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Hi, I’m fine more get high!
新生活も一か月が過ぎましたね。どこを探しても乗り換え先のホームが見つからない、なんてことはなく、今はもう乗り換えには無心なんじゃないでしょうか?秀逸なトーテムポールでも置いてあれば最初から迷うこともなかったんですけどね。
さて、スティーブン・ジェラードが世界一だ!と大絶賛するモハメド・サラーの勢いが止まりません。あまりの凄まじさに、僕の笑いも止まらないです。なにが凄いって、速いのは足だけじゃなかった。ゴールを積み重ねるペースも、まだ誰も知らないスピードでした。どんなスピードで心臓の脈を打っているんでしょうか?
とまぁSuchmosの曲の歌詞を文章に詰め込み過ぎて意味がよくわからなくなってしまった前置きはこのくらいにしておき、今回はこの場をお借りしてそのSuchmosという日本のバンドの話をしたいと思います。
このSuchmosというバンドに、リバプールとどんな関係があるのかというと、Suchmosのボーカル・YONCEこと河西洋介さんは自他共に認めるリバプール・サポーターなんですね。
しかし、「いやいや、売名でしょ?」と疑う方もいらっしゃるかもしれないので、彼のKOPエピソードを少しだけご紹介したいと思います。
ライブでリバプールのユニフォームを着ちゃう
その人がリバプールを好きなのかどうか、一瞬でわかりますね。好きじゃなけりゃライブで特定のクラブのユニフォームなんて着ません。ごく稀に他のチームのユニフォームを着ることもありますが笑
https://www.instagram.com/p/Banxg_EBh2J/
『TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE』の仙台公演における控室での一幕。チラッと映るYONCEくんが着ているユニフォームは、チャンピオンズリーグ仕様のサードキット。ネームはフェルナンド・トーレスのようです。ちなみに筆者も同じトーレスのユニフォームを持っているので嬉しかったですね。
もちろんライブ以外でも様々な媒体に、リバプール関連のファッションで登場しています。曰く「サッカーシャツはファッションというより完全な趣味」。
インタビューでリバプールを出してくる
サッカーとはなんの関係のないインタビュー。ここでYONCEくんは、自身の尊敬するMAROON5という世界的なバンドを、リバプールに例えました。出せそうなところがあれば積極的に出していくその姿勢、尊敬。僕も行けそうなところがあればSuchmosの曲の歌詞を記事に引用しますもの。
歌詞に「YNWA」
Suchmosの「Life Easy」という曲。歌い出しがリバプールの試合前にサポーターが大合唱する曲のタイトル「You’ll Never Walk Alone」から始まるんです。これでKOPじゃないって方が無理ありません?新曲にもYNWAを入れているんですが、それはあとで詳しく…。
You’ll never walk alone fuckin’ brother
いつでもBestなTakeをChoice
流れる景色を吸って Joy どこへでもゆける
Coast to coast.
Take a life easy.
こんな感じで軽くご紹介させて頂きました。他にもラジオでリバプールについてひとしきり話した後、「リバプールの話はね、ちょっとしきれないので。なにかにつけて今後ちょっと話していきたいと思います。」と言ったり、個人でやっていたSNSでリバプールの投稿を頻繁にしたり(残念ながらアカウントが削除されてしまっているので、最後のところに一部の投稿を貼らせていただきます)など、彼のリバプール愛に関するエピソードは枚挙に遑がありません。さて、そんなSuchmosがやってくれました!それは…
NHKサッカーのテーマソング
です!歴代の担当アーティストはポルノグラフィティから始まり、ORANGE RANGE、Superfly、RADWIMPS、サカナクション、椎名林檎、ONE OK ROCKなどなど、錚々たる方々。そして今年は4年に1度のワールドカップイヤー。否が応でも期待が膨らんでしまいます。
そして5月10日に、2018年NHKサッカーテーマソングに使用されるSuchmosの新曲、「VOLT‐AGE」(ボルテージ)がNHKの公式サイトで発表されました!
まだ1分間のショートバージョンのみですが、それでも伝わってくるかっこよさ、たまらないです。まだ聴いていない人は今すぐ楽曲をチェック!
やはり、というか、まぁわかっていましたがぶっこんで来ましたね「You’ll never walk alone 」。
On the pith 聞こえるだろう
You’ll never walk alone
Across the space 星の数のように
流石と言わざるをえない、最高のグルーヴ。全力でハートをビートさせに来ているこの感じ、徹底したサチモニズムの追及が垣間見えます。だから私は、サチモニスト。
追記:「VOLT-AGE」のPVがNHK公式サイトにUPされました!まだの方はすぐにPVをチェック!
さて、YNWAが来る前の歌詞になにか気づいた点はないでしょうか?
月さびの世界
ひとりで歩く人たちのオペラ
YNWAの起源は、ハンガリー出身の作家モルナール・フェレンツの「リリオム」を原作とした、ミュージカル「回転木馬」の劇中歌。リチャード・ロジャースとオスカー・ハーマスタイン2世によって作られた楽曲こそ「You’ll Never Walk Alone」なのです。
そして、1960年代に活躍したリバプール出身のロックバンド、ジェリー&ペースメイカーズが「You’ll Never Walk Alone」をカバーしたことによって、YNWAとリバプールFCが交わることになります。同じくリバプール出身のビートルズと同時期に争いながらも、彼らのYNWAは4週連続でヒットチャート1位を記録します。(余談ですが、彼らがYNWAを発表したのは1963年10月。その頃、ビートルズは8月に「She Loves You」のシングルを、11月には3rdアルバムの「With the Beatles」を発表いています。)
当時、リバプールのホームスタジアムであるアンフィールドでは、週のヒットチャートをスタジアムで流していました。YNWAも当然流れたわけですが、ヒットチャートから姿を消してもKOPたちはこの曲を歌い続け、YNWAはリバプールFCのアンセムとなりました。
と、YNWAの起源と、リバプールFCのアンセムになった経緯の話をしましたが、ようはこの曲の元はミュージカルなんですね。ミュージカルとオペラは厳密には違いますが、接点は多く、そもそもミュージカルの原型はオペラです。
そして、「You’ll Never Walk Alone」は、日本語では「君はひとりじゃない」と訳されることが多いです。このことから『ひとりで歩く人たちのオペラ』という歌詞は、YNWAのことを指していると筆者は考えます。「ひとりで歩いていても、ひとりじゃないよ。」というメッセージではないか?と。
と、ここまではワンフレーズではあるものの歌詞を考察しましたが、次はPVに映るワンシーンをご覧ください。3分23秒ごろにYONCEくんの後ろで映るサポーターたち。
いや、これリバプール・サポーターですよね?そうですよね?筆者が色眼鏡で見ちゃってる可能性は否定しませんが、でもKOPですよね?YONCEくんが「サポの写真使うならKOPで!」とか言ってこうなったってことにしません?ま、そういうわけなんで、こっちで勝手に「SuchmosのPVにKOPが出ている」ということにさせていただきます。
どうでしょう?そろそろSuchmosが好きになってきたという方がいると嬉しいです。しかし、まだSuchmosをよく知らない人もこの記事を読んでいる中にいるかもしれない。それは非常に筆者の心が苦しいので、僭越ながら2ページ目で筆者が独断で選ぶSuchmosの曲BEST3をご紹介したいと思います。
もしちょっとでも興味があれば是非とも進んでいただき、よりSuchmosを知っていただければと思います!
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