てたのが『イエスタデイ』とかですね。
イタツ:そうですね、これもリバプール度は高いですね。
タクヤ:リバプール(街)が出てくる。これは「もしビートルズがいなかったら」って感じの映画ですよね。
イタツ:いないことで偉大さを伝えるって結構新しい観点で面白かったですね。
タクヤ:そうですね、映画内でビートルズの楽曲が色々演奏されていますけど、改めていい曲だなあっていうのは、ああいうカバーを聴いていても思いました。
イタツ:コークこれは、ビートルズ好きとしては?
コーク:観ました観ました。良かったですね。ただ字幕だったので「サッカー」でしたね。
イタツ:(映画内で「リバプールには何があるの?」と聞かれた主人公が)「サラー」って言ってるんだけど、日本語字幕は「サッカー」ってなってるんだよね。
タクヤ:あれちょっと面白かったなあ。
イタツ:そんなツッコミすんのリバプールファンしかいねぇよって(笑)。
コーク:あの映画を観てちょっと思ったのは、ストーリーからはズレちゃうんですけど、こういうときに使われるのはポール・マッカートニーの曲が多いんだなあって。音楽の教科書とかでもそうですけど、ポールの曲の方がより親しみやすさがあるってことで使われてるのかなっていうのは思いましたね。
タクヤ:確かに。
コーク:僕どっちかっていうと、まあどっちも好きですけどあえてどっちかっていうとジョンの方が好きな曲多いので、もっとジョンを取り上げてくれると嬉しいは嬉しい。まあそれでもやっぱりポールの、そういう親しみやすさみたいなやつが改めてわかる映画ですね。
タクヤ:そうですね、同意です。
イタツ:じゃあ是非ビートルズ回もラジオか何かで。
コーク:チアゴは「Hey Jude」が好きって言ってましたね。
イタツ:あー、#AskThiagoでね。
『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』
タクヤ:あとリバプールの街が出てくる系でいくと一つオススメがあって。これもビートルズ関連ですけど、『ノーウェアボーイ』っていう映画です。これはいつくらいだったかな。10年前ぐらいだったかな。
コーク:「マン」じゃなくて「ボーイ」なんだ。
タクヤ:そう、ボーイ。もちろんそこに掛けてるとは思うんですけど、これはジョン・レノンがビートルズになる前の物語っていう感じ、ポールと出会った頃みたいな。ちょうどギターを始めるぐらいのところですね。当然ジョンがリバプールに住んでいて、その頃の時代なんで1950年代のリバプールの街並みっていうのが感じられる映画です。そういう視点で見ても結構面白い。これはそういう観点でももちろんオススメですし、純粋に映画としても良くて、ジョン・レノンの内面の元になっている部分っていうのが描かれてるんで、ビートルズ好きや音楽好きにも楽しめるかなっていう映画ですね。
コーク:僕はまだリバプール行ったことがないですけど、そういう風に街並みとかをしっかり見といたり勉強しといたりすると実際行った時に「あっ、ここ見たことあるとこだ!」って絶対なると思うので、見といた方がいいですよね、こういうのも。
『007』シリーズ とバットマン
イタツ:あとは、まあここからはもういかにこじつけるか、みたいなものが多いですけど。その中でも、一番リバプール度が高いのは『007』シリーズですかね。今直近でジェームズ・ボンドを演じているダニエル・クレイグが有名なリバプールサポーター。『007』のジェームズ・ボンドはめちゃくちゃ格好良いんですけど、「あー、この人リバプールファンなんだー」って思って観ると、変態チックな見方ですけどちょっと興奮しますね。で、最終作。リバプールファンであるダニエル・クレイグの最後の『007』は今年こそ公開されるんじゃないかというところで期待したいですね。残念ながらちょっと延期されちゃっているんですけど、タイムリーな話題ですね。
タクヤ:はい。
イタツ:あとはどれにしようかなー。もう一個タイムリーな話題としては、バットマンの新作が今撮られてるらしいんですけど、コロナの影響もあってなんと撮影の大部分がリバプールでおこなわれているらしくて。ロイヤルリバービルディングの上で、有名なバットマンが建物の上から下を眺めてるみたいなカットが撮られてるメイキングの写真とかちょっと前Twitterとかでも回ったと思うんですが、サッカー目線であの建物を知っている我々からすると胸熱ですよね。
タクヤ:確かに(笑)。
イタツ:「バットマンがいるよ!」みたいな。結構重たそうなテイストになってるのでちょっと明るい気持ちでは見れないかもしれないですけど、これも楽しみですね。
タクヤ:うんうん。
イタツ:えーと、次にいって大丈夫ですか?
タクヤ:どうぞ(笑)。
『シング・ストリート』
イタツ:あとはこれ普通にめっちゃ良い作品なんですけど『シング・ストリート』。なんて言うんですかね、モラトリアム抱えつつ、学校にも閉鎖的な雰囲気が漂っていて悶々としてる学生たちが、バンドで発散をするっていう。成長の物語でありつつ音楽の話なんですけど、めっちゃ面白いです。めっちゃ面白いんですけど、主人公の(友達の)部屋に飾ってある写真がケニー・ダルグリッシュっていう。
タクヤ:そうですね。
イタツ:「まごうことなきリバプール映画」です。ほんと一瞬しか映らないですけど。
タクヤ:これ僕も観ました。
コーク:それでいうと、なんの映画かは忘れちゃったんですけど、シュクルテルだかアッガーがゴールを決めたシーンが映ってる映画ありませんでした?
イタツ:えっとねー、『アイアンマン2』かなそれ(実際には『アイアンマン3』)。チェルシー戦だったかな。うん、「まごうことなきリバプール映画」ですね。アベンジャーズ・シリーズは全て。
『ぼくのプレミアライフ フィーバーピッチ』
タクヤ:僕、最後に一個。リバプール映画じゃないんですけど、まあ一応リバプール映画かな。『ぼくのプレミアライフ フィーバーピッチ』っていうやつなんですけど、これはアーセナルの熱狂的サポーターの話です。原作がイギリスの人気作家のニック・ホーンビィっていう人で、この人の本は他にも『ハイ・フィデリティ』とか『アバウト・ア・ボーイ』とか映画になっていて。僕はこの辺の映画もすごく好きなんですけど、『フィーバーピッチ』 はイングランドの熱狂的サポーターの日常を描いた話で、いわゆる「サッカーと私どっちが大事なのよ?」みたいな。そういう作品で、主演があの『英国王のスピーチ』とか『ブリジット・ジョーンズ』とかのコリン・ファース。多分僕らが観ると「あー、あるある」みたいな感じの話なので、すごい面白いと思います。
イタツ:気になりますね。
タクヤ:これは舞台でいうと88/89年とかのシーズンが描かれてたりするんで、この年がリバプールとアーセナルが最後まで優勝争いして、アーセナルが最後ギリギリで優勝をしたところに、リバプールはそういう形でちょっと登場するっていう。
イタツ:じゃあ「まごうことなきリバプール映画」ですね。
タクヤ:これ結構面白いんで、オススメです。
イタツ:ちょっとチェックしてみます。
タクヤ:ちなみにこれはパートナーがいればパートナーと観ることを僕はオススメしたいなと思っていて。なんでかっていうと、「ああ、こういう人種が(あなたの)他にも存在してるのか」っていうことをインプットされられるので、なんかあった時に…。
イタツ:なるほど。
タクヤ:「普通のことなんだよー」みたいな、「サッカーはこういうもんだよー」っていう(笑)。
コーク:それの野球版もありませんか?
タクヤ:そうそう、野球で多分リメイクされてる。
コーク:そっち、大学の英語の授業で見させられました。感想を書くときにWikipediaで調べたら、元ネタがプレミアリーグで、アーセナルがリバプールに最後勝ったやつが元ネタって書いてあって、「あっ、そうなんだ」ってなった記憶が。その話聞いて今思い出しました。それなんですね。
タクヤ:そう、まさにそれです。これ面白いんで、オススメです。
イタツ:ちょっとチェックしたいなー。そんなところでしょうかね?
タクヤ:そうですね。
イタツ:あとは『ファンタスティック・ビースト』がチラっとリバプールで撮影されてたとか、リバプールが優勝したときにマッツ・ミケルセンが突然祝福し始めたとか、そういう話がリバプール映画のハッシュタグには詰まっているので、皆さんも是非何か見つけたら、つぶやいてみていただけるとちょっと楽しくなります。
タクヤ:そうですね。この「#リバプール映画」ハッシュタグじゃあ今後も使っていきましょう。
イタツ:ちょっと最近全然書けてないので、何か見つけたらまたつぶやきます。
※本記事は、リバプール雑談ラジオ「 #056 リバプール映画についての雑談(オススメ作品紹介あり) 」を書き起こして編集したものです。
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