ジェイムズ・ミルナーのプレースタイル/プロフィール解説│リバプール選手名鑑

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基本プロフィール

  • 選手名:ジェイムズ・ミルナー
  • 生年月日:1986年1月4日
  • 国籍:イングランド
  • 身長:175cm
  • ポジション:LSB (MF)
  • 背番号:7
  • チームキャリア:リーズ・ユナイテッド→ニューカスッル・ユナイテッド→アストン・ヴィラ→マンチェスター・シティ→リバプール
  • 市場価格:15,00 Mill.€

プレースタイル

ストロングポイント

戦術理解度が高く、ドリブルやクロスの能力も持ち合わせたプレーヤー。フィジカル面も強く運動量豊富でバランスの良い能力を兼ね備えた典型的なイングランド人の選手と言える。確かな戦術眼と豊富な経験でサイドバックにも難なく適応し、本来主に中盤の選手であるが、いわゆる「便利屋」として起用されることも多い。

近年流行傾向にある、サイドバックにボランチタイプの選手を使う利点を体言した選手であり、実際に試合中も左サイドから、ボランチとしての能力を活かした鋭い楔のパスや的確なポジショニングからリバプールの攻撃を支える。ポジショニングや駆け引きの上手さから、ディフェンスでの貢献も高く、ラヒーム・スターリングをはじめとするアタッカー選手の攻撃を抑え、本職でないポジションで守備の穴になるどころか、安定した守備を披露する。ピンチの際も冷静で、判断力を失わないず、リバプールディフェンス陣に落ち着きをもたらす選手で、経験の詰まったクレバーなプレーは時にため息すら誘う。また、PKを得意としており、監督・チームメイト共に絶大な信頼を寄せる。

クロップ体制でサイドバックを任されるようになった際も「彼(クロップ)がチームにとっての最善を考えたなら僕はそれをするだけさ」と語り、その忠誠心・サッカーに対する紳士な姿勢・献身性も魅力的な選手である。

ウィークポイント

左サイドの選手であるが楔のパスを右足でだす傾向があり、角度やタイミングを考えると好ましくないプレーが多く、しばしばパスミスも見受けられる。また堅実なプレーの反面、アイデアは少なく、プレーが単調になりやすい。小回りの利く選手ではないので、狭い局面を打開する能力は低く、サイドでボールを受けて相手に囲まれると攻撃が手詰まりになることが多い。

確かにプレミア有数のサイドバックとなり便利屋としての才能を見せつけているが、なんといっても本職ではないためやはり安定感のある本職サイドバックは欲しいところ。

エピソード・小ネタ

・自身が得点すればチームが負けない「不敗神話男」である。この記録のプレミアリーグ記録保持者であり14年間記録を更新し続けている。(16-17シーズン現在)

・ユルゲン・クロップは、ミルナーのことを彼がこれまでに指導してきた選手の中でTOP5に入る選手だと語っており、高い信頼を示す。一部の批評家からは、プレーが単調だと批判されることもあるが、このことに対してクロップは「単調なのはリーズ時代から変わらない彼の髪型のことかい?」とユーモラスなコメントを残している。

・本人はサイドバックでのプレーは、あまり望んでおらず、ミッドフィルダーとしてのプレーを強く好む。前所属チームであるマンチェスターCでも便利屋として起用された機会も多く、「自分に合ったポジションは他にある」とミッドフィルダーでのプレーを求めてフリートランスファーでリバプールへ渡ってきた。が、しかしそつなくサイドバックもこなしてくれている。いい男である。

・小学校時代はクリケットの選手として有望視されていて、そのほかにも短距離走や長距離走で地区記録を出すなど幅広いスポーツ分野で活躍してきた。

・U-21代表での46キャップはイングランド史上最多出場記録である。

・チームメイトのエムレジャンは「彼ほどPKが上手いプレーヤーは見たことがない。練習でも全て成功させるんだよ。」と語る。

・非公式Twitterアカウント「つまらないミルナー」のフォロワーが57万人を突破。ミルナーを装いつまらないコメントをひたすら呟き続ける。(ミルナー本人もこのパロディアカウントのことについて口にしたことがある。)

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2 件のコメント

  • 個人的に彼の好きなエピソードで、リーズ、マンシティ、そしてリバプールとことごとくユナイテッドのライバルクラブに移籍するゆえ、めちゃくちゃユナイテッドのファンに嫌われてるってやつなんですがこれどうでしょう!

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